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日  程
 
   1日目 シカゴ経由ルイヴィルへ
シカゴに到着
ルイヴィル
DAYS INNへ
   2日目 モーテルのモーニング
RVトレードショー1
ケンタッキーのフライドチキン
   3日目 RVトレードショー2
   4日目
 
 
 再びやってきました、エキスポ・センター。
 今日は雲ひとつない晴天。こういう日に屋内をひたすら歩き回るだけとは、ちょっともったいないお日和だ。
 昨日見学した中でわたしがもっとも気に入ったのは、Travel Supreme社というメーカーのキャンピングカー。しかし、45フィート以上のものしか作ってないので、日本には持って来れない。買えないのを承知で今日も足を運ぶ。
 だって気に入っちゃったんだもーん!
 見て、このゴージャスな雰囲気。
 普通のキャンピングカーとぜんぜん違うでしょ。なんたってこの天井と床。
 床なんて大理石ばりなのよ。(本物かどうかは不明)

 こちら別の車種。やはり天井にご注目あれ。
 
 ↓巨大な冷蔵庫には子豚1匹ぐらい簡単に入りそう。いや、子ウシの丸焼きもOKかも。
 
 素敵な寝室。(うっとり)
 
 見て見て、クローゼットもこんなに大きいのよ〜。
 
 扉を開けると、なぜかイタリア製の洗濯乾燥機が入っていた。寝室で洗濯しろと言うのかしら。しっかり配管までしてある。
 考えてみれば、乾燥した衣類をそのまま取りだしてこの場で着られるので、合理的かも?
 助手席のすぐ後ろに冷蔵庫というのが新しい、前方部分。走っている時もすぐに冷たいビール・・・いやいやジュースが取り出せてグ〜♪
 「あなた〜すんごい気に入っちゃった。これ買ってぇ!」
 「えー、無理だよ・・・」
 「やだやだ、これがいい! これ買ってってば〜」
 ・・・という会話があったとか、なかったとか。

 さらにシックで良かったのが、この「Select Limited」という車種。
 さらに手の込んだ天井にツルツルの床。ソファも長い長い。まるで走るサロンだわ。
 暗めなのはシェードを下ろしているから。そのため照明が生えて、素敵なムードが醸し出されている。
 運転席でハンドルを握る夫。いっそ、エンジン掛けて日本まで疾走してしまえ。
 シャワールームと洗面台。
 ベッドルームも超ゴージャスで広くて、もう語る言葉もありません。
 しかし、ここまで見てきて、ふと気がついた。
 ダブルベッドしかないけど、子どもたちはどこで寝るんだろう?
 答えは・・・はい、子どもは寝ません! そもそも子連れのキャンパーはこういう車を選ばないのだ。
 モーターホームの旅というと、アメリカでは熟年夫婦や仕事をリタイヤした老夫婦がするものという考えがある。
 だから、こういう大型クラスAには夫婦二人分のベッドしかない。
 彼らの中には家を売りはらってモーターホームを購入し、全米をゆっくり旅してまわる夫婦もあるという。気に入ったところで一ヶ月くらい滞在して、また次に移動する。
 そして、最後には暖かいフロリダに永住するというパターンが多いそうだ。フロリダではそうして売り払われたモーターホームがたくさん販売されているとか。
 老後はアメリカ全国を旅して、最後はフロリダ(特にマイアミ?)で余生を送る。これが、アメリカ人が理想とするリタイア後の過ごし方のひとつだそうだ。
 いいなあ、マイアミ。でも、ハリケーンで家がすっとんだり洪水で流されたりしたら嫌なので、わたしはロスに住みたいな。ロスも地震が怖いけど。

 大きすぎてカメラに収まりきれない「Alante」。
 ちょっと凄いのは、テレビの下に暖炉があること。暖炉といっても本当の火を使用しているわけではない。吹き出し口から温風が出てくるファンヒーターなのだが、見ているだけで焚き火に当たっているような錯覚を覚えた。
 「ねーねー、これ買ってぇ〜!」
 「えっ、どれ? 暖炉ストーブ?」
 「違うよ、このクラスA!」
 「だから、無理だって(怒)」
 こんな会話が無為に繰り返されたとか、されなかったとか。
 Travel Supreme社のクラスAは、とにかくボディのデザインもカッコイイ。緩やかな曲線を描いたフォルム、丸いヘッドライト。(↓はAvalon)
 とにかく外観から内装まですべてにおいて惚れこんでしまった。できることならSupreme社に掛けあって日本仕様を作ってもらい、自分で輸入したいくらいだ。
 誰か、安く輸入してください。(爆)

 午後3時頃になって、再度しつこく訪れた。だってもう一度見たかったし、大森さんにも見てもらいたかったんだもの。
 最終日の夕刻近くだったので、ブースはもう片づけ作業に入っていた。スライドアウトが引っこめられかけ、途中で止まっている。
 スライドイン途中の車内。これでも十分広いんだけど。
 
 Travel Supremeの人が現れて、またスライドアウトを出してくれた。
 
 ↓隠れていた暖炉ストーブがずんずんず〜んと出てくる。
 
 やっぱ、これ欲しいなあ。
 再度書くが、これは本当の炎ではない。くイミテーションなのだが、ディズニーランドの「カリブの海賊」のような布きれの炎でもない。本当によくできている。
 ステップも大理石仕様で素敵なのだ。アメリカ人は当然靴のまま上がるけど、日本に持ってきたら絶対絶対、土足禁止だからね!
 ドアを閉めると、助手席の足元の蓋?が自動的に出てくる仕組みになっている。
 やっぱコレ欲しいわあ。
 「アナタ、買ってー!」
 「無理だって」
 「大森さん、これ輸入してー!」
 「え、こ、これ・・・。うーん」
 考え込む大森さん。
 車幅がワイドで、長さは40フィート。おまけにディーゼルプッシャーときてる。どう考えても無理だよね。
 素敵な天井は、もちろん他のRVメーカーでもある。
 これはモナコ社の「Dynasty 45 Yorkshire」。
 トイレはなんと2箇所もある。キッチンの向こうに1つと、寝室のさらに奥に1つだ。
 しかし、これだけソファがあって何人も座れるのに、就寝人数が3人とは。まるでパーティをするためのもののようだ。
 クラスAばかり紹介していては片手落ちなので、クラスCも載せておこう。これはJayco社の「SENECA 35ft」。
 スライドアウトした車内はたいへん広い。しかし、少し庶民的な雰囲気と書いたら叱られちゃうかな。

 同じくJaycoの「grey hark」。このシリーズは25フィートから31フィートまである。
 ↓ベッドルームは別のシリーズのもの。
 ウィネベーゴ社のブース。
 これ、本物の氷で作られたディスプレイなのだ。
 ウィネベーゴのRVをかたどったケーキ。顧客へのサービスとして振る舞われる模様。
 「Vectra 40」。
 いいんじゃないの〜。Travel Supremeに比べたら質素だけど。
 これで30フィート以下を作ってくれればねえ。
 シャワールームとソファ1個分は削っていいから、28フィートくらいで作ってくれないかしら。

 クラスAの「Tour 40」。
 「Vectra」より上車種らしく、なかなか重厚な作りだ。
 Coachmenにやってきた。
 C.C.Cの三輪さんもお乗りの「Mirada」の前で記念撮影するリトルハウス組。
 それなりにシックでゴージャスにまとめているようだ。しかし、ダイニングの小さいこと。やっぱり夫婦二人を対象に作られていることが歴然だ。
 4人座れてベッドになるダイネットの方が我が家には向いている。
 昨日もご紹介した、赤紫キャンピングカーである。メーカーはよくわからないが「DAMON」という会社らしい。
 デーモンって、悪魔!? と、早合点してしまったが、スペル違い。Damonは男性の名前で、悪魔のデーモンはDemonだ。
 いや、だからというわけではないが、昨日は色に圧倒されて中に入らなかたわたしたち。今日は臆することなくズンズン入っていった。
 中では商談中だった。
 「Excuse me」と断って、どんどん奥へ。
 うーん、まあ、塗装の奇抜な色に比べたら普通だわね。
 なーんて、これが地味に見えてしまうから慣れって恐ろしいね。
 ちなみにこれ40フィートで、4箇所もスライドアウトしちゃうのだ。
 もう一度言うが、こんなの誰が買うんだろう。
 お昼を食べることになった。
 今日はタコスが食べたいわ〜と思い、この店へ。
 ナッチョチーズを注文した。お願いして、チーズを大盛りにしてもらった。てんぺんにはサワークリームが載っている。
 ピクルスみたいなのは凄まじく辛い唐辛子系の野菜だった。これを全部はねのけてタコスを食べる。
 
 食べる場所は、今日もスタジアムの観客席。広いせいか寒いのよね、ここ。

 RVブースを回っていたら喉が渇いたので、屋台のレモネードを購入した。その場で搾ってくれるのだが、もの凄く甘い。いったい何杯、砂糖を入れたんだろう。とにかくアメリカ人は甘い物好きなのだ。
 Country Coach社のブース。
 「coach」はスポーツのコーチの他、飛行機で使えばエコノミー席のことになるし、乗合バスや大型四輪馬車、駅馬車、2ドアセダンといった意味もある。
 英語の先生の中にはキャンピングカーのことを「coach」と呼ぶ人もいた。
 思わず「パパの書斎」と呼びたくなる風情の車内。
 派手なところはないが、落ち着いた素敵な内装である。
 見るなり「なんでこんなに顔が長いの!」と思わず叫んだ、ロングノーズ・トラックベースのキャンピングカー。
 思わず映画の「コンボイ」か「激突!」に登場するトラックを連想してしまった。こんなのもあるのねえ。わたしが愛するエレガントなTravel Supremeとはえらい違い。でも、これが好きっ♪って言う人もきっといるんだろうな。
 それにしても、この長い鼻面の中にはどんなエンジンが搭載されているのだろう。
 コンボイ君のどてっ腹からは、意外に可愛いグリル器具が出てくる仕掛けだ。
 しかし、キャンプしてるときに隣りにこんなごっついキャンピングカーが来たら、ビビるだろうなあ。ど、どんな人が降りてくるんだろう・・・ってドキドキしそう。
 可愛らしいおうち。かと思いきや、これ実はトレーラーハウスなのである。カーテンをぴらっとめくると、ちゃんとタイヤがある。
 「へええ〜」と、思わず声が漏れた。
 内部もラブリーな雰囲気だ。
 その下の画像もトレーラーハウスのひとつ。まるでカフェか、南部の庶民的なお家といった趣。
 これはキャンピングトレーラーというより、移動もできるお家と表現した方がいいだろう。
 こうしたアメリカの多種多様なRV市場には実に感心させられる。
 ごっついコンボイ君あり、オシャレなハウストレーラーあり。
 人々はよりどりみどりな種類・車種の中から、趣味や予算に応じて無理のない選択をすることができる。
 この旅行記ではTravel Supremeを初めとする高価なRVばかりを紹介してきたが、もちろん安価なものの展示もたくさんあった。富裕層でなくても気楽にモーターホームでの旅を楽しむことができるのだ。
 それに比べて、日本で自分の身の丈にあったキャンピングカー(あるいはトレーラー)を選ぶのは、困難なことが多い。
 まずネックなのは道路が狭いこと。道路交通法の改正によって2m50cmを超える車両は輸入できなくなったため、アメリカのキャンピングカーはほとんど日本に入らない。そのせいで選択の幅は非常に限られている。
 日本のビルダーは多いが生産されるのはジャパニーズなサイズで、スライドアウトはしない。 
 さらに駐車場は高いわ狭いわ。東京に住んでいたら、借りられる駐車場すらないこともある。
 おまけに高速道路代やガソリンも高い、休暇は少ないとくりゃ、日本のキャンピングカー市場がアメリカほどの賑わいを見せないのも当然至極。もちろん人口の違いが大きな原因でもあるけれど。
 さて、日本のキャンピングカーの分野は、今後どうなっていくのだろう。アメリカのような多種多様ぶりは望めず、このまま細々と続いていくのだろうか。そうだとしたら、残念なことである。
 昨日よりは明るい時間帯に、ルイヴィルの住宅街を走る。
 もの凄い大豪邸はないが、洒落たセンスの良い家が建ち並んでいる。
 なんかいいなあ。東西南北すべての方角を隣近所にぎっちり囲まれた窮屈な家に住む者にとっては、適度な間隔を保ったアメリカの住宅がたいそう羨ましく見える。
 どこからどこまでが庭なのかわからないが、境界線の曖昧なグリーン地帯もおおらかな感じだ。

 おとといの夜、つまり到着した夜に夕食をとったファミレスっぽいレストラン。
 料理はこんな感じ。アメリカ料理らしい大ざっぱな盛りつけで、量だけは多かった。

 夕食の前にスーパーでお買い物。
 実は先週の東条湖キャンプで風邪をひいてしまったわたしはそれをこじらせ、ひどい気管支炎にかかっていた。
 とにかく胸が苦しくて眠れない。日本から持参してきた咳止めのホフバン、炎症止めのトランサミンなどの処方箋薬は切れかかっていた。
 アメリカの薬は日本のものより強力だと聞いたことがあるので、咳止めを買うつもりで薬コーナーへ。
 ものすごく数が多くて、右から左まで全部風邪薬だ。ひとつひとつ手にとって適応症状を読むのに時間がかかる。
 ようやく咳(cough)によさそうなシロップを発見。「効果が長く続き、一晩中咳を止めます」なんて書いてある薬を二つ選んで買い求めた。
 日本では、「これはよく効きます」と言われて買った咳止めシロップが効いた試しなんて一度もなかったが、今はこれに期待をかけるより他はない。
 そのうちの1本がこれ。ラベルの下の方に「All Night Cough Relief」と書いてある。
 もう1本はこれよりもっと薬っぽい雰囲気のガラス瓶で、箱入り。それを飲み切るか切らないかといったところで帰国となり、翌日すぐに耳鼻咽喉科に駆けこんだので、もう一つのこれは封を開けることなく余ってしまったというわけ。
 で、もう1本の方は効いたか? という肝心の結果については後に書くことにする。

 「OUTBACK STEAK HOUSE」に3人でやってきた。
 ここは英語の先生、カイルがイチオシするステーキハウスだ。ここのブルーミング・オニオンが大好物のカイルに、アメリカに行くならぜひ行ってみてと勧められていたのである。
 わたしたち3人はカウンター席に着き、メニューを覗きこんであれこれ注文した。わたしはバドワイザーを、大森さんと夫は「Foster's」というビールを。
 そして、食べ物。わたしはメインディッシュの他に、カイルに勧められていたブルーミング・オニオンを頼んだ。これだけは、なにを置いても食べておかなければならなかった。
 ブルーミング・オニオンと聞いて意味がわからない人に、ちょっとだけヒントを。「ブルーミング」とは「花が咲く」という意味だ。
 答えは40秒後!
 注文を済ませたあと、わたしは先ほど買った咳止めシロップの箱をがさごそと取りだした。
 箱の裏に書かれた説明書きを見るが、店内がちょっと薄暗い上に照明が赤いので字が読みづらい。なになに、1回あたり20ml・・・と。でも、付属する小さなコップの目盛りもよく見えない。どこまで注げばいいんだか。
 大森さんに見てもらったが、やっぱりよく見えない。わたしたち、もしかして老眼?
 すると、近くに独りで座っていたアメリカ人男性が、ちょっと見せてと助け船を出してくれた。わたしたちが英語も読めないアジア人だと思ったのか、「1回20mlだよ」と教えてくれる。
 いや、それはわかるんですけど。
 なんだかんだとやりとりして、ようやく目盛りの数字を解読できたところで、クイッと一杯。
 うげげっ。「わたしはクスリだ〜っ!」と思いきり自己主張しているような凄い味だ。味付けのチェリーなんてどっかに隠れちゃってるよ。
 例のアメリカ人は苦そうなわたしの顔を見て笑い、「これはよく効く薬で、とても眠くなるよ」と、お休みポーズ付きで教えてくれた。
 「All Night Cough Relief」って、熟睡させることで咳を忘れさせようという意味なんだろうか。(それじゃあ睡眠薬だって)
 さて、ビールが運ばれてきた。
 オイル缶のように大きなビールにビックリ。
 わたしはお口直しのバドワイザーをぐいっと空ける。
 これ、大森さんのステーキ。少し分けてもらったが、なかなか美味しかった。
 わたしが注文した、ボイルド・クラブ。
 アメリカに来てもカニかいっ、という感じだが、もちろんアメリカだろうがアフリカだろうが関係ない。メニューにカニがある限りカニを食べるのだ。
 とにかく大きくて身が分厚いから、大味でも大満足だった。
 で、最後に出てきたのが、このブルーミング・オニオンである。大きいので、けっこう時間がかかったようだ。
 写真だとわからないかもしれないが、これがかなりの大きさだった。こんな大きなオニオン、日本のスーパーじゃ売ってないぞ。
 これはタマネギの根本がバラバラにならないようナイフを入れて、油で揚げたもの。この菊の花のような形状から、ブルーミング・オニオンと名づけられたというわけなのである。
 わたしたちは一本一本もぎ取り、ソースにつけて食べた。
 居酒屋で出されるオニオンリングと同じような味で、けっこうおいしい。いや、日本産のものよりタマネギが大きいので、タマネギの味がより濃厚な感じ。
 でも、ちょっと脂っこいので、たくさん食べると飽きてくる。ソースも高カロリーで危険だ。日本人なので、途中からブルドックソースを付けて食べたくなってしまった。
 このブルーミング・オニオンが大好きというカイルは、肥満と言うほどではないのだが、ちょっと丸っこい体型だ。そこが愛らしい(?)のだが、こういうのが好きだからぽっちゃりなんだなあと実感してしまった。
 ハワイやグアムも含めてアメリカは大好きだし、ステーキもハンバーガーもポテトも実は好物なのだが、だからこそ食事には警戒が必要だ。
 わたしは一週間もアメリカ圏に滞在したら、間違いなく2〜3キロ太る。食事が高カロリーなことに加え、食事のお供はビールか甘いジュース。ウーロン茶なんてメニューに載ってないから、これでカロリー調整のしようがないし。
 なんたってアメリカ人はコールスローサラダにガムシロップを入れる国民である。わたしはケンタッキーフライドチキンの酸っぱいコールスローサラダが大好きなのに、ご本家ケンタッキー州のそれはしっかり甘かった。
 彼らと一緒に同じものを食べていたら、絶対絶対太る。よほど意志を硬くして日本料理店にでも通わない限り、メタボなアメリカ人と同じ体型になってしまうのだ。
 帰国してから英語のレッスンに行き、カイルにどうだった? と訊かれたわたしは引きつった笑顔で「It was very delicious! I love that.」と即答した。
 カイルはそうだろう、そうだろうと相好を崩し、ヨダレを拭き取る仕草をしてみせた。
 そして、「I wanna eat Bloomin' Onion!」と叫ぶ。
 わたしは「But, I think it was a little bit oily.」と付け加えた。これがわたしにできる最大限の表現だった。内心では「If you are eating such an oily meal, you will probably get fat.(アンタ、こんな食事ばっかしてたらメタボ腹になりまっせ〜)」と思っていたのだが、さすがに言えない。
 ところで、このルイヴィルの「OUTBACK STEAKHOUSE」だけなのかどうか、トイレの男女表示がとってもわかりにくかった。
 先に行った大森さんから「わかりにくいから気をつけて」と言われていたのだが、イザとなると悩む。
 気をつけてもなにも、どっちが女なの!?
 両方とも車椅子マークが付いているから、なおのこと悩む。首をひねっていると、通りがかりの女性から「こっちよ」と教えられた。
 皆さんはわかりましたか?
 実は、「SHEILAS」が女性用。よく考えればシーラという女性の名前が複数形になっているだけのことだった。SHEILAには「女の子」という意味もあり、主にオーストラリアと南アフリカで使われているスラングだという。
 そして、「BLOKE」は「ヤツ、野郎」という意味の他、コカインという意味もあるそうだ。
 ちなみに「OUTBACK STEAKHOUSE」は日本にもあるので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
 わたしももう一度行ってみたい・・・いや、日本のブルーミング・オニオンもあんな大きさなのかなあ、という単なる好奇心だけで。(嘘)
  
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