ルイヴィルの街は、1778年にジョージ・ロジャース・クラーク率いる兵士たちがオハイオ川の畔に最初の入植地を築いたのが始まりとされている。
博物館や美術館も多く、自然が残る美しい都市だ。
日本との時差は14時間で、日本が進んでいる。11月の最低気温は-2度、最高気温は12度。1月、2月はさらに寒くなる。
夏は最高気温が31度くらいにまでなり、内陸特有の高温となるそうだ。
日本とは空気の質が違うのだろうか、飛行機雲がいつまでも空に残って崩れないのが印象深い。 |
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「Kentucky Exposition Center」、いわゆるエキスポ・センターに到着した。たくさんのエキシビジョンホールが隣接して連なっており、駐車場はとても広い。
わたしたちがこれから見学するトレードショーの正式名称は「National RV Trade
show」で、11月27日から29日までの3日間開催される。
RVトレードショーというのは、RVのメーカーやビルダーが来年の新モデルを発表する場だ。見学する人々は顧客の側に限られる。
わたしたちが毎年見にいっている幕張の「キャンピングカー&RVショー」が一般ユーザー向けのショーなのに対して、こちらは業者同士のトレード、つまり取引のための展示ショーなのだ。
だから入場できるのはディーラーのみで、事前申し込みが必要。もちろんわたしたちは大森さんの会社の人間として同行させてもらっている。 |
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入場手続きのブース。ここで首から提げるディーラー用のIDを発行してもらい、中に入る。出入り口ではこのIDをいちいちチェックされることになる。
ホールに入る。入って最初に撮った写真がこれ↓。
しばし圧倒されて口があんぐりである。スタスタと先に進む大森さんと夫。わたしは写真撮りまくりで置いてけぼりだ。 |
ちなみに、キャンピングカーという言葉は和製英語で、アメリカでは使われていない。正しくは「RV van」もしくは「Camper」。「Moter home」という言い方もある。
アメリカ人の先生に訊くと「キャンピングカーとは言わない。RV vanだ」という答えが返ってきた。別の先生はただの「Van」と言い、さらに別の女性の先生は「RV coachよ」と言った。人によって、または出身国によって呼び方が様々らしい。
「RV van」は「アールヴィーヴァン」と発音する。
バンというと、わたしたちの感覚ではハッチバックバンとか軽バンなどの小さい車を想像してしまう。本来はトラックの意味で、「CARAVAN」の短縮形だ。
キャラバンは元々は砂漠を行く商人の隊商のことで、その後、大型幌馬車などを差す言葉へと変わっていった。つまりキャンピングカーは移民の国アメリカの象徴、西部開拓時代の幌馬車から発展したものなのだ。
「coach」の意味については、3ページを参照してください。
こういう↓→ダンプカーを連想させるごっついクラスCがとても多い。そして、もはやスライドアウトは当たり前になってきている。 |
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こういう←↑↓後部ハッチが大きく開くタイプも多く見かけた。
水上バイクやスノーモービルなんかがそのまま収納できてしまう。居住スペースを犠牲にすれば、軽自動車だって収まるかも。
せっかくだからバギーが載ったのも掲載してしまおう。 |
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←出た〜憧れのクラスA。
わたしたちはこれを見るためにはるばるやってきたのだ。
ご存じでない方のために解説しておくと、キャンピングカー・・・じゃなくて、RVヴァンはおおむねクラスC、クラスA、クラスBなどと分類される。
クラスCはトラックをベースにしたもので、和製のものは一般にキャブコンと呼ばれる。どちらも運転席の上にバンクベッドが乗るタイプがほとんど。
クラスBはバンコンと呼ばれるタイプで、ワンボックスカーをキャンピングカー仕様に改造したもの。屋根にベッドが増設されたものが多い。
それから、マイクロバスをキャンピングカーに仕立てた、いわゆるバスコン。
自身はエンジンを搭載せず、乗用車に牽引されるトラベルトレーラー、ピックアップトラックや乗用車の上に載せるタイプのトラックキャンパーなど、形態は様々だ。
しかし、我が家のお目当てはクラスA。
クラスAはバスの改造車とは違い、始めからキャンピングカーを作る目的で専用のシャーシに架装されたタイプである。
これまで色々なキャンパーを見てきた中で、わたしたちが行き着いた選択がこれなのだ。
まず、スライドアウトすることが第一条件。それと、夫の希望はフルペイントであること。アメリカの現在の主流は白地にブルーのラインのRVバンから、グレー、黒、赤、ブラウンのペイントを施されたものへと移行しつつあるようだ。 |
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しかし、こんなの誰が買うの〜!? なんて思っちゃうような赤紫色のクラスAもあって・・・きれいだけど、こんなの日本で乗ってたら一体何者だろうと思われるだろう。それとも何かのイベント車と思われるかな。 |
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Gulf Stream社の「Crescendo」の中を見学させてもらう。ビビリながらもハローと言いつつ、中に入る。
このクレッシェンドの長さは32フィート。40フィート代が主流のクラスAの中では、これでも格段に小さい方だ。でかいでかいと皆に言われているうちのトレーラーでさえ31フィートなのだから、これで小さいと言われても。
しかし、周囲を40フィートに囲まれている中では、32フィートなんて本当に小さく見えるから不思議だ。 |
| だんだん感覚が麻痺してきて、「あらコレ小さいんじゃない?」なんて目を輝かせて近づいたら36フィートもあった、なんてことはザラである。日本に持ってきたらとてもつもない大きさだ。 |
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なかなかオシャレなダイニング。ドアのすぐ左にあるスライドアウト部分にあたる。
天井がガラス窓になっており、テラリウムのような空間だ。
わたしはカウチの方が落ち着けると思うのだけど。椅子だと走っているときもゴロゴロしそうだ。 |
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運転席。オプションで上の棚の所にテレビを付けることもできるとか。 |
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↑ベッドルーム。
←ベッドの足側部分。据え付け家具には鏡やテレビ、化粧台などが組み込まれている。
いやもう、ホントに素敵。
何ヶ月でもここで生活できそうだ。 |
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営業マンと会話をする大森さん。わたしは気後れしまくって、せっかくのチャンスなのに英会話できなかった。(とほほ) |
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こちらは同じガルフ社の「Tour Master」。なんと45フィート。
←お揃いの「リトルハウス」のエンブレムをつけた大森さんと、うちの夫。 |
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スライドアウトした車内は激広っ!
全体的に淡いグリーンでまとめられたインテリアはなかなか美しい。
下は洗面所とベッドルーム。 |
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会社名は不明だが、このように壁一面スライドアウトする「フル・フォール・スライド」というのが多い。これも確実に45フィート以上はありそう。 |
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このようにペイントはお好み次第。わたしは赤のラインがいいなー。 |
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通路を歩いていると、「Hey, Keiichi!」と、大森さんに声をかける男性に出会った。
「昨年、誰それの家で会って一緒にプールで泳いだじゃないか!」と言われ、大森さんも「ああ、そうかそうか」と思い出したようだ。
しばらく雑談に花を咲かせた二人。この後もあちこちに知り合いと旧交を温める大森さん。普段は肉を焼いている姿ばかり見せているけど、すごい人なんだなあ。 |
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大森さんが取引している「R-VISION」のブースにやってきた。
我が家の3代目トレーラー「トレールライト」を製作している会社である。 |
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大森さんに紹介してもらって会社の人と挨拶を交わすが、それっきり大森さんの陰に隠れて黙りこむわたし。 |
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こちらはダイナスティ・モナコのブース。
アメリカンな超でっかい冷蔵庫が備え付けてあって、わたしはいいなーいいなーの大連呼。扉の外にアイスディスペンサーまであるんだよ。コレがあれば、もう袋入りの氷を買わなくて済むんだから。 |
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↑→ソファ部分がスライドアウトした部分。通路にも窓があって開放的だ。 |
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もう一台、モナコ社のモナーク33という車種。33フィートでフル・フォール・スライド。
なかなか個性的なベッドだ。 |
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Holiday Rambler社の「Vacationer 33ft」。ディーゼル・プッシャーといって、ディーゼルエンジンが後部にあるタイプ。そのためドアが助手席の前に付いている。
観光バスの昇降口みたいだが、助手席の足元がドアになるためスペースに無駄がない。 |
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これまで見た中で一番おしゃれなベッドだった。もちろん鏡台、クローゼット付き。 |
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これまで紹介してきたRVの3倍以上に試乗し写真を撮ってきたが、とても紹介しきれないので午前の部はここでいったん終了。
お腹がすいたので、フードコートに出てハンバーガーを購入。
コレ、大森さんが大好きだというポークリブバーガー。肉が固くて歯が立たないんですけど。 |
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テーブル席なんて上品なものはないので、「フリーダム・ホール」というスタジアムの客席に座って食べる。コーラはMなのに大きすぎて飲みきれなかった。
アリーナエリアはパーツメーカーが出展しているブースになっていて、このあと降りて回ってみることになった。 |
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パーツメーカーのブースを回る。
こちらはキャンピングカーが乗用車を牽引するときに使用する牽引装置。
下の2枚は別のメーカー。キャンピングカーがブレーキを掛けたとき乗用車もブレーキがかかるようにするための装置もあり、メーカーの人が実演してくれた。 |
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こちらでは軽食が用意されていて、ご自由にどうぞと勧められた。
キャンピングカーのブースでもウィネベーゴ社がドーナツなど軽食を出していた。 |
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電動オーニングのメーカー・ブース。
他にもドアのメーカーとか、シャワーのメーカーとか、椅子のメーカーとか色々あって面白かった。
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ベントカバーのメーカー。 |
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スライドアウトのメーカー。うぃ〜んと稼働させる実演付き。 |
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ランドリーのメーカー。アメリカ人は何十日も何ヶ月もキャンプ場で過ごすので、洗濯機は必需品なのだ。 |
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んんっ、これなぁに? と、覗きこむわたし。
「Party Lights」と書いてある。つまりオーニングなどに飾る電飾だ。楽しそう! |
シャワーのメーカーのブースを見ていたら、シャワーヘッドが欲しくなってしまった。大森さんに「これ売ってないんですか?」と訊いてみると、メーカーのおじさんが「好きなのあげるよ」なんて言い出した。
え〜、いいの? と思いながらも、1個もらってきてしまった。おじさん、ありがとう。
←これが頂いたシャワーヘッド。手元にスイッチのある節水型なのだ。えへへ、いいでしょ。
でも、取り出すにはパッケージにハサミを入れなくてはならなくて、なんだかもったいないので使っていない。
こうして写真に撮ってサイトにアップして残したことだし、そろそろパッケージを切ってみようかな。
しかし、合わなかったらどうしよう・・・?
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お風呂場に行って、付けてきました! ネジがちゃんと合った。よかったよかった。
手元のスイッチでお湯が止められるのはいいけど、ちと水切れが悪いかな。しばらくチョロジョボチョロジョボ・・・って出るの。
でも、嬉しい! おじさんの愛を感じながらシャワーを浴びるわ♪
あ、今日は寒いからやめておこう。(爆) |
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再びキャンピングカー展示のホールに戻って、見落とした所を見てまわる。
ここはフォードのブース。エンジン見たり、シャーシを見たり。
で、カントリーなお衣装を着たお姉さんが「鍵当てゲーム」に誘っていた。たくさんある中から鍵を選び、宝箱が開いたら100万ドルが当たるというゲームである。
わたしたちはそれぞれ鍵を選んで試してみたが、ハズレだった。 |
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残念賞は「BUILT TOUGH」(丈夫に作られた)と書かれたクラスAのミニカー。次の日ももらいに行ったので、4台くらいゲットしちゃいました。 |