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9月6日(月)4日目
■第二段階 2・3・4時限目
第二段階に入ると、一日に3時限まで教習を受けることができるようになる。第一段階では2時限までだ。
ただし、連続して3時限受けられるのではなく、1時限あいだを置かなくてはならない。つまり2時限連続して受講したら、1時限置いて、さらに1時限。1時限受講し、1時限あいだを置いて2時限連続して受講というのもOKだ。
で、この日は2・3時限目を連続受講し、1時限置いて4時限目を受講するようになっていた。明日は、この逆のパターンになる。
第二段階はひたすら左方向転換の練習。土日お休みしたためか、なかなかうまく入らない。
ヘッド車と荷台との角度を45度に保って車庫スペースに入れていくというのは、右方向転換と同じ。だが、目印が右方向転換の時と違うため、うっかりタイミングを逃してしまうミスが続く。
右方向転換の場合は右窓から見て、左後輪が半分見えたら45度だった。左方向転換の場合は右後輪で確認するのではなく、左後輪のミゾで見はかるといい。つまり、タイヤのミゾが2〜3本くらい見えたら45度なのだ。
それができるようになったのは、第二段階の3時限目を終えたあたりくらいだった。
第二段階では、S字、坂道発進、踏切の通過などの項目もある。
ミッション車での坂道発進など、18歳で教習所で習ったとき以来だ。つまり、もう●▲年もやってない。
だが、一度からだで覚えたことは忘れないという。自転車の運転がそうだ。シフトの切り替えも一度できるようになったら、割とすんなりできた。坂道発進もきっとできる。そう思った。
で、実際にどうだったかというと、最初の一発目はできなかった。あえなくエンスト。
シフトをセカンドに入れ、アクセルをふかす。クラッチレバーをゆっくり上げていき、タコメータの針が5くらいになったらサイドブレーキを上げる。
二度目は成功。がっくんと激しく揺れたが、無事発進できた。
このサイドブレーキがやたらめったら硬くて、両手でないと上がらない。かといって弱めにかけておくと、坂道で車体がずり下がってしまう。車が下がらない程度にサイドブレーキをかけると、もうオンナの細腕(?)では上がらないというシロモノだった。
卒業検定ではこの坂道発進は行われないが、踏切の通過はある。
この際、やや傾斜があるので、やはりサイドブレーキを引いて発進という手順になる。慣れてきたらサイドブレーキを使用せず、ブレーキから素早く踏み換えればいいのだろうが、安全をとってサイドブレーキを使用することにした。
踏切通過の時は、当然のことながら窓を開けて左右確認の後、発進。通常の運転の時には暑いときくらいにしか開けない窓も、しっかり開けねば減点の対象となってしまう。
四輪、大型、二輪の種を問わず、教習所で覚えた法規とマナーを卒業後も全員が間違いなく実施していれば、世の中の事故はほとんど起こらないに違いない、とわたしは思った。
踏切での安全確認はもちろん、一時停止では確実に3秒間停止、合流するときは優先道路を走る車の走行を妨害しない(つまり相手にブレーキをかけさせる合流はダメ)、追い越しはしない、赤信号になったら停まる。
卒業検定でこれを守らなかったら減点対象になるこれらの事柄が、一般の道路に出ると、けっこう守られないことが多い。特に、最後の赤信号になったら・・・は当たり前のようであるが、赤に変わったばかりの時に突っ切ってしまうドライバーが非常に目立つ(自分も時々やってしまう)。
子どもたちには「横断歩道が青に変わっても、クルマがちゃんと停まってから渡るんだよ」といつも言い聞かせている。こんなことを言わなくてもいいくらい、ハンドルを握る者が交通法規を守る社会になってもらいたいものだ。
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| 9月7日(火)5日目 |
| ■第二段階 5・6・7時限目 |
いよいよ最終日となった。(順調にいけばの話しであるが・・・)
前の4時限目から、検定ばりのコース走行もするようになっていたので、5時限目もその続きからだった。
検定とまったく同じコースを走ると違法なのだろうか、少し違ったコースだったが、始点と終点は同じ。踏切通過、一時停止の交差点を右折したり、S字を通ったり、障害物をよけたり、信号で停止したり。
で、クライマックスはやっぱり方向転換だろう。右になるか左になるかは、検定の時に示されるという。
S字であるが、初めて通過した4時限目の時は、うまくできた。だが、慣れるに従って教官とのおしゃべりも増え、うっかり路肩に乗り上げてしまったり、こすったり。だって、教官が話しかけてくるんだもんね。
よく担当になった女性教官は「バツ一」の子持ちママで、「ここは人生相談所かい?」というくらいディープな話が交わされた。ついつい話に身が入り、S字で路肩に乗り上げ、周回コースのカーブでも路肩をこすり・・・という失態がときどきあった。教官と親しくなるのも考えものだなぁ・・・。
でも、S字はスピードを抑えてよく注意すれば大丈夫。右方向転換もほぼ100%の確率でまっすぐ入る。あとは緊張しないで安全確認など忘れなければ間違いなく受かる! と教官も太鼓判を押してくれた。
5時限目を終えたあと、次の乗車はお昼休みを挟んで2時間後。ショッピングセンターでお買い物をして戻り、連続して6・7時限目を受けた。
7時間目は「見きわめ」という項目が入る。規定の実力がちゃんと身に付いているか、文字通り教官が「見きわめる」のである。方向転換は左右とももうバッチリ入るし、S字もなんなくクリア。これで「見きわめ」合格にならない方がおかしい。
教官の「はい、OKです」という言葉で、すべての課程が修了した。「見きわめ」合格の券を受け取り、受付に提出して卒業検定の本予約を取ればいいのである。
最初はどうなることかと思ったが、やってみれば案外簡単だった。大型トラックには縦列駐車の項目があるが、牽引にはない。一番困難だと予想された方向転換も、コツを飲みこんでしまえばどうということもない。たった12時間。終わってみると、寂しいくらいのあっけなさだった。
だが、まだすべてが終わったわけではない。明日の卒業検定のために、いままでの12時間があったのだから。 |
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