*裏砂漠
 裏砂漠に案内すると言われてアフリカの砂漠のような場所を想像していたら、かなり違った。
 三原山の火口東方の火口原なのであるが、荒涼とした火星のような大地がどこまでも広がっていた。
 ここは一般の人は立入禁止のエリア。ツーリングのHPなどで裏砂漠を走っている場面が紹介されているが、地元の人が案内がなければ入ることはできない。
 そのHPによれば、左の画像の山まで一気にバイクで登れるらしい。その向こうが三原山である。
 ところどころススキとすかんぽ、アシタバなどが生えるのみの荒涼とした土地で、SF映画のロケ向きではないだろうか。
 
*桜株
 海抜230mの山中にある大島桜の巨木で、高さ13m、枝張り27.9m。幹周7mの主幹はすでに枯れ、高さ3.6mのところから13枝が派生して、少ないながらも花を咲かせている。
 樹令800年以上、桜としては我が国随一の古木といわれる。昭和27年、国の特別天然記念物に指定され、都では唯一の国の特別天然記念物。
 ガイドさんの話によると、かつて港に入ってくる船がこの桜を目印にしていたという。
 今は周囲の木が大きく生い茂って不可能だが、昔は一本だけそびえていたという。
↑わかりにくいが、手前の木の向こう側、日が当たっている右側の木がそれ。
 
*大島公園動物園
 次に、動物園に向かった。ここは無料で、キョンという鹿が見られるという。
 国内最大規模、東京ドームの1.5倍の椿園が隣りにある。ちなみに椿園内には園芸品種約450種3,700本、自生種のヤブツバキ約5,000本が植えられている。
 
 営業時間 8:30〜17:00
 定休日 年中無休
 広さ 11ヘクタール
 
 いたいた。入ってすぐのところにキョンが立っていて、かなり驚いた。なにしろ放し飼いなのである。
 
 触ると逃げてしまうが、ここまで接近して触れられるくらい慣れている。
 左は、サル山のバーバリーシープ。アフリカ北部の岩石の多い半砂漠地帯にいる、アフリカ唯一の野生ヒツジ。一見するとヤギのようだが、羊なんだって。
 下は同じサル山にいるワオキツネザル。ここのサル山の主は、よくあるニホンザルでもチンパンジーでもない。フサフサしっぽの、可愛いキツネザルちゃんである。
 この動物園でもかつては普通のニホンザルが飼われていたのだが、ぜんぶ逃げてしまい、野生化してしまったのだそうだ。笑えるような、笑えないような話だ。
 
 ここでは七面鳥まで放し飼いになっている。
 歩いていくと、この一団がエサほしさにゾロゾロ着いてくる。中には求愛ポーズをとりながら歩いているオスもいて、笑ってしまった(真ん中に写ってるカレである)。
 どうやら白いメスに求愛しているらしい。でも彼女の方は知らん顔。
 帰る間際、怪我をしてブルブル震えているキョンを発見。子どもたちが走って職員を呼びに行き、保護してもらった。
 おとなしそうなキョンであるが、ケンカもしょっちゅうあるらしい。牙で噛んで怪我を負わすんだとか。
 あまり見ていると恐怖でショック死することもあると言われて、急いでその場を立ち去った。
 娘は自宅に帰ってきてからも、「あのキョン、かわいそうだったねー。どうしたかなぁ」と心配していた。無事に治るといいね。
 この動物園、子どもたちの退屈しのぎにと立ち寄ったのだが、無料だからとあなどれない充実ぶり。それほど広くなくて、手頃な歩き時間もいい。
 
*夕ご飯
 楽しみにしていた夕食。伊勢エビ、ホタテ、イサキなどの舟盛りが大変おいしかった。  裏砂漠にもたくさん生えていたアシタバ。食べるのは今回が初めてだったが、天ぷら、ゴマ油あえなど、とてもおいしいのでビックリ。
 
 伊勢エビのおかしら入り味噌汁。濃厚な味わいがなんともグ〜。
 エビの中身にはカニ味噌と同じ味のお味噌がちゃんと入っていて、念入りにほじほじしちゃいました。
 
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