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次に、ヴェネツィアン・ガラス工房見学。
ガイドさんに連れられて、初めて小運河がはりめぐらされた市街地の中を歩いた。
いたるところに小運河と橋が見られる。
そして海側の方には先ほど見学した「ためいき橋」の白い姿が見えた。 |
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連れて行かれたガラス工房では、熱せられた炉が白っぽい光を放っていた。
これから職人のなんとかさんが実演を見せてくれるという。
おじさん、熱くなったガラスをピンセットでちょいちょいちょいと摘みあげ、こっちを引っ張りあっちを捻りつつ、ものの数十秒でいとも簡単に前足を跳ね上げる馬を創りあげた。
見物していたわたしたちは「おおー」と声を上げ、拍手。 |
で、次に奥のお店に連れて行かれ、日本語を話すイタリア人男性の店員さんによるヴェネツィアングラスの紹介が始まった。
店員さんがテーブルの上にグラスを叩きつけるようにして、「ほら丈夫でしょ」みたいなパフォーマンスを披露する。美しい細工が施された、100ユーロくらいのタンブラーだ。
確かにいいものらしいが、誰も買おうとしない。皆さん、なんだか冷めた雰囲気だ。
それもそのはず。 |
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実はわたしたち、ミラノでヴェネツィアン・グラスの免税店に連れて行かれて結構買っちゃってるのよね。
そのときは「次にヴェネツィアに行くんだしぃ・・・」と思って買うのをためらったが、販売員さんに「ヴェネツィアで買ったらかなり高い。こんな値段では買えない」と言われたので、まあ騙されたと思ってぐい呑み程度の小さなグラスを2つ買っておいたのだ。
つくづく、買っておいてよかったと思った。
ミラノでは一つ40ユーロだった「ぐい呑み」が、こちらではなかなかよいお値段だった。(正確には 忘れてしまった)
品質はこちらの方がいいのかもしれないが、そこまでの違いはわたしにはわからない。
でも、本場ヴェネツィアで一つもグラスを買わなかったというのも少し寂しいかも。
←店内に掛かるシャンデリアも売り物。数千ユーロの値札が付いていた。
そう言えば、これと同じようなものをカゼルタ宮殿で見たっけ。あれも確かヴェネツィアングラスだった。 |
さて、ここからわたしたちは自由行動となっていた。
店内でゆっくりお買い物するのもよし、店外に出て街を散策するもよし。わたしは他の人たちと一緒に店を脱出することにした。
先ほどの工房を通り抜けると、同じ職人さんがガラス細工の制作を披露していた。客はやはり日本人グループだ。おそらくツアー会社と契約して、売り上げに応じてリベートが支払われるんだろうなと思った。
わたしたちは街へと歩き出した。
あらかじめ添乗員さんから見所と歩くルートを記した地図をもらっており、行きたい場所はだいたい決まっていた。
息子は大鐘楼に登りたいと言うし、わたしはリアルト橋にも行ってみたい。
現在10時10分。集合時間は11時50分、サン・マルコ広場だ。1時間40分もあるし、まあ慌てることもあるまい。
だが、観光客が増えてきてエレベータに行列ができたら嫌なので、まず先に大鐘楼に登ってみることにした。 |