4日目Prat1 アルベロベッロ |
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今日も良い天気だ。
朝食前にホテル前を少し散歩し、野良犬をなでなで。
ロビーはブティックのような雰囲気があり、とても綺麗だ。朝食はいつもと同じ、パン、スクランブルエッグ、ベーコンなどのコンチネンタルスタイルだった。 |
アルベロベッロ観光1〜アイア・ピッコラ地区 |
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アルベロベッロは、トゥルッリと呼ばれる、とんがり帽子のような円錐形の白い民家が続く小さな街だ。人口およそ1万人。
世界遺産に登録されているロマンティックな街並みが、日本人のあいだでも最近人気が出てきているという。
ホテルから歩いて行ける距離ということで、わたしたちは現地ガイドさんとともにアルベロベッロへと歩いた。
少し行くとポポロ広場に出た。第二次世界大戦時にこの街から出兵して戦死した者たちを弔う碑が建っていた。 |
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この広場の東側にある「アイア・ピッコラ地区」は観光地化されていない住宅街だ。
南側の「モンティ地区」は緩やかな傾斜地に土産物屋がたくさん並んでおり、とても賑やか。どうして「アルベロベッロ」という名前がついたかと言うと、当時の南イタリアを支配していたスペイン・ブルボン家のフェルナンド4世がこの街をいたく気に入り、「美しい樫の木」と名付けたというところから来ているそうだ。 |
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わたしたちはまず最初に、住宅街である「アイア・ピッコラ地区」へと入っていった。
白い漆喰の壁に灰色のとんがり屋根が青い空に映えて、とても美しい光景だ。石を積み重ねただけで漆喰は使っていないというから、驚きである。非常に熟練した職人しかできない技だという。
屋根のてっぺんのマークは家それぞれに形状が違い、十字架だったり、ハートだったり、月の形だったり、様々。屋根に白いマークが描かれていることもある。
左の画像はお金持ちの家だったそうだ。
当然のことながら、お金持ちほど屋根の数が多く、このように家が大きいという。
まるで童話に出てくる家みたいだが、こういうシビアな現実を見せつけられたりもする。
で、どうして漆喰を使わない屋根の家を造ったかと言うと、実は税金逃れのためだったそうだ。
その昔、スペインに支配されていた頃、「屋根のある家に税金をかける」という決まりがあった。そこで、住民たちは知恵を絞り、いつでも簡単に取り壊すことのできる屋根で家を築いた。税の徴収役人が来るとヒモを引いて屋根を落とし、屋根がないので税金は払いません。と支払いを拒否したというお話なのである。
次々と色々な外国に支配されてきた南イタリアの地方都市らしい、ちゃっかりとした一面が伺えるエピソードだ。(実効性としては疑問が残るが)
それにしても、まさか苦し紛れの小ずるいアイデアから世界遺産が生まれるとは、スペインのお役人様もビックリだろう。 |
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雨水を集めるための樋(とい)にも工夫がされている。
この地区には人が住んでおらず、放置されているトゥルッリもあるが、ちゃんと住んでいるトゥルッリもある。
その場合は玄関にビーズの暖簾のようなのが下がっていたり、クルマが置かれてあったり、植物を飾ってあったりするので、すぐにわかる。
世界遺産に指定された地区では、このトゥルッリ以外の建物を建てることは禁止されているが、外国人でも購入して住まうことができるという。お値段は約5千万円ほどだとか。別荘にいかがだろうか。 |
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現在 人が住んでおらず、荒れたままになっているトゥルッリの中を見せてもらった。
これはあまり豊かではない階級の住宅だったらしく、この規模の家で5〜6人が住んでいたらしい。 |
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梁が渡してあり、その上にも部屋があったそうだ。子ども部屋だったのではないかという説明である。
中にいるとひんやりと涼しく、わりと快適だったのではないかと思われた。 |
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別の家に行くと、屋根の裏側が壊れていた。
やはり漆喰を使っていないせいで、大雨などには弱いようだ。 |
アルベロベッロ観光2〜モンティ地区 |
こちらはモンティ地区。
ちょっと勾配のきつい坂があり、たくさんの観光客で賑わっていた。
ここには日本人妻のヨーコさんがきりもりする土産物店もあり、前からの知り合いだという添乗員さんに連れて行かれる。
ちょうど昼時のパスタを打っていたところだそうで、イタリア人のご主人とお祖母ちゃんもおられた。店員さんはイタリア人だが、日本語をしゃべっていた。日本語で買い物できるのはありがたいが、値段は少々お高め。
サユちゃんとわたしは早々に店を出、別のお店を物色すべく、街をさまよい歩いた。
日本人観光客が多いせいか、店の呼びこみはどこも日本語。「安くするよ」「中に入って」などと声を掛けられるが、実際お買い物の段になると、彼らはまったく日本語が話せなくなるのだ。
しょうがないので、英語で「これ下さい」「いくら?」などとやりとりすることになる。
ある店では色々な種類のリキュールを試飲させられ、思わず小さな瓶のお酒を数本買いこんでしまった。どんな瓶かは、あとで「みやげもの」のページを見てね。 |
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これが屋根に書かれたマーク。
「酔っぱらって帰ったとき、隣の家と間違えないために書いたのさ」という説があるとか、ないとか。南イタリアの人らしいジョークだろう。
本当は、そこの家人の主義や宗派といったものを表わすためだという説が正しいと思う。 |
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イタリア人は信心深いので、街には当然 教会もある。イタリアで教会のない街や村はないと言っても過言ではない。で、ここアルベロベッロのそれは当然、トゥルッリだ。
この「サン・アントニオ教会」は土産物店が居並ぶ坂を登り切った丘の上に建っていた。 |
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さて、お昼はこのトゥルッリのレストランで。
中はちょっと狭いが、雰囲気はとても良かった。味もなかなかである。 |
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食事の合間、流しのアコーディオン弾きがやってきた。賑やかな演奏はとても上手だが、リクエストには応えられず、チップだけさらって行ってしまった。
リクエストをした人は「他の曲は弾けないのね」と残念そうだった。
前菜は、耳たぶの形のパスタ。これは非常に美味しかったが、次のお肉がやっぱり硬くて、牛なのか豚なのか判然としない一品だった。
やっぱりお肉は日本が世界一、かな。 |
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アルベロベッロでの一コマ |
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店先にいた、とっても美しい猫ちゃん。ヒモでつながれており、しっかり店番をしている様子のべっぴんさんであった。 |
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とってもブラック・ジョークな置物。ちょっとビックリである。 |