5日目Prat1 ギリシャ到着、メテオラのあるカランバカへ
ギリシャ、イグメニッツァ港に到着した。起床は4時、朝食は5時とたいそう早い朝だった。そして、下船は6時過ぎ。また引き合いに出して恐縮だが、大洗からフェリーに乗ったときは北海道まで約20時間も乗りっぱなしで、すっかり嫌になってしまった。
それに比べたら乗船時間も短く、寝て起きたら着いているのだから、こんな楽な旅はない。
さて、いよいよわたしたちはギリシャの地を踏んだ。
こんな早朝にもかかわらず、バスはちゃんと待っていた。ドライバーはジョルジュさんという、とても愛想の良い方だった。このままアテネまで一緒に旅をすることになる。
バスは約235キロの道をひた走る。目的地に到着するのはお昼ちょっとすぎの予定だ。
途中、何回かトイレ休憩のためにドライブインに立ち寄った。
わたしは真っ先にトイレに駆けこんで一番に出ると、コーヒーを注文した。その際、ガイドブックに載っていた毛の生えたようなお菓子に興味を惹かれたが、買って食べている時間はなさそうだった。
これが毛の生えた? お菓子(左下)。カダイフィという名前だそうだ。
峠越え
パンヴォティス湖のほとりにあるイオアニナという街を右手に眺めながら、バスはぐんぐんと山道を登っていく。
ピンドス山脈という、ギリシャを縦断する峻険な山脈を右に見ながら、バスはメテオラを目指す。
ここはどこ? ホントにギリシャなの? もしかしたらスイスじゃないの? と思うような美しい眺めだった。
イタリアの峠道と同様、ここもガードレールのほとんどない、おっそろしい道。一歩間違えたら、奈落の底だ。
山頂近くのドライブインに到着、ここでまたトイレ休憩。
ここで買ったお菓子。アーモンド・スライスを砂糖と蜂蜜で固めた甘いお菓子。
この先でもピスタチオ、丸ごとアーモンド、ウォールナッツなどを固めたお菓子がたくさん見られた。
このドライブインの目の前はスキー場だった。
カランバカ
長の旅を終え、ようやくメテオラのふもとの街、カランバカに到着。
道路は混んでおり、そこへ観光バスもどんどん進入していくので、前進も後退もできない大渋滞になってしまった。
ギリシャの人はけっこう短気で、バス同士にらめっこ状態で動けなくなっているところへ、がんがんクラクションを鳴らしてくる。いつでものんびりとしていて急がないギリシャ人も、クラクションだけは惜しみなく慣らしてくる。
見えた見えた、メテオラの巨岩。わたしたちのホテルはもうすぐだ。
が、その前にお昼ご飯である。
渋滞している中、レストランの近くに強引にバスを止め、降りる。
レストランは明るく、食事も美味しかった。
すっかり恒例になった食事時のワイン。今回は珍しくデキャンタがあるということなので、赤で注文してみた。
チーズはどうやら山羊の乳でできたものらしい。美味しかったが、ちょっとしょっぱい。
下左はライスコロッケ。とても美味しかった。ここでも付け合わせはライスだ。
下はゲミステスという、ライスの入った焼きトマト。これが一番美味しかった。もう一個食べたかったくらいの大ヒットである。
食事中、窓の外をキャンピングレーラーが走り去っていった。イタリアでもギリシャでもキャンピングカーはたくさん見かけたが、トレーラーも多く見られた。でも、サイズはみんな小さめ。クラスAやCは一台も見かけなかった。
食事を終えると再びバスに乗って、いよいよメテオラの修道院見学に出かける。

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