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 平成20年4月12日訪問
 
栃木温泉 湯楽の里(ゆらのさと)
住 所 栃木県栃木市大町22-70  Tel:0282-20-2641
アクセス 東北自動車道 栃木I.Cから約2キロ
公式サイト http://www.yuranosato.com/tenpo/tochigi.html
日帰り入浴時間 9:00〜01:00(最終受付0時)
定休日 無休
料 金 大人/平日 600円 、土・休日・特定日 700円
小人/平日 300 、土・休日・特定日 400円
泉 質 源泉名:栃木温泉 湯楽の里
泉質:ナトリウム・炭酸水素塩温泉(旧名・炭酸水素塩温泉)
源泉温度 46.3度  pH 7.9
飲用時の効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
施 設 内湯:白湯、ジェットバス、サウナ、水風呂等。温泉はなし。
露天風呂:源泉風呂(掛け流し)、寝湯、寝ころび湯
リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤーあり。アカスリ、マッサージなどのリラクゼーション設備、お食事処も充実。
 佐野アウトレット近くの温泉を探したが、掛け流しの所がないので、20数キロ離れた「湯楽の里」までやってきた。
 駐車場は奥に細長くて、土地の形状上やむをえないのだろうが使い勝手はあまりよくない。入り口付近が満車だった場合、ちょっと遠い道路付近まで戻らないといけない。大型車を停めるスペースもなかった。
 建物のエントランス付近は、近年のスーパー銭湯に顕著な和風旅館風の贅沢な雰囲気。しかし、最近あまりにもこのデザインが多くなったので、「あれ、ここ前に一度来たことがあったっけ?」という錯覚に捕らわれた。
 センスはもの凄く良いのだが、ここまで画一的だとかえって没個性になりはしないだろうか。
 この栃木温泉で源泉掛け流しの浴槽は露天に一つのみ。もっとも奥の高みに置かれていて、寒い時期は、そこまで辿り着くのにちょっと勇気が要る。
 掛け流しの浴槽から溢れた湯は、下の岩風呂に流れこむ構造になっている。下の湯は循環利用され、こちらはかなり強い塩素臭が。
 源泉浴槽の方は硫化水素臭と金気臭がする。
 湯は細かい気泡によって半濁しており、浸かっていると肌に泡が付着してくる。こすると非常にヌルヌルして楽しい。
 温度もぬるめで、いつまでも浸かっていられる心地よさ。たまに露天だからといってガンガン加熱する施設があるが、ここのは程よい温度で管理の妙を感じさせてくれる。
 こうした、上に源泉浴槽、下に循環浴槽という構造も最近増えてきた設計の一つだ。
 掛け流しでありながら掛け捨てず、下で再利用する。それによって、必ずしも源泉豊富でなくても掛け流し浴槽を設けることが可能になったのは、よい傾向である。
 これまで湧出量の少ない温泉施設では、「資源保存のため」ということで循環したお湯を提供するのが慣例だった。しかし少ない湧出量でも、このように工夫すれば掛け流しの浴槽を設けることができる。さらに温泉にこだわりを持つようになった顧客を満足させることもできるという、一石二鳥な構造なのである。
 こうした構造の日帰り温泉にお目にかかったのは、「行田天然温泉 古代蓮物語」が最初だった。厳密に言えば、ここは上の源泉を下で受ける構造ではないけれども、「ほほー、こういうやり方があるものだな」と思ったものだ。
 そのうち、こういう構造のスーパー銭湯が至るところで見られるようになり、今では「新しいスーパー銭湯は掛け流し浴槽があるのが当たり前」という状況になっていったし、それが可能となったのだと思う。
 例え小さくても、たった一つでも源泉浴槽があれば、顧客の満足度はかなり違ってくる。少なくともわたしの中では、これがあるのとないのでは評価が月とスッポンくらい分かれてしまう。
 こうしたスーパー銭湯がこれからも増えてくれることを願っている。
        


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