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 平成19年5月4日訪問
 
須川高原温泉
住 所 岩手県一関市旭町1-15  Tel:0919-23-3948
アクセス 東北自動車道 一関IC〜約42km
日帰り入浴 9:00〜16:00
営業期間 5月上旬〜11月上旬
料 金 大人500円、小人(小学生)250円
泉 質 源泉名:須川温泉(霊泉の湯)  泉質:強酸性含硫化泉
源泉温度 50.5度  pH2.2  湧出量:6000リットル/分
ナトリウムイオン239.6mg、カルシウムイオン127.9mg、塩素イオン587.4mg、硫酸イオン907.6mg、炭酸水素イオン0.0mg、炭酸イオン0.0mg、ラドン3.38×10-11(0.093マッヘ)、成分総計 3.140g/kg
施 設 男女別内湯各1、男女別露天風呂1。別料金。
 須川高原温泉は栗駒山の北、中央火口丘である剣岳の峰に位置している。標高は1,126メートル。周囲には豊富な高山植物に恵まれている。
 歴史の古い温泉で、江戸時代から湯治場として親しまれてきた。
 が、広い館内は多くの人でごった返しており、とても湯治場の鄙びた雰囲気は味わえない。行った時期がGWなので仕方がない。乳頭温泉郷もそうだった。
 最初に「千人風呂」と称される大浴場へ。湯気がこもり、視界が悪い。
 木の床に木の大浴槽。雰囲気はいいのだが、たちこめる湯気と低い天井、おまけにたくさんの入浴客のせいで圧迫感を感じ、どうにもくつろげなかった。もっと排気がよくて、静かにこの空間を堪能できたら最高なのになあと思いながら上がり、外に出る。
 露天風呂も別にあるそうなので、そちらに行ってみる。建物の玄関を出て左側にある別棟である。
 本館のフロントであらかじめセット券を購入しておくこともできるし、露天の方で買い求めることも可能だ。
 近くには足湯もあって、これまで見てきた中ではもっとも野趣溢れる風雅な足湯である。
 ちなみに温泉を使ったプールもあるが、この日は悪天候のため使用不可になっていた。注意書きには、温泉成分が強いためプールに入る時間は何十分まで、と書かれてある。
 露天風呂の方にももうもうたる湯気がたちこめていた。風が強いため、湯気がもわもわーっとこちらに押し寄せてくる。
 お湯は美しい青色をしており、日本でもあまり多くない強酸性の明礬緑ばん泉だそうである。九州・別府温泉の明礬温泉を彷彿とさせる。
 硫黄の匂いが鼻をくすぐって、なんともいい気分だ。お湯が熱いのと風が冷たいのがちょうどよくて、けっこう長湯してしまった。
 目の前には名物の巨大岩「大日岩」が立ちはだかり、展望がいいのか悪いのか。
 お湯は源泉から樋を伝って引き湯され、適温になって注がれる(それでもけっこう熱いが)
 こちらは屋外のせいか人が多くてもあまり気にならないいし、実際、内湯に比べて入浴客も少なめ。天候が悪いのが幸いしたのだろうか。
      
 

 
 
須川温泉 栗駒山荘
住 所 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川仁郷山国有林内  Tel:0182-47-5111
アクセス 東北自動車道 一関IC〜約42km
日帰り入浴 9:00〜18:00
営業期間 4月下旬〜11月初旬
料 金 大人600円、小人(小学生)300円
泉 質 源泉名:仙人温泉  泉質:酸化・含鉄(U)・硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)  源泉温度 48度  pH2.2  湧出量:6000リットル/分
ナトリウムイオン166.0mg、カルシウムイオン133.0mg、塩素イオン386.9mg、硫酸イオン907.1mg、成分総計 3.140g/kg
効 能 胃腸病、慢性婦人病、呼吸器病、慢性消化器病、慢性皮膚炎、高血圧症、神経痛、筋肉痛、関節炎、くじき、痔疾、病後回復期、疲労回復気、健康増進、きりきず、やけど、糖尿病、月経障害、虚弱児童、運動麻痺、関節のこわばり
施 設 男女別内湯各1、男女別露天風呂1。備品、休憩室あり。
 須川高原温泉から道を少しくだった所にある栗駒山荘は、県境をまたいだ秋田県にある。向こうは岩手県、こちらは秋田県。知らなければ遠いのかと思う2軒の温泉宿であるが、驚くほど近い。いずれも県境に建っているため、歩いてもいける距離だ。
 こちら栗駒山荘は須川高原温泉よりずっと洗練された綺麗な建物で、内装などは最近はやりのスタイルである。
 こちらの方がだいぶ空いていて、ゆったりとした雰囲気。木の浴槽が嬉しい。
 お湯は灰色がかった濁り湯で、硫黄の香りたっぷり。だが、須川高原温泉とはかなり印象が違う。成分も温度も違うので、同じ須川温泉でも両者は別の源泉を使用しているのだろう。
 露天風呂に出てみる。寒いが、絶景にしばし目を奪われる。天気の悪いのが残念なところ。晴れていれば遙か彼方の山々まで見渡すことができて、さぞ素晴らしかったことだろう。
 次はぜひ晴れた夏の日に訪れたい。
 お湯は須川高原温泉の方がいいかなと思うが、雰囲気ではこちらが勝る。
      


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