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 平成19年5月3日訪問
 
岳温泉 岳の湯 
住 所 福島県二本松市岳温泉1-270  Tel:0243-24-2139
アクセス 東北道 二本松IC〜R459で約10キロ。
岳温泉
公式サイト
http://www.naf.co.jp/dake/(観光協会HP。ただし「岳の湯」情報が載っていないのは大いに不満)
日帰り入浴時間 10:00〜20:00
定休日 無休
料 金 大人300円
泉 質 源泉名:岳温泉元湯  泉質:酸性泉  源泉温度 58.3度  pH2.4
湧出量 408リットル/分  ナトリウムイオン19.8mg、カルシウムイオン29.6mg、塩素イオン5.7mg、硫酸イオン433.7mg、炭酸水素イオン0.0mg、炭酸イオン0.0mg、成分総計 0.7237mg/kg
効 能 胃腸病、リュウマチ性疾患、糖尿病、慢性皮膚疾患、運動器障害、慢性婦人科疾患、高血圧症、動脈硬化症等
施 設 男女別内湯各1、備品は石鹸のみ。ドライヤーあり、ベビーベッドなし
 岳温泉は「だけおんせん」と読む。「たけ」ではない。おととし「あだたら高原野営場」に泊まったときからなんとなく気になっていたが、このほどようやく訪れることができた。
 しかし、温泉に詳しい人でなければ、関東で知る者はいないだろうと思われる小さな温泉街だ。車で走ればあっという間に通り過ぎてしまう規模で、信号がある交差点は1カ所だけ。
 その交差点の一角に、「岳の湯」はあった。
 外観からは純然たる共同湯のように見受けられるが、実は素泊まりの宿泊ができる湯治宿でもある。
 わたしは朝一番に訪れるつもりだったのだが、なんとお金の入っていない財布を持ってきてしまった。
 普通だったらコンビニか金融機関に駆けこむのだが、交差点近くのコンビニにATMはなし。銀行は一軒もなく、あるのは郵便局のみ。無一文では入浴できず、仕方なくキャンプ場まで引き返して夫からお金をもらい、「岳の湯」に戻った。片道約5〜6分ほどと近いので助かった。
 で、玄関ののれんをくぐって中に入り、靴を靴置きの棚に入れる。鍵付きの下駄箱などはない、本当に素朴な宿だ。
 受付には誰もおらず、奥からは掃除機をかける音が響いてくる。
 奥に進み、掃除機をかけている女の人に入浴を乞うと、「あら誰もいませんか?」と一緒に受付に戻ったところで、布団を抱えた女性が戻ってきた。
 そこでお金を払い、お財布を預けて浴室へ。
 しかし、しばし無人となっていた受付の小部屋の中に、入浴客が預けたブランドもののバッグが数点丸見えだったのが気になった。わたしのお財布は大丈夫なんだろうか。(大して入ってないけど)
 浴室までわりと歩くのが、ちょっと意外なところ。
 歩くと言っても階段を下りてちょっと進むだけだが、受付の隣がすぐ浴室みたいな共同浴場を想像していたので、これはかなり意外。けっこう奥行きのある宿のようである。
 さて、わたしがようやく入浴できたのは10時20分のこと。
 5人ほどの先客がいるので混雑しているかと思われたが、皆さん時間的に髪や体を洗う頃合いだったので、わりとのんびり浴槽を独り占めできた。
 内湯はとてもきれいな造りで、もっと鄙びていてもよいかなと思うほど。男湯との仕切りが低めで、ちょっと共同浴場っぽい雰囲気なのがいい。
 露天風呂はないし、内湯もあまり広くないのが一つきりだが、お湯がいい。白っぽくうっすらと濁った透明のお湯に、白い湯の花がチラチラ見える。特に湧出口のまわりに湯の花が集中している。
 浴室に入るなり酸っぱい匂いを感じたが、これはお湯がとても酸っぱせいだ。
 子どもの頃、野山でよく口にしたガマズミの赤い実と同じ味がする。爽やかな酸味が懐かしさを呼び起こし、何度となく口に含んでみた。うっすらと硫黄臭も感じられたが、さほど強くはない。
 「岳温泉」の源泉は安達太良山と並んでそびえる鉄山下、「くろがね小屋」付近の豊富な湧泉地帯から温泉をおよそ8キロの距離を引き湯している。
 その間、湯は適度に湯もみされ肌に優しい柔らかな湯になって、浴槽に注がれる。
 そう言えば、平成15年の6月に訪れた温泉「磐梯高原リゾートインぼなり」と泉質が非常に似ている。6キロ離れた安達太良山の中腹から引き湯している点も同じで、おそらく源泉が近いのだろう。
 浴槽に注がれる湯温は分析表によると47度ということで、最初はすぐに肩まで浸かれなかった。
 慣れてくるとこの熱さが心地よくなってくる。ところが、昨日「アンメルツ・ヨコヨコ」を肩とふくらはぎに塗った部分が、耐え難いほどヒリヒリしてきた。アンメルツの説明書には確かにそのようなことが書いてあったのだが、まさかこれほど痛いとは。
 わたしはずっと浸かっていられなくて、もっと入っていたかったのに残念だった。
 この日の夕方、近くのホテルの温泉で入浴させてもらったが、お湯は水で薄められており、こちら「岳の湯」の方が100倍もよい温泉だと感じた。
 こぢんまりとした施設でちゃんとシャワー10基ほどあるが、シャンプーなどの備品はない。かわりに石鹸が備え付けられているが、わたしにはこれで十分だ。
 夕方などは非常に混雑しそうだが、大きなホテルで大きな浴槽のお湯より、こういう小さな浴槽の方が鮮度はよいと思う。
 
 岳温泉についての説明と温泉街についてはこちら→「平成19年キャンプ日記その11」をご覧ください。
     
 

 
         
岳温泉 鏡が池碧山亭 
住 所 福島県二本松市岳温泉2-13  Tel:0243-24-2008
アクセス 東北道 二本松IC〜R459で約10キロ。
公式サイト http://www.naf.co.jp/kagamigaike/
日帰り入浴時間 10:00〜20:00
定休日 無休
料 金 大人700円。休憩所を利用する場合は1,000円。
泉 質 源泉名:岳温泉元湯  泉質:酸性泉  源泉温度 58.3度  pH2.4
湧出量 408リットル/分  ナトリウムイオン19.8mg、カルシウムイオン29.6mg、塩素イオン5.7mg、硫酸イオン433.7mg、炭酸水素イオン0.0mg、炭酸イオン0.0mg、成分総計 0.7237mg/kg
効 能 胃腸病、リュウマチ性疾患、糖尿病、慢性皮膚疾患、運動器障害、慢性婦人科疾患、高血圧症、動脈硬化症等
施 設 男女別内湯各1、露天各1、リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤーあり
 夕方、石川家とともに訪れた、鏡が池そばにある碧山亭。
 立派なホテルで、駐車場に立って整理に当たっていた従業員さんたちもよい応対をしてくださった。
 鏡が池は周囲480メートル。安達太良山の山並みが映ることから、鏡が池と命名されたという。
 お湯は掛け流しで循環はしていない。しかし、加水しているため、「岳の湯」ほど酸っぱさはなかった。
 露天風呂があるのは大変よい。しかし、目隠しと植木のため、座ったままでは鏡が池は見えないのが残念だ。
 もっとも見えたとしても、池の周りを歩いている人からもこちらが丸見えになるので、裸で歩くこともできなくなるが。 
 
 売店に展示されていた湯の花の結晶。黄色いのは硫黄成分だろう。キラキラ光っていて綺麗だった。非売品。


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