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今日は成田さんとお嬢さんのモモちゃん、ケビンパパとお嬢さんのよっちゃん、そしてうちの息子とで、体験ダイビングを行う日。
息子は先月から東京のダイビングショップでCカード取得のための講習を受けており、すでにプールで3本潜水の経験がある。
成田さん、ケビンさんのところは4人ともまったくの初体験。モモちゃん、よっちゃんはともかく、パパ2人はやまちゃんの勢いに負けておそるおそる体験をやってみようという雰囲気だ。 |
おとといと同じダイビングショップにて申込用紙に記入する5人。成田さん、ちょっと緊張気味?
ところで、スキューバダイビングをするためには「オープンウォーター」以上の「Cカード」を取得している必要がある。
CカードはPADIなどのダイビング指導団体、つまり任意の営利団体が講習・認定を行い、発行される。ただし有資格のインストラクターがつけば、Cカードを持たない人でも体験ダイビングをすることが可能だ。
運転免許証のように国が発行するものとは違い、Cカードを取得していない人間が潜っても法的に罰せられることはない。しかし、日本および海外のダイビングショップでは、Cカードがない人間にはエアタンクを貸さないのが一般的である。
スキューバダイビングには、知らないと命に関わることになりかねない注意事項がたくさんある。肺膨張による破裂、スクイーズ、減圧症、窒素酔い、などなど。
しかし、一番恐いのはパニックによる溺死である。日本人だけでも年間に何人かの溺死者が出ており、ときどき酸欠死というのもある。
10年ほど前だっただろうか、パラオで流されてしまって死亡、などという事故もあった。
新聞を注意深く読んでいると、ときどき社会面の片隅にリゾート地でのダイビング事故が載っていることがあり、やっぱり危険を伴うスポーツなんだなあと思うことがある。
さて、体験ダイビングをする面々がいよいよ外に出て、ウエットスーツに着替える。
わたしはよっちゃん、モモちゃんをショップから少し離れたところにあるシャワールームに連れて行き、脱衣所の使い方などを説明した。
やがて海岸に集合したメンバーたちが、インストラクターからダイビングの基本についてレクチャーを受ける。
この日は、やまちゃんの奥さんのメニーさんが、4歳のユウキ君を連れて別荘キャンプに合流していた。今日はおとといのメンバーにメニーさんが加わり、4人でのダイビングだ。
シッターを引き受けてくれた成田ママとケビンママが、機材の準備をするわたしたちの近くでユウキ君を遊ばせている。
わたしたちは体験ダイビングの面々と一緒に潜り、海中で記念写真を撮ろうと手ぐすね引いて待っていた。しかし、レクチャーには1時間近い時間を要した。
こんなに待つんだったら、この間に1本潜れたと思うと、ちょっと悔しかった。
しかも、彼らの様子が見える場所で待っているうちに、わたしのウエイトがどこかにいってしまった。
わたしたちの周囲は、他のダイバーたちや空気タンクを運ぶダイビングショップの人たちで結構ごったがえしていた。自分の機材やギアを入れるバッグなどと一緒に足元に置いてあったのだが、いつの間にやら誰かに持ち去られたらしい。
ショップのレンタル品なので、盗みたくなるような良品ではない。おそらくショップの人が他のダイバーのレンタル品と勘違いして回収したか、他のダイバーが自分のだと思って付けて潜ってしまったかのいずれだと思う。
さて、困った。ウエイトがなければ潜ることはできない。
浮力のあるウエットスーツを着用し、エアタンクを背負っているため、普通のダイバーはそのままでは沈まない。たいてい2キロから5キロのウエイトを腰に巻くことになる。
体脂肪が多い人は浮きやすいので、力量に応じてウエイトを増やさなくてはならない。
痩せた女性で2〜3キロ、ちょっとぽっちゃりしていると4キロ、もっとふっくらしていると5キロ・・・といった感じだろうか。慣れれば少ないウエイトで潜れるようになるという。
で、わたしのウエイトが何キロかは内緒だが、とにかくなくなってしまった。夫の予備を借り受けてBCジャケットのポケットに入れたが、それだけでは不足だった。
体験ダイビングの面々が準備完了して一緒にエントリーしたのはよいが、ウエイト不足で沈まない。
海面近くでバタバタもがいていると、体験のメンバーとやまちゃん、メニーさん、夫たちがさっさと集合して撮影を開始してしまった。
陸のように「おーい」と呼べば誰かが振り向いてくれるという環境ではない。
みんなカメラの方に目がいっていて、誰も頭上でジタバタしているわたしの存在に気づかない。 |
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そうこうしているうちに、インストラクターさんがシャッターを押して海中撮影会は終了してしまった。
あーあ、とうとう写真に入れなかった・・・。
と思っていたら、あらら、やまちゃんにもらった画像にしっかりフィンだけ写っていた。
でも、顔も写りたかったよ・・・。
C.C.C海洋調査分科会」なる垂れ幕?は、やまちゃんの力作。仕事そっちのけでパウチで作成したらしい。 |
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ついでだから画像をもう一枚追加。
このあと、体験ダイビングはあっさりと終了。えっ、たったこれだけ? と思うほど短い潜水だったが、あとで話を聞いてみると、マスクに海水がどっと進入してきてパニックで死にかかった成田さんとか、なかなか沈めずに海底の石を持ってようやく写真に収まったケビンパパだとか、みんな短い時間ながらも結構充実したダイビングをしたのだなぁと思った。(やまちゃん撮影) |
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体験ダイビング終了後、わたしたちはいったん陸に上がって小休止をしてから、2本目のダイビング。
そのときに撮影された画像がこれである。岩に張りつくはカレイかヒラメか!? (やまちゃん撮影) |
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午後は全員で、とある丸秘スポットにやってきた。別荘の隣人Iさんが教えてくれた場所で、地元の人しか知らない釣りスポットなのだという。
実はIさん、別荘地の道路に停めたキャンピングカーとトレーラーの件でクレームを言いにきたのだが、とっても気さくで親切。お刺身を差し入れてくださったり、わざわざ道案内までしてこのスポットを教えてくださったのである。
で、子どもたちも引きつれ、てくてくと降りてやってきたのがココ。
まるで「火曜サスペンス劇場」のラストシーンをほうふつとさせる断崖絶壁ではないか。眼下でドップーンと白波が弾ける光景は、犯人が殺人を告白したり、ヒロインが突き落とされそうになる海岸を連想させる。
あの「火曜サスペンス劇場」の冒頭BGM、「チャチャチャーン!」が頭の中をよぎる。
わたしたちはそんな崖を、ひょえー、恐いー、ぎゃー、ここを降りるのー、などと悲鳴を上げながら必死で降りていった。 |
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降りていった先には、目を見張るほど美しい吹きだまりがあった。澄んだ緑色で、黒い魚影が見える。岩の隙間には、出たり引っこんだりする小さなカニの姿があった。
これは、まぎれもなく丸秘スポットだ。恐い思いをしてはるばる降りてきた甲斐があるというもの。
さっそく子どもたちとパパたちが吹きだまりに入り、泳ぎだした。その場でラッシュガードに着替え、わたしも海に入る。 |
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右上は、断崖の上からオジョーが撮ってくれた画像。吹きだまり自体は波がなくて穏やかだが、すぐ外はもちろん太平洋だ。
この吹きだまりで、わたしたちはゴールも交えてシュノーケリングを楽しんだ。
実はわたし、今日の今日まで海でシュノーケリングをしたことが一度もなかった。泳ぎが苦手なので、機材に頼るスキューバダイビングしかやってこなかったのである。
今回初めてシュノーケリングをして、最初はちょっと恐かった。なにしろ、この吹きだまりは水深10メートルくらいあるのだ。当然、沈んでしまったら足は着かない。
しかし、やや厚みがあって浮力のあるラッシュガードを着ていたお陰で、ぷかりと浮かびながら泳ぐことができたのだった。 |
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←そんな波打ち際まで歩いていったら、さらわれちゃうよー、ブラボーさん!
ブラさん、実はお電話中。話に夢中になってブラブラ歩いているうちに危険地域へ。無事生還したけど、見ているこっちはハラハラだ。 |
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ゴールに掴まって泳ぐわたし。犬に掴まって泳ぐなんて初めての経験で、すごく楽しかった。
でも、ゴールはかなり困り顔。
「パパぁ、変な人が乗っかってくるの」とでも言いたげに成田さんを見つめている。 |
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あらら、とうとう岩に上がっちゃった。
ざんねーん、もっとゴールと泳ぎたかったのに。
わたしはゴールに頼るのを諦め、岩場のヤドカリ、サザエ、トコブシなどを覗きこんだりして楽しんだ。
子どもたちも網で魚を追いかけたり、岩場に隠れるカニを釣ろうと苦心したりして、思い思いに過ごす。 |
→「見て見て、大きな魚をゲット〜ォ!」
実は、吹きだまりの底に沈んでいた魚の死骸でした。
名前は聞いたけど忘れちゃった。
わたしは岩の隙間に隠れていたヤドカリを捕ろうとしたがうまくできず、成田さんに捕ってもらってようやくゲット。
わーい、こんなに大きなヤドカリが捕れたよー、と子どもたちに見せようと泳ぎだしたら、大きなハサミで指を挟まれ、思わず離してしまった。 |
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なんという凶暴なヤドカリだろう。貝の奥に引っこんで臆病者と思わせておいて、いきなり逆襲してくるとは。いや、ヤドカリも死にものぐるいなのだろう。
それにしても、すんごく痛かった。指が切れなくて良かった。
ところで、海水がけっこう冷たくて、30分も浸かっていたら体が冷えてしまった。わたしは一足先に海から上がり、ケビンパパにお借りした着替え用テントで服に着替えた。
やっぱり9月ともなると風が冷たく、震えがくるほど寒い。
娘も寒いと海から上がって服を着たが、ケビンママに借りた釣り竿で釣りを始めたら、たちまち夢中になってしまった。
わたしが寒いから車に戻ろうと促しても、まだ釣りをしていたいと言う。何匹か釣れたので、すっかり気をよくしているようだ。
わたしは先に戻るグループと一緒に崖を登り、車に戻って暖をとった。
30分ほど車で待っていると、残りのグループが釣りやシュノーケリングを終えて上がってきた。 |
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さて、その夜、またまた成田家の庭での宴会風景である。
もう毎晩、飲んだり食べたりで極楽のような日々の連続である。
この夜もシェフ・やまちゃんが腕をふるって素晴らしいディナーを提供してくれた。 |
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やまちゃん特製、肉にこだわった
美味しいバーベキュー。 |
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うんまーい! うっとりと肉と野菜を頬ばる、うちの息子。 |
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ご夫婦でたくさんの食材の買い出し、調理などをしてくださった やまちゃん、メニーさんご夫妻。
本当にありがとうございました。 |
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「あっ、美味しそう、早くちょうだい!」
「いや、離さない!」
と、卑しくも壮絶な皿の取りあいが繰り広げられる。 |
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たくさんの写真を撮って提供してくださったケビンパパさん。お膝の上にいるのはエディ君です。 |
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もう一人のカメラマン、ブラボーさん。
ダイビングオフに参加しながら、生まれつきのカナヅチ体質のため体験ダイブ不参加。
次こそ潜りましょうぞ! |