伏木港の港町の一角にある小さな温泉銭湯。夜になると港沿いの道路は人気もなく閑散としていて、本当にここら辺に銭湯などあるのか?という雰囲気だ。でも、通りの少し奥を覗くと、こうこうと灯りのついた伏木温泉が見えるはず。
駐車場は5台分あるそうだが、いっぱいだった。
ここへ来る前、念のために電話を入れだが、一回目は誰も出ない。「潰れたんじゃない?」と話していたが、二回目にやっと出た。何時までやっているか聞いたところ、「10時過ぎても大丈夫ですよ〜」というのどかな声が返ってきた。
リフォームしたのか、外観も内装も新しくて綺麗。脱衣所の構造を見る限り、昔ながらの番台があったと思われるが、改装により玄関にフロントが置かれる構造になったようだ。
フロントの真ん前に太い柱があるため、どちらから回り込もうか迷ってウロウロしてしまい、番台のおばさんと大笑い。次に後からりゅう@新潟さんが入ってきて、やはり左右に迷走していた。思わず女湯の方に行きそうになった
りゅうさん、「こっちは女湯!」と笑われていた。 |
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奥に浴槽が三つ並んでいるのが、いかにも銭湯らしい造りだ。桶はケロリン桶。洗い場の中央列にシャワーのないカランだけの洗い場があるのも、温泉っぽくて情緒満点。東京だったら壁に富士山が描かれていそうである。
右端の浴槽では茶色い温泉が使われている。(男湯だと造りが反対なので、左端が温泉)
温泉浴槽には蛇口が二つあって、奥のからはメチャクチャ熱い温泉が、手前のからは源泉そのままと思われる冷たい温泉が出てくる。 |
いずれも薄い茶色で、匂いはない。金気臭があるという口コミもあるが、わたしはまったく感知できなかった。
ヌルヌルとかキシキシとかいう浴感も特にない。だが、上がった後の肌はしっとりスベスベになって驚いた。
温泉分析表には「泉質 なし」と書かれてあって、これもちょっと驚き。各成分が温泉法で定められた規定量を満たしておらず、名前がつかないのかもしれない。鉄(U)イオンは11.9mgと温泉法で規定されている10mg以上という条件を満たすので、温泉と認められるのだろう。
蛇口は止められていて、残念ながら掛け流しになっていない。地元の入浴客に遠慮して、ちょっとしか蛇口が開けなかった小心なわたし。 |
ジモッティのおばちゃんたちが出て行ったら蛇口全開でザンザカ掛け流しにしてやろうと待ったが、おばちゃんたちのおしゃべりの長いこと長いこと。頭を洗い、体を洗い、そろそろ出る頃だろうと思ったら、まだ体を洗っている。世間話をしながら延々と洗い続ける。わたしが全部洗い終わって、お湯に三回くらい出たり入ったり繰り返している間、あっちこっちずーっと洗っている。そんなに洗ってばかりいたらカサカサになるぞーと思いながら様子を伺うが、おしゃべりに花が咲いていっこう出る気配がない。
結局わたしの方が根負けし、先に出た。掛け流しを味わえなくて残念。次こそは必ず全開にしてやるぞ。 |
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| ここの洗い場、新しいだけにシャワーが固定式でないのは使いやすくてgoodである。しかもカランからは源泉が出ているみたいだ。雰囲気といい泉質といい、池袋の「桃仙浴場」とよく似ている。特にお湯が薄茶色で鉄っぽいのに匂わない点などはそっくりである。 |