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 平成18年2月26日訪問

千人風呂 金谷旅館
住 所 静岡県下田市河内114-2  Tel:0558-22-0325 地図
アクセス 伊豆急線連台寺駅より徒歩4分。バス停「河内温泉」前。
公式サイト http://homepage2.nifty.com/kanaya/
日帰り入浴時間 9:00〜22:00(お問い合わせください)
定休日 無休
料 金 大人700円
泉 質 源泉名:河内温泉オボウの湯  泉質:単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
源泉温度 55度  ph 8.2
ナトリウムイオン86.2mg/kg、カルシウムイオン22.8mg/kg、塩素イオン61.2mg/kg、硫酸イオン107.2mg/kg
効 能 リウマチ性疾患、運動器障害、神経麻痺、神経症、病後回復期、疲労回復
施 設 混浴内湯1、女性専用内湯1、混浴露天風呂1、女性専用露天1、備品あり、ドライヤー有料、休憩所あり
 大型車2台がすれ違うには難儀するバス通りに面した、実にさりげない佇まいの金谷旅館。千人風呂だなんて仰々しい温泉があるとも思えない、普通の旧家といった雰囲気だ。
 この普通っぽさは「えー、本当にこれっ!?」という疑いさえ起きてしまうほど。入り口に「金谷旅館」という看板があり、そこをちょっと行き過ぎてから「千人風呂」という文字が見えて初めて、「ああ、ここでいいのね」と安堵する。
 が、こういう旧家風の旅館が果たして日帰り入浴客を迎えてくれるものだろうか・・・という疑念も再び湧いてくる。
 だが、心配は無用。ここは朝から晩まで日帰りOKなのだ(ただし入れないこともあるかもしれないので、行かれる場合は問い合わせをして行ってください)。
 玄関のドアはガラスのスライドドア。宮城県の「金山温泉支倉旅館」の玄関とよく似ている。中も鄙びた雰囲気で、なかなかレトロ。
 女性専用の浴室「万葉の湯」。まだ時間が早いせいか、人が少ない。
 浴槽の幅は約5m、長さは約11m。混浴の「千人風呂」より少し長さが足らないだけで、じゅうぶん広い。
 浴槽は4つに仕切られている。酒樽の形をした湧出口からはけっこう熱いお湯が注ぎ出ている。
 この手前に一番ぬるい浴槽があり、とても快適だった。 泉質は単純泉で、あまり強い特徴はない。しかし、注ぎ口近くにいると硫化水素臭がほんのり香る。
 加熱したお湯独特のボイラー臭などはしない。源泉そのままの非加熱で提供しているのだ。
 泡付きや肌のぬめりなどはなく、味もほとんどない、おとなしめのお湯と言える。
 金曜日の夜に入った「駿河の湯」はここよりはるかに成分が濃いのに、循環で温泉を殺してしまっている。こちらは成分こそ薄いが、入る者を満足させるだけの浴感があった。温泉はこうでなくちゃね。
 それに、この浴室の雰囲気は百点満点。浴槽も床も壁もすべて檜で作られており、木のぬくもりに包まれる感じ。

 ところで、脱衣所の奥に鍵がぶら下がったドアがある。混浴の「千人風呂」への入り口だ。
 夫がそちらに入っているので、わたしはバスタオルを体に巻きつけ、鍵の一つをとってドアを押し開いた。
 すると、三角形をした奇妙な小部屋に出た。お湯の中に木戸があり、向こう側から男性の声がする。
 木戸には鍵穴がある。試しに鍵を差し込んでみると、ドアが開いた。なるほど、こういう仕掛けになっているのか。女湯の方から混浴には行けるけど、男性は女湯に行けないようになっているのね。
 女性脱衣所側のドアはオートロックになっていて、うっかり鍵を持たないでこちらへ来ると閉じこめられてしまいます。ご注意を。
 ドアを開け、恐る恐る夫の名を呼ぶ。露天風呂の方から返事があり、夫がひょっこり顔を出した。
 「千人風呂」のほうはもうもうたる湯煙で、人がいるのかいないのかもわからない。これでは女性が入って浸かっていても、誰にもわからないのではないか。
 しかも、バスタオル巻きで入ってよしとHPにも書いてあるし、かなり「混浴しやすさ指数」の高い混浴と言える。
 が、「万葉の湯」のほうも十分広くて雰囲気も満点なので、あえてバスタオルを濡らしてまで入ろうという気が起きない。
 夫に写真だけ撮ってもらって、そのまま女湯に引き返したのだった。
 で、下はその時撮ってもらった男湯の露天風呂。
 女湯の方にも露天風呂はあるらしかったが、内風呂の素晴らしさに満足してしまい、出ようともしなかった。
 あとでHPを見たら、この「千人風呂」に関して「泳いでいい」という記述があった。泳いでいい温泉なんて、初めて。誰もいない温泉で泳いだことはあるが、堂々と認めているというのはかなり珍しい。「ただし、人に迷惑がかからないように」と補足してある。当然である。
 脱衣所に上がって身支度していると、ドアの開け閉めのたびに煙草の煙が入ってきて不快だった。ドアを出てすぐの避けようがない場所に喫煙所があるのだ。洗いたての髪にタバコの匂いが染みついてしまった。
 これはぜひとも改善していただきたい。 
 玄関脇のロビーでは若女将がピアノを弾いていた。先に出た夫が話をしたそうで、地元の名士だったお父上が掘り当てた温泉を引き継いだのだとか。
 庭に咲いていた花木。初めて見る花で名前はわからないが、スイセンによく似た芳香を放っていた。
 伊豆の温泉というと豪華なスパ系で循環が多いか、伊東の共同湯などが思い浮かぶが、こういう鄙び系の和風旅館もあるのだ・・・と認識も新た。
 ちなみに50台ほどの駐車場もあり、クラスCでも大丈夫。ただし我が家のトレーラーはさすがに入れず、前の道路と平行した新しい大きな通りに停めた。
   
 


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