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  Part4
 
 平成18年8月12日(土)〜20日(日)Vol.179
  
夏休みキャラバン〜第2回北海道キャラバン編A
富良野へ
 北海道というとあまりにも広すぎて、どこへ行ったらいいのか見当もつかなかったけど、とにかく富良野には行っておきたかった。
 地平線まで広がるラベンダー畑を夢見ていたが、花は7月でほとんど終わってしまっているらしい。それでも遅咲きの品種が咲いているとのことなので、期待を抱いて富良野へ向かう。
 道央道の北広島ICから、富良野の「ファーム富田」まで約126キロ。地図ではすぐ近くにあるのに、けっこう遠い。
 高速道路一本だからすぐに着くと予想していたが、片側一車線の道路は速度は70キロか80キロが上限で、あまりスピードを出すことができない。
 いや、出そうと思えば出せるのだが、北海道のスピード取締は本州の人間にもつとに有名で、恐くって飛ばせやしない。
 ほら、あそこでもここでも、パトカーや覆面が乗用車を捕まえている光景が見られる。
 カーナビでは三笠ICで降りろと指示を受けるが、地元北海道の大谷さんから、その先の滝川ICまで行った方がよいとアドバイスされていたので、滝川ICで高速を降りる。
 下道を何十キロもうねうねと走り、ようやく富良野町へ到着。
 途中、中富良野で綺麗なフラワーパークがあったので、ちょっと立ち寄る。
 遠くから観たほうが綺麗なのだが、それだと駐車場の車が景観の邪魔をしているし、近寄るとなんだかパッとしない。
 せっかく立ち寄ったのだけど、感想はちょっと複雑。この程度のものなら関東にあるしなあ・・・と思いつつ、すぐに移動を再開した。

 ようやく目的地、「富田ファーム」に到着。別に牧場に来たかったわけじゃないのだが、ガイドブックに載っていて、晩生のラベンダーがあると書いてあったのだ。そしたら、「しままつ」から一足先に富良野に出発していたブラボーさんもここを目指しており、駐車場には「B.Cヴァーノン」がでーんと停まっている。
 観光バス用の大きなレーンがいくつかあって、ここは大型バスでも大型トレーラーでも大丈夫だった。
 で、念願のラベンダー畑はというと、こんな感じ。とても「地平線の果てまで広がるラベンダー」という光景からはほど遠いが、それでもあるだけ良かった。
 写真だと一面に咲いているように見えるが、実際に見ると、あまり広大な畑ではない。やはり富良野は7月に来るべきなのか・・・それとも、他に咲いている場所があるのかな? が、それを探すゆとりもなく、急ぎ足で駐車場まで戻るハメになってしまった。
 車へ戻る道すがら、ラベンダーソフトを食べる。
 ほのかにラベンダーの風味がするが、そんなに違和感もなく美味しく食べられた。
 下はラベンダーラムネ。色は無色、ラベンダー味もあまりしない。一方、メロンを販売しているコーナーで売っていたラムネは綺麗なラベンダー色で、味も透明のものより濃い。
 なにか、思ってたのより規模が小さい「富田ファーム」だった。もっと果てしなく広い牧草地のようなものを期待していたのに、ごく普通の”畑”程度の規模だったからだ。
 ゆっくり散策すれば、そういうところもあったのかも。お昼ご飯の時間もあったので慌ててしまったのがいけなかったのかもしれない。
 あとで調べたら、中富良野町の町営ラベンダー園というのもあって、そこは町内で一番大きな花畑なんだそうだ。そっちへ行けばよかったかな。
 またいつか富良野を訪れて、地平線の果てまで続くラベンダー畑というものを見てみたいものだ。(夫はもういいって言いそうだけど)
富田ファーム
 HP:http://www.farm-tomita.co.jp/
 住所:北海道空知郡中富良野町北星2
 пF0167-39-3939
 地図はこちら
 料金:駐車場、入園ともに無料
 
「くまげら」での昼食
 お昼はブラボーさん夫妻とともに、富良野町にある「くまげら」へ。「るるぶ北海道」に載っていたお店で、店内は空席待ちで大変な混雑だった。
 数分待った後、「2階の和室へどうぞ」と誘導される。が、「注文してから約40分待ちます」とも言われて全員愕然。意外とせっかちなうちのパパ、「この店やめようよ」なんて言い出す始末だ。
 やめてよ、せっかく入ったのに!ε=(`ヘ´)
 ちなみにここは、ドラマ「北の国から」のロケで使われたそうだ。
 なにはともあれ席に着き、メニューを見ながらいろいろ注文。ガイドブックに載っていたチーズ豆腐、和牛さしみ丼、山賊鍋などなど。
 ←これが「くまげら」特製のチーズ豆腐。これは切るだけなので、意外と早く出てきた。
 あっさりとしたチーズ味が癖になる逸品。また食べたい。
 下は、お肉大好きな長男が頼んだ、しゃぶしゃぶ。極上の肉がとろーり、いいお味。
 
 ブラママが頼んだ山賊鍋。鹿、鴨、鶏肉などが入っており、富良野開拓時代を再現した料理だそうだ。味噌仕立てで、たいへん美味しい。
 わたしが一番食べたかった和牛さしみ丼。ごはんの上に富良野和牛が生のまま載っていて、豪快。コクのある生肉がめっちゃくちゃ美味しかった。
 料理が出てくるのにちょっと待ったが、富良野ならではの郷土料理が味わえて、非常に満足した。
 だが、禁煙でなかったのは×。タバコは臭いので、ぜひ禁止にしてもらいたい。
くまげら
 HP:http://www.furano.ne.jp/kumagera/index.html
 住所:北海道富良野市日の出町3-22
 пF0167-39-2345
 地図はこちら
  
美瑛(びえい)の丘
 「くまげら」での昼食後、ブラボー夫妻とはお別れし、別行動で日本最北端「宗谷岬」を目指すことになった。
 我が家はまず、美瑛の丘に向かった。
 途中、チョコロンみたいな牧草ロールが転がった牧草地がたびたび見られ、いかにも北海道らしい光景を楽しんだ。夫は、「どうしてロールを等間隔に散らばらせておくんだろう」と、しきりに不思議がっていた。
 富良野では見られなかった広々としたラベンダー畑もある。本当に綺麗。
 ところで美瑛の丘とは、富良野線の北側に広がる美瑛町のいわば農耕地で、なだらかな丘陵地帯になっている。
 すべて農家の所有地となっており、ジャガイモ、麦、トウモロコシ、牧草など、植えられている作物の葉や花の色合いがパッチワークのようであることから、「パッチワークの路」と呼ばれるようになった。それらの景観とあわせ、タバコのパッケージやCMで有名な木などが観光スポットとなっている。
 
 まず最初に「ケンとメリーの木」が見えた。「パッチワークの路」、「ケンとメリーの木」いずれもカーナビに載っているので一目瞭然だ。
 これは昭和47年、日産スカイラインの「ケンとメリー」のCMに登場したポプラだという。よく見ると、真ん中に微妙な境目がある。つまり2本の木がくっつくように生えているわけだ。しかし、どっちがケンで、どっちがメリーなんだか。
 続いて見えた、「親子の木」。これはカシワの木だそう。
 ちょっと遠いが、大きな2本の木に挟まれた少し小さな木、という構図が見える。(マウスを重ねるとアップになります)
 親子とは良く名づけたものだが、両親のせいで日照不足となり、ひょろっとしてしまった栄養失調児という説明もありかな。
 そして、美瑛の丘でもっとも有名な「セブンスターの木」。
 昭和51年、「セブンスター」のパッケージに採用されたカシワの木だそうである。
 道路を挟んで反対側に駐車場があり、多くの観光客が訪れていた。
 まあこれとても、どこにでも生えている普通の木だと言えば、確かにそうだ。
 昨夜、「しままつMyキャンピングフィールド」で浅川@埼玉さん夫妻が話していた、美瑛の丘に木を探しにやってきたときのエピソードはそのあたりを的確に突いている。
 木を探していて、「どの木でもいいじゃんか!」と怒ったという浅川パパのセリフはまさに言い得て妙だ。
 確かにタバコの箱に印刷されたからといって、どうしてわざわざ大勢見に来るのだろう。雑誌にも載っているし有名だから見たい、というミーハーな心理だろうが、わたしもその一人なのである。
 だが、ここの素晴らしい点は、日本離れした雄大な風景にある。
 セブンスターの木の向こうには、なだらかなカーブを描く丘。木の下に立つと、それらを眼下に見下ろす形となり、本州では見られない雄大な景色を楽しむことができる。
            

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