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草津から万座ハイウェイを登って辿り着いた万座。訪れるたびに「万座温泉ホテル」を利用してきたため、ここプリンスホテルは初めてになる。
正面玄関に車を寄せるとドアボーイのお兄さんが近寄ってきた。この時間、日帰り入浴ができるか訊いてみるとOKとのことなので、わたしだけ車を降り、夫が駐車してくるのを待った。
晴れているのだが、強風で雪が舞い上がって吹雪のようになっている中、先ほどのとってもイケメンなドアボーイさんが寒そうに笑う。 |
スキー客でごった返すホテル内に入り、フロントで「自遊人」付録を差し出す。スタンプを押してもらい、一人分の入浴料を支払う。
浴室への行き方を案内され、それによると露天風呂のみの「しゃくなげの湯」は清掃中で入浴不可。さらに奥にある内湯と露天のある「こまくさの湯」を利用してほしいとのことだった。 万座に到着したときから強い硫黄臭が漂っていたが、ホテルの中にもそれは立ちこめていた。 |
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さらに浴室に入ると、ますます強い硫黄の匂いがぷんぷん香り、乳白色のお湯とともにお出迎え。
お湯はもちろん掛け流しで、粉のような細かい白い湯の花が大量に混入している。色は乳白色と書いたが、ほんのりパステルグリーンに染まっており、とても美しい。
ちょっと飲んでみると、スプーンを舐めたような鉄味が舌に残った。よくあるタマゴ味とか、薄塩味とかは感じない。
湯口で水と混ぜられているのは、ちょっといただけない。これは「万座温泉ホテル」でも同様で、源泉そのままでは熱くて入れなくなるのは理解できるが、安易に水で薄めることはやめてほしいと感じた。 |
内湯から露天風呂へのドアを開けるとさらにもう一枚ドアがあり、その向こうは階段になっている。
太陽に照らされたお湯がひときわ深い緑色に輝き、雪からの照り返しと相まって目も開けられない眩しさだ。
スキー場に面していて眺めはよい。お湯も温めで適温。ずっと浸かっていたいが、眩しさで目が疲れる。そこで、日が出ているときは内湯にいて、曇ってくるとさっと露天に出るということを繰り返した。 |
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ホテルのロビーがスキー客で賑わっていたのに対して、温泉の方は実にひと気がなくひっそりしている。
真っ昼間にスキーをしないでお湯に浸かってる夫婦はウチらぐらいなもの、と思っていたら、あとから年配の客がちらほら入ってきた。
設備は老朽化していてゴージャスとは言えないが、お湯の質はさすがに万座、プリンスといえども素晴らしい。 |
ちなみにこちはら女性専用露天風呂「しゃくなげの湯」。「清掃中ならびに温度調整中」との立て看板があったが、ちょっと入り込んで写真だけ撮ってきた。
屋根付きの立派なもので、中に洗い場もある。入れなくて残念。別に混浴の展望露天風呂というのもあるらしい。 |
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