ここ関温泉は、村と温泉組合が足並みを揃えて「源泉100%掛け流し」宣言をした全国初の温泉。夕方のニュースで観て「関温泉」の名を脳裏に刻みつけたわたしは、さっそくこの機会を逃さず訪れてみることにした。
賑やかな国道18号線を「燕・関温泉」方面へと折れると、風景は一変する。ゆるやかな坂道の両端はトラックの背丈よりもはるかに高く積まれた雪の壁。走る車の数も少なくて、やや心細くなってくる。路面にはうっすらと雪が残り、スリップも気がかりだ。
坂道をずーっと登っていくと、約6〜7キロほどで、あっけなく温泉街へと至る。 |
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実にこじんまりとした湯の街で、関温泉スキー場がすぐ背後に控えている。スキー客の車もたくさん路駐されていて、狭い道路がさらに通行しにくい状態だ。かくゆうわたしも目的の「泉山」の駐車場が一杯だったため、やむなく路駐することになった。
玄関から入っていくと、ロビーのフロントにおじさんの姿。「あの〜う、入浴だけ・・・いいですか?」とお伺いすると、「いいですよ」とありがたいお答え。入浴料500円を払って、いそいそと女湯を目指した。
脱衣所に入ると、浴衣姿のおばさま三人組に遭遇。どうやら長っ風呂&長話の末、ようやく上がってきた模様だ。タイミング良く一緒にならなくてラッキーだった。せっかくの湯の恵みは静寂の中でこそ味わいたいものである。 |
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お風呂は、この内湯一つのみ。もちろん、薄めていない正真正銘の掛け流し温泉である。
湯温は比較的ぬるめで、熱湯が苦手なわたしにはちょうどよい温度。お湯に含まれる鉄分のせいで赤茶色に見えるが、湯口のお湯をすくって飲むと、それほど強烈な鉄味はしない。むしろ舌に残る炭酸っぽい味わいと、柑橘系の匂いが印象的だった。ところが、このユズのような香り、数十分後にもう一度嗅いでみると石油のような匂いに変わっていたから不思議だ。単に錯覚だったのだろうか、それとも変化しているのか。ずっと匂いの中に身を置いていてわからなくなってしまった。 |
お風呂から上がると、フロントのおじさんと少しだけお話しできた。なんでもこの妙高村、市に昇格する予定だそうなのだ。妙高市になっても、今のままの湯の街を守っていってほしいものだと思った。
帰りは、また雪の回廊を通って下っていく。
正面に、夕日に染まった信濃の山々が垣間見えて美しい。妙高高原がとても高い標高に位置していることがとてもよくわかり、息を呑む絶景だった。 |
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■「泉山宿」宿泊料金
◇ゆったりコース8,900円〜7,800円
◇特選コース11,000円
■日帰り休憩
◇湯ったりコース2,500円
◇特選コース3,000円
■宴会プラン
◇飲み放題コース 日帰り9,400円〜
◇コンパニオンコース日帰り8,600円〜
■宿泊ゴルフパック
◇ゴルフプレー+1泊2食 12,190円〜 |