| 住 所 |
千葉県勝浦市松野1143 пF0470-77-0311 MapFan |
| アクセス |
館山自動車道 市原IC〜R297〜大多喜経由で南下 |
| 公式HP |
http://www10.ocn.ne.jp/~k-onsen/ |
| 日帰り時間 |
10:00〜20:00(不確かなので、問い合せしてください) |
| 定休日 |
不明 |
| 料 金 |
大人 800円 小人400円 |
| 泉 質 |
■泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
■源泉温度 19度 ■成分総計 4.40g/kg |
| 効 能 |
入浴:神経痛、リューマチ、皮膚病、婦人病、水虫、火傷、かぶれ、ヒステリー
飲用:慢性胃カタル、糖尿病、日射病、腎孟炎、胆のう、腎臓結石、血圧、便通 |
| 設 備 |
男女別内湯各1、備品あり |
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周囲を山と田畑に囲まれた、非常に鄙びた温泉旅館。建物の外観は意外とハイカラ(死後?)で、バナナの木が植わっていたりして南国っぽい雰囲気だ。
だが一歩中に入ると、あまりの侘び渋な世界に思わず痺れてしまうこと請け合い。
休憩所がどーんと解放され、ゴロ寝している人の姿が見える。旅館というより、なんだか温泉センターっぽい光景だ。
廊下を奥に進むとすぐ浴室なのだが、うっかり行き過ぎてしまい、なにに使われているのかわからない物置のような部屋に戸惑う。なんとも雑然としており、本当に旅館か?と不思議な気持ちになった。
脱衣所も狭く、コインロッカーもない。フロントに引き返し、財布の入ったショルダーバッグを預かってもらった。
浴室に入ると、真っ黒なお湯が待っていた。
ドバドバとけっこうな勢いで注がれ、掛け流されている。お湯は熱い。冷鉱泉なので加熱しているが、加水せず循環せずの完全掛け流しだ。 |
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先客には三人のおばちゃん&おばあちゃんが入浴しており、みな地元の方々らしい。わたしたちが東京から来たと知ると、「どうしてここを知ったの?」と興味津々。「インターネットで調べたら、ここが出てきた」と言うと、「ああ、今の人はそうやって調べるのね」と感心していた。
やがて一人のおばちゃんが注ぎ口の後ろのコックをひねり、ドバドバを止めた。それでも岩の間からはチョロチョロとお湯が出ている。こうして調節が可能なようである。
それにしても真っ黒なお湯だ。ほとんど醤油と同じ黒さ。浸かりながら肌をこすると、ぬるぬるする。
匂いは、モール泉特有のヒノキと硫化水素が入り交じったような香り。
嬉しいことにシャワー、カランにも源泉が使われている。そのためシャンプーのとき、すすいでもすすいでもヌルヌルが取れず、「よし終わりだ」という決断が難しい。お肌もツルツルになり、とても素晴らしいお湯だ。
ただし、湯口からドバドバが出ていると、シャワーがちょろちょろ。その間はシャンプーを我慢しなくてはならない。 |
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黒さといい、香りといい、ぬるぬる加減といい、新宿の十二社温泉と実によく似ている。
黒いというだけなら同じ千葉の青堀温泉静養園がそっくり。だが、静養園はぬるぬるしない。見た目はまったく 同じなのに、温泉というのは不思議なものである。
さて、左は男湯の浴室。サッシの向こうにはガラス張りの浴室がもう一つ繋がっていて、洗い場が女湯よりも多い。外にも青いタイルの浴槽があったが、湯は張られていなかった。 お風呂を上がって脱衣所で体を拭くが、後から後から汗が引かない。いつもだったら服を着てさっさと後にするところだが、なかなか服が着られないため、おばちゃんたちとのおしゃべりが続いた。
そんなに長湯はしなかったのだが、ナトリウムを含むお湯は思いのほか温まる。冬はともかく、夏場はこんなに熱く加温しなくてもいいのではないだろうか。おばちゃんたちの中には、涼むためにタオルを巻いただけの姿で廊下に出ている人もいた。確かに廊下は涼しく、脱衣所は風通しが悪くて暑い。
こういう鄙びた雰囲気が好きな人には、とってもオススメな勝浦温泉。お湯は真っ黒だけにお墨付きの良さである。 |
キャンプ場も併設されており、夜になるとキャンパーが子連れで入浴に来るそうだ。
常連のおばちゃんが、昨夜は子どもたちが浴槽から温泉をみんな汲み出してしまったと嘆いていた。確かに「汲み出さないでください」という注意書きが浴槽にはある。ま、それはともかくとして。そのうちここでキャンプして、ゆっくりお湯に浸かるのも悪くない。そう思った。 |
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