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 平成17年10月29日訪問

黄 金 温 泉
住 所 山梨県甲府市上小河原町1244-1  Tel:055-241-8115
アクセス 中央道甲府昭和IC〜R20〜石和方面へ。右側に目立つ看板の建物が見えてくるので、測道を左へ降りる。荒川を渡ったら行き過ぎ。
公式サイト http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/4481/
営業時間 9:00〜24:00(木曜日は午後5時より営業。祝祭日は通常営業)
定休日 無休
料 金 大人500円
泉 質 源泉名:岩間井戸工業(株)保養所源泉
泉質:ナトリウム-炭化水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
源泉温度 46.0度  ph 7.4  成分総計 1.446g/kg
湧出量 384g/分
効 能 浴用の適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消火器病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病等
飲用の適応症:慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病
設 備 男女別内湯各2、うたせ湯1、備品なし、休憩所あり
 甲州街道沿いにあって、かなり目立つ建物だ。温泉ファンの間ではかなり有名な温泉で、かねてより行ってみたかったわたしは、今回思い切って入ってみることにした。
 建物の外見はかなり立派な印象だ。だが、一歩中に入っていると・・・。かなりなアヤシ系である。
 ドアの前にはテリアの雑種が店番している風情。だが、わたしが来るとドアに向き直り、「開けて」のポーズ。どうやら閉め出されて渋々ドアの外にいたらしい。開けると一目散にロビーに入っていった。
 ロビーはまるで人んちのリビングのような生活感に支配されていた。雑然としたソファの向こうにはスナックのようなカウンターがあり、受付の女性が。犬は他にも2匹おり、かなりの老犬と思われるワンちゃんがよろよろと出迎えてくれた。
 お金を支払い、脱衣所へ向かう。ここもかなり生活感いっぱいの空間で、ロッカーの上には常連さんたちの洗面道具が置かれていた。
 雰囲気としては、石川県によくある温泉銭湯の脱衣所とそっくりだ。お湯の質も濃い茶褐色で、「野々市温泉美人の湯」や「三河温泉元湯ほんだ」「金城温泉」などの金沢周辺の温泉と非常に似ている。
 浴室には誰もいなかった。これだけの湯量がざんざかと惜しげもなく掛け流しにされているのは凄いことだ。わたし独りだけなのに、とてももったいないような気分になった。
 丸いメイン浴槽は湯温がとても高く、なかなか肩まで浸かれない。中央の噴水から飛んでくるお湯が顔にかかるのもちょっと不快だったので、すぐにジャグジーへと移った。
 こちらはプールにあるようなポリ浴槽。湯温はメイン浴槽より少し低めだが、わたしにとってはちょっと高温だ。
 次に、一番奥にある打たせ湯に行ってみた。
 ここも贅沢にも温泉が使われており、広くて浅い湯船のせいでとてもぬるい。皮肉にもここがわたしにとっては最も適温だった。
 お湯は透明感のある赤褐色で、ほんのりと木の香が漂うモール泉。泡付きなどは見られず、この手のモール泉に特有のヌルヌルした肌触りもなかった。
 こういう赤褐色のモール泉は冷鉱泉であることが多く、ここもてっきり沸かしだと思っていた。だが、あとで温泉分析表を見てビックリ。実は46度もある高温泉だったのだ。熱いメイン浴槽は別に無理して加温しているわけではなかったらしい。
 甲府の盆地にありながら46度のモール泉というのは非常に珍しいのではないだろうか。
 ロビーの雰囲気にはちょっと引いてしまう所のある、ちょっと「怪しい系」の温泉。お湯には少々インパクトが足りない点があるものの、湯量豊富で素晴らしいと思う。
 ただ、脱衣所には灰皿が置かれており、これは頂けない。湯上がりの一服をしたい人にはいいだろうが、吸わない者には大迷惑だ。石和温泉の「ホテル平成」でも脱衣所で一服している人がおり、地方ではたまにあることだが、灰皿は撤去すべきだろう。
  
 
 

 
 
正徳寺温泉 初花
住 所 山梨県山梨市正徳寺1093-1 Tel:0553-22-6377  地図
アクセス 中央道 一宮御坂ICから約6km
営業時間 10:00〜21:30
定休日 木曜日
料 金 大人600円、小人400円(3時間まで)
泉 質 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ低温泉)   源泉温度 38度
ph 9.33  成分総計 0.3798g/kg
湧出量 199g/分(自噴)、動力使用時800g/分以上
効 能 神経痛、筋肉痛、五十肩、冷え性、疲労回復等
設 備 男女別内湯各2、露天風呂各3、備品あり、休憩所あり(鰻屋さん)
 周囲をぶどう畑と民家に囲まれた一角にある。140号線にある小学校の所から奥へと進んでいくわけであるが、非常にわかりづらい立地だ。外からはまったく見えず、看板がなければ辿り着けない。
 看板を頼りに駐車場に入っていって、初めて建物の姿を見ることができた。それもごく普通の民家と変わらないような佇まいだ。
 もともと鰻の養殖をなりわいにしていたご主人が、ここの井戸水でウナギを飼育すると調子がいいことに気づき、さらに掘り進めたら良泉が沸いた。そこで、鰻屋さんを併設した日帰り温泉を建てたのだという。
 中の雰囲気はとてもよい。玄関を入って左側が鰻を食べるお食事処、右側が温泉へ続く廊下になっている。
 前回は家族揃って行ったので、湯上がり後みんなで鰻を食べた。今回は独りでの入浴で、お風呂のみの利用となった。
 脱衣所はちょっと狭い感じだ。浴室は換気が悪く、湯気がこもっていた。
 黄褐色のお湯を溢れさせた浴槽は二つに分かれていて、女湯では左手が源泉浴槽、右の露天側が加熱浴槽となっていた。源泉浴槽はほぼ体温と同じ36度。熱くもぬるくもなく、まことに心地よい。
 加熱浴槽の方は42度。わたしには少々熱いので、ずっと源泉の方に浸かっていた。
 お湯の中で肌を撫でると、とてもヌルヌルする。湯口にコップがあるので、お湯を口に含んでみる。匂いはあまりない。舌の中央に強い甘みを感じるが、飲み干してみるとあんまり甘くない。
 よく肌に泡がつくと評されるが、わたしのときはあまり付着しなかった。(腕や足のムダ毛を処理したのがいけなかったかな?)
 露天風呂は加温しているようだが、雰囲気はよい。樽風呂、鉱泉風呂、サウナなども備え、広々としている。
 内湯、露天ともに掛け流しで、洗い場のシャワー、カランからも源泉が出てくる。
 非常にヌルつくお湯のため、髪や体を洗った後いくらすすいでも、いつまでもヌルヌルが続く。
 まだ洗い流せてないのかと、延々すすぎを繰り返すので、腕が疲れてしまう。でも、この泉質は素晴らしい。ヌルヌル度では長野県・白馬八方尾根温泉や、あららぎ温泉湯元館に匹敵する。 
 それにしても「@nifty温泉情報」の口コミには初花に対する数々の悪評が書込まれているが、いったいなんなんだろうか。
 曰く、従業員の態度が悪い、社長と何度もすれ違ったのに挨拶もない、終了時間になると客がいるのに電気を消して従業員がさっさと帰ってしまう、などなど。
 確かに、わたしのときも受付の女性に今ひとつ愛想が足りなかったり、帰るときの「ありがとうございました」のタイミングがとっても遅く、あとから思い出したように付け加えていたりと、あれ?と思うようなことがあった。
 あとでこの口コミを読んで、なんとなく納得がいった気分。社長に仕事や従業員への愛がないと、こういうことになってしまうんだよね。泉質はとてもよいし鰻も美味しいのに、後でこんな悪評を接するととてもガッカリしてしまう。早く評判に気づいて、体質を改めてもらいたいものだ。
  





 
石和温泉 ホテル平成
住 所 山梨県笛吹市石和町市部789-14 Tel:0552-63-5511
アクセス 中央道 一宮御坂IC〜R20経由で約15分
営業時間 11:00〜21:00
定休日 無休
料 金 大人500円
泉 質 源泉名:ホテル平成
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ低温泉)
源泉温度 38.6度  ph 8.5  成分総計 0.2736g/kg
湧出量 157.9g/分(自噴)
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病等
設 備 男女別内湯各2、備品あり、駐車場あり
 ごく普通の小ぢんまりとしたビジネスホテル。「立ち寄りの湯」の看板を掲げて敷居が低い印象で、受付の応対も丁寧だ。
 自噴温泉だが、お湯は循環だった。それでも女湯では少しオーバーフローしている。タイルの色なのかなんなのか判別しづらいが、お湯にやや黄色っぽい色が付いている。
 非常に熱めに加熱されていて、ちょっと沸かし過ぎじゃない? と思った。
 特徴といって何もないお湯だが、黒い湯の花がチラホラと浮いていた。他にサウナと水風呂があり、せっせと往復している人もいて、けっこう賑わっていた。
 入浴を頼みづらい石和温泉にあって、夜も入浴させてくれるのは嬉しい。外国人の一家も宿泊しており、エレベータで出くわしてビックリした。
 ただ、脱衣所の灰皿は撤去しましょうよ。全館どこでも「禁煙」が、今や世の常識。こういうところが田舎っぽいのよね。
  



 
 
石和温泉
住 所 山梨県笛吹市石和町市部1091-2 Tel:055-262-3441 地図
アクセス 中央道 一宮御坂IC〜R20経由で約15分
営業時間 15:00〜23:00 (日曜は13時から)
定休日 月曜日
料 金 大人350円 小学生170円 6歳未満70円
泉 質 泉質:アルカリ単純泉(緩和低張性高温泉)  源泉温度 44度
ph 8.2  ラドン含有量 0383マッヘ
成分総計 11,580mg/kg  湧出量 848g/分
効 能 リウマチ、神経痛、慢性皮膚炎、ヒステリー等
設 備 男女別内湯各3、休憩所あり(食堂)、駐車場なし
 石和温泉唯一の共同浴場らしいが、組合の経営なのか民間経営なのか不明。看板には「入浴と食事 石和温泉」とあるだけで、「共同浴場」とか「銭湯」とかの文字はない。
 それでも玄関脇には「銭湯大好き」と題された、子どもたちが銭湯に入っている銭湯広報ポスターが貼られている。やっぱりここは銭湯なのかと思う。
 玄関を入ると、すぐに食堂だ。庶民的な雰囲気と言えば聞こえはいいが、なんだかいきなり人んちの台所に入り込んでしまったような一抹の気まずさを覚えた。
「入浴したいんですが」と言って、そこにいたお兄さんに入浴料を渡す。 
 源泉としては非常に古いらしく、脱衣所に掲げた温泉分析表の日付は昭和37年だ。
 ガラス戸を開けて浴室に入っていくと、地元のおばちゃんたちがすでに3人入浴中。一斉におしゃべりをやめてこちらを注目したので、またまたバツが悪い。
 「こんにちは・・・」と、か細い声で挨拶すると、「こんにちは」と返してくれた。
 いかにも銭湯らしく、浴室の壁には富士山の絵が描かれている。
 浴槽は3つに別れている。左端は冷たい源泉浴槽が掛け流し、真ん中は電気風呂、右端が加熱浴槽。
 源泉浴槽は水のように冷たいということもないのだが、この季節にはちょっと厳しい。分析表には源泉温度44度とあるが、嘘だろーという印象。44度にははるかに及ばない、30度ほどではないだろうか。長い歳月で源泉温度が下がってしまったのかしら。それとも、源泉じゃなくてただの水風呂? だが、硫化水素か硫黄の匂いがほのかに匂い、やっぱり冷鉱泉らしい。
 加熱浴槽はかなり熱く加熱されており、無味無臭無色透明。せっかく良い源泉なのに、特徴がなくなるほど加熱するのはちょっと考えもの。もっと源泉を大事にして欲しいな。
 ちなみにここではお金を払えば毛染めしていいことになっている。実際、一緒になったおばちゃんの一人が髪を染めており、ちょっと驚いた。
 場所はわかりづらいが、小林公園のある通りから反対側の小路をちょっと入った所にある。この公園の前には足湯もある。
  




 
 
紅薔薇温泉 みさかの湯
住 所 山梨県東八代郡御坂町成田2200(住所が変わっています。確認してからお出かけください)
 Tel:55-261-6166
アクセス 中央道 一宮御坂IC〜R20経由で約15分
公式サイト http://misaka.net/misakanoyu/
営業時間 10:00〜20:30(最終受付は7:30まで)
定休日 火曜日、年末年始等
料 金 大人700円 小学生400円 幼児は無料
※5時以降割引
泉 質 源泉名:御坂町温泉
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ高温泉)  源泉温度 47度
ph 9.2  湧出量 78.5g/分(自然湧出)
成分総計 0.734g/kg  湧出量 848g/分
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動マヒ、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、皮膚炎病後回復期、疲労回復、健康増進等
設 備 男女別内湯各3、露天1、備品あり、休憩所あり
 「紅薔薇温泉って、『ベルサイユのばら』じゃないんだから、あーた」って印象のネーミング。宝塚版「べるばら」には「ベルサイユの紅薔薇」というセリフが出てくる。王妃マリー・アントワネットのことである。もしかして「みさかの湯」の役場担当者はベルばらファンじゃあ?
 それはともかく、エントランスから続くローズガーデンは本当に見事だ。オンシーズンにはこれだけ見学に訪れてもいいくらいだ。
 中に入ると、典型的な村営・町営温泉の造り。
 内湯は人が多くて撮影できなかったため、公式サイトから画像を拝借した。温泉は完全循環で塩素臭が強い。
 公式HPには「飲用可能な源泉」と称した画像があったので期待して訪れたが、実は入浴できない小さな槽だと知ってガクゼン。ものの見事に騙されてしまった。
 露天は庭の広さに比べて妙にせせこましい浴槽だ。ここもやっぱり循環。
 循環のお湯に浸かっていてもつまらないので、サウナに出たり入ったりして1時間ほど過ごした。面白いことに、サウナには山盛りの塩が置かれている。皆さんそれを相撲取りのように鷲掴みにして、体にすり込んでいた。
 塩を入れている容器がスイレンなどを栽培する水鉢というのもおかしい。
 他にミストサウナやジャグジーなどもあり、お湯の質を気にしなければなかなかゆっくり楽しめた。
 「みさかの湯」のHPによると、ここの温泉は「四つのプレートが犇めき合い、新・旧島弧斜交衝突帯として、現在、世界の中で最もユニークな変動帯中の古い日本列島の基盤(関東山地地塊)と新しい基盤境界部付近の岩盤、それに地下深部に貫入、結晶固化した酸性深成岩体(花崗岩体)等の岩盤中を、東西方向、北東方向等に走る甲府盆地東部基盤段裂温泉帯の地下深部の開口割れ目で、悠久の時の流れの中で涵養され、育まれてきた本格的裂罅系天然自噴温泉」だということだ。意味わかんない!
  


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