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国道20号線から一本入った、比較的広い道路沿いにあるのだが、入り口はちょっと見つけづらい。やぐらが目印となるものの、入って突きあたりにあるのが「養老の滝」だから、なおのことわかりづらいのだ。
手前側の駐車場は10台位のスペースがあり、さらに奥に広い駐車場がある。しかし、わたしたちはグランドサーベイヤーを牽いて細いS字のカーブを通って奥へ進むことができず、駐車場の利用は断念した。ちなみに一緒に行った石川@埼玉さんのウィネベーゴは入っていけたので、普通のキャンピングカーなら大丈夫だろうと思う。 |
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中に入ってみると、広くて新しくて豪華だ。
今はやりの「ネオ・ジャパネスク感覚」とでもいうのだろうか。最近どこでもこの手の施設が多い。
例えば埼玉県だけで挙げてみると、「和光温泉極楽湯」や「行田天然温泉 古代蓮物語」、「おがわ温泉 花和楽の湯」といったような、新しくできたスーパー銭湯系である。いずれも木をふんだんに使用した和風な造りで、くつろぎのための気遣いが色々となされている。
浴槽は広くて数種類を備え、掛け流しかそれに準ずる半循環オーバーフローの浴槽が一つでもある。そして、こういった施設はえてして名湯である場合が多い。
さて、お湯の方はさておき、近年建てられたスーパー銭湯系はどこも和風チックな高級感を目指しているようだ。こうしたイマドキの最先端を行った造りは木がふんだんに使用され、茶系でまとめられていて落ち着く。 |
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浴室に入った。非常に混んでいるが、洗い場の数も多く、浴槽も広いためそれほど混み合っているという印象は残らなかった。
広い浴槽には薄緑色の透明なお湯が満たされ、掛け流しになっている。こうしたスーパー銭湯系では近年、掛け流しを売りにしているところが増えてきたが(いい傾向です)、ここもご多分に漏れず掛け流し。それだけでも十分嬉しいのに、な〜んと緑色よ、緑色。しかも、木の香りがするモール系のお湯で、肌触りもツルスベである。 |
「温快の湯」という名前の付いた内湯は高温、低温、水風呂と3箇所に区切られている。季節により加水することもあるそうだ。
露天風呂も掛け流し。他に信楽焼の壷湯、内湯には座湯もあり、涼みながらのんびり過ごすのにうってつけ。
ただ、甲府には個性豊かな温泉銭湯などがあまた点在している。それら強豪と比較検討してみると、ここがお湯の面で特に抜きんでているとは言い難い。湯質は確かに優れているが、少し薄いかなという印象は否めない。それだけ甲府の温泉群が強烈な個性を放っているということだろう。
しかし、その中にあっても、この「燈屋」は新しくて意欲的な温泉施設として一定の評価はできると思う。
実はここへ来る前にちょっとしたトラブルがあったためゆっくりできなかったのだが、今度山梨に来るときはマッサージや併設されている「養老の滝」などを利用して、1日ゆっくり過ごしてみたい。 |
で、そのトラブルというのは、「燈屋」の裏手にある住宅地で我が家のトレーラーが立ち往生してしまい、抜け出すのに1時間くらいかかったというものである。
実は、ここの駐車場に裏から入ろうと試みたのが事の発端だった。だが、左右を民家とぶどう畑に挟まれた道路は先へ行くほど狭く、ついには細く曲がりくねって、進めなくなってしまったのである。
Uターンできるほど広い空き地も駐車場もないため、仕方なく大きな通りまでバックで戻ることになった。だが、抜け道なのか、地元の車がどんどん入ってくる。お願いしてUターンしてもらったり、空き地に入って待っててもらったり、誘導するわたしは胃に穴が開きそうなほどの苦境に陥っていた。
数十分ほどかけてバックしたところで、ちょうど通りかかった大きなお宅から御主人とそのご兄弟が出てきた。たまたまお客さんが帰るのを見送っていた頃で、わたしが大きな声で「オーライ、オーライ」なんて誘導しているものだから、「なんだ?」とばかり顔を出されたのである。
なんでも他県に散っていたご兄弟が、お盆休みに集まっていた所だったという。
地元の名士のような印象のそのご主人、トレーラーの後ろの方にだっと走り出すと、交差点からここの道路に車が入ってこないよう交通整理を始めてくださった。工事をやってるとか、大型車が立ち往生してるとか言って、迂回するように指示している。
お陰でスムーズにバックができ、無事に大きな通りまで出ることができた。
これまでの人生の中で最もホッとした瞬間である。交差点の真ん中にトレーラーを停めていることも忘れ、わたしは誘導してくださったお二人に深々と頭を下げてお礼を述べた。
「いいから早く乗りなさい」と促がされて急いで車に飛び乗ったのだが、お礼が言い足りなくて心残りだった。それくらい、まさに「地獄に仏」だったのである。次回は菓子折かお酒などを持ってもっときちんとお礼を言いに伺いたいと思っている。(迷惑かな〜?)
併せて、ご迷惑をおかけしたご近所の皆々様にこの場でお詫び申し上げます。 |