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ニセコ五色温泉旅館
住 所 虻田郡ニセコ町字ニセコ510  0136-58-2707
アクセス 倶知安から道道58号線、ニセコ駅からは道道66号線〜58号線〜五色温泉郷へ
公式サイト http://www.u-p.co.jp/test/goshiki/
日帰り時間 8:00〜21:00
定休日 木曜日
料 金 大人400円   小人300円
泉 質 泉質名:含フッ素・食塩・苦味-硫化水素泉  源泉温度:79.4度
pH3.2  湧出量:200リットル/分   成分総計:5284ミリグラム
効 能 【浴用】高血圧症、動脈硬化症、末梢循環生涯、リウマチ性疾患、慢性中毒症(水銀、鉛、ひ素等)、糖尿病、慢性湿疹苔せん、皮膚掻痒症、角化症、脂漏性疾患(にきび)、凍瘡(しもやけ)、慢性膿皮症、創傷、運動障害、女性性器慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症、月経異常、更年期障害、虚弱児童、ある種の不妊症

【飲用】糖尿病、慢性中毒症、リウマチ性疾患、痛風 および 尿酸素質、運動障害(特に神経麻痺)、慢性便秘、慢性気管支炎、慢性肝、胆道疾患、動脈硬化症、高血圧症、肥満症、じん麻疹、女性ホルモン代謝不全症
設 備 浴室は男女別でそれぞれ1つずつ。各浴室に内湯1、露天風呂1あり。休憩所はロビーで。

標高750メートルに位置する温泉郷。パンフレットによると、名前の由来は「通常の温泉では2種類くらいの泉質が5種類もある」とか「硫黄が混じって湯の色が日によって5色に見える」などからきているのだとか。
以前はもっとひなびた湯治宿だったものが、すっかり新しくリニューアルされたという。が、奥に進むと当時のままの浴室が残されているという。
手前側にある新しい「展望風呂」。内湯の浴槽は広々。青緑色した乳白色色の湯が掛け流しになっていた。硫黄臭が強く、酸っぱい。
ニセコアンヌプリやイワオヌプリが眼前に広がる露天風呂。景観は素晴らしいのだが、もっと遮るものがなければの話。遊歩道があるのでそれほど開放的になっているわけではない。男湯はもっと開放的なのかも。



奥にある「から松の湯」。
こちらの方が湯治場らしい風情はある。お湯はどちらも同じ。ここの露天風呂が一番気に入った。







ニセコ薬師温泉
住 所 北海道磯谷郡蘭越町字日の出370  0136-58-3057
アクセス 札樽自動車道 小樽IC〜国道5号線を倶知安方向へ。札幌市街から約35km、約45分。
日帰り時間 7:00〜21:00
定休日 なし
料 金 大人300円  小人200円
泉 質 泉質名:重炭酸ナトリウム含弱食塩泉  源泉名:成田温泉
温度:39度   pH5.6  残留蒸発物:2.156グラム/リットル
効 能 運動機能障害、やけど、腰痛、皮膚病、神経痛、リューマチ、筋肉痛、創傷、痛風等
設 備 男女別内湯各1、混浴内湯1、無料・有料休憩所あり

山道を走り抜け、不安になりつつも行き着いた先は日本三大秘湯の一つ、薬師温泉。
百年以上の歴史をもつニセコ温泉郷のなかで最も古い名湯だそうだ。確かにかなりの秘境だが、敷地内には妙に不釣り合いなパラソルが置かれていた。
ここのお湯は非常に湯治効果が高いそうで、薬湯として知られている。

こちらの方で券売機から入浴券を購入し、反対側の建物に入る。
外観はそうでもないが、中に一歩入るとこってこての湯治宿。なんだか人んちにおじゃましているみたい。
あまりひとけがなくて、怖いくらいだった。
のれんをくぐって女湯へ。狭い浴室に、なぜか温室のように観葉植物が雑多に置かれていた。細長い浴槽にはプールみたいなハシゴがかかっている。入ってみてわかった。けっこう深く、石でゴロゴロしているのだ。
底からお湯が沸き出しているようで、ぽこぽこ上がってくる。透明のお湯はかなりぬるめで、掛け流し。茶褐色の小さな湯の花がチラチラ舞い、味も鉄味。
しばらく浸かっていると、体じゅうに泡がついてくる。ちょっと薄暗い雰囲気がとても落ち着く。ぬるめだが、よく温まるお湯である。
上がった後、混浴内風呂を覗いてみる。こちらは「濁り湯」という表記がある。
確かに笹濁りだが、味や匂いは先ほどの女湯のものと同じだった。ロビーの分析表も一つなので、同じお湯かなと思われるが、不明。年に数回、この茶褐色の湯がマリンブルーに変色するという不思議な現象が起こるという。
(←変色しかかってる?)
脱衣所は男女別。濁り湯なので比較的混浴しやすいかなと思う。
それと、離れたところにかなりワイルドな混浴露天風呂があるそうだが、知らなかったので入らなかった。

昭和32年に書かれた温泉分析表。今まで見てきた分析表の中で最も古いものの一つだ。

宿から出ると、コンクリの上でサバ猫ちゃんがくつろいでいた。「おっ、猫だ」と思いながら車の方へ歩いていったが、やっぱり触りたくなって引き返してみた。見送ってくれていた猫が、戻ってきたわたしの姿を見て、「にゃっ」と一声鳴いた。
これは歓迎の合図だ。撫でると、この通り。あっちにゴロリ、こっちにゴロリして喜んでくれた。
数年前に亡くしたオスの愛猫にそっくりだったので、しばらくその場を去りがたく、懐かしむように触りまくった。とても人なつっこい猫ちゃんで、しばし心を癒してくれた。







湯元温泉 ロッヂ チセハウス
住 所 北海道磯谷郡蘭越町字湯里680  0136-58-3063
アクセス 札樽自動車道 小樽IC〜国道5号線を倶知安方向へ。札幌市街から約40km、約45分。
日帰り時間 9:00〜20:00
定休日 不定休
料 金 大人500円  小人300円
泉 質 泉質名:単純硫黄温泉(硫化水素型)  源泉温度:56.5度  ph4.9
成分総計:0.313g/kg
※分析表を見るのを忘れたため、下の「国民宿舎雪秩父」の分析表を参考にしました。
効 能 皮膚病、神経痛、リウマチ、慢性関節炎、糖尿病、疲労回復、健康増進等
設 備 男性内湯2、女性内湯1、混浴露天1、無料休憩所(ロビー)あり
薬師温泉からの帰り、立ち寄ったロッジ。
玄関を開けてみると寂れたような雰囲気が漂い、ひとけもない。やめようかと躊躇していると、奥からご主人が姿を見せた。
他に昆布温泉、アンヌプリ温泉が清掃中で空振りしているので、ここで入れてもらうことにした。
が、ご主人が「お風呂の前にビールでも」と自販機でビールを購入し、わたしに薦めてくる。辞退したが、ぜひ酒の相手をして欲しいというので、ご馳走になることにした。
ロビーにはドラムやアンプなどが並び、まるでライブハウスといった風情。音楽好きのご主人が趣味でバンドをやっているという。カラオケも大好きで、酒好きのお客さんなどとよく盛り上がるのだという。
ロビーのソファに腰を下ろし、おつまみも出され、しばしビールを酌み交わす。このあと時間はあるかと聞いてきて、もしよければ焼き肉などを振る舞うから飲んでいってと頼まれてしまった。わたしは「これから登別に発つので」と断ったが、入浴後も引き留められ、また来年おいでとか、電話くれれば焼き肉を用意して待ってるからとしきりに念を押された。
お友達もこっちに来る人がいたら寄るように宣伝しておいてと言われたので、ニセコに行かれる人がいたら、ぜひお寄りください。焼き肉とビールをご馳走してくれるそうです。一人で寂しがっているご主人につきあってあげてください。

で、肝心かなめの温泉であるが、内湯は五色温泉に似た薄緑がかった白濁湯。硫黄臭たっぷりで掛け流しだ。
こちらは男湯の内湯。浴槽が2つある。
ここの源泉は大湯沼。
で、こちらが女湯の浴室。浴槽は1つだけ。小さい浴槽だが、豊富に掛け流されている。誰も入っていなくて、かなりもったいない状態である。簡単に体を洗い、露天風呂へ出てみる。
灰色がかった濃い乳白色のお湯が満たされた、小さめの露天風呂。左側に見える石の仕切りは、男湯側との境に位置している。そう、つまりここの露天は混浴なのである。誰もいないと思ってのんびりくつろいでいたら、いきなり男性が現れたのでびっくりしてしまった。
バスタオルを用意してきてよかった。石の陰で巻いたり外したりすれば、あとはお湯が濁っているので混浴しやすい。

ここの露天ですごいのは、底に沈殿したねっとりとした泥である。キメの細かい泥が分厚く積もっているさまは、九州・別府温泉の「別府温泉保養ランド」に匹敵する。
肩や腕、顔にぬりぬりして泥パックを楽しんだ。お肌、きれいになったかな?
粘土のような不思議な匂いのする灰色の泥に、黄色いコンペイトウのような硫黄の粒が混じっている。駐車場で家族が待っていなければ、そしてスケジュールに余裕があったら、もっと何時間もゆっくり浸かっていたい露天風呂だった。
ところでこの泥であるが、内湯の方には沈積していない。露天の泥は、お湯を抜かず、掃除もせず蓄積させた結果なのだろうか。お尻をむにゅむにゅさせて楽しんでいたものの、衛生状態はどうなのだろうかと、ふと思ってしまった。
ちなみにこのあと行った「国民宿舎雪秩父」にも泥が少なめながら泥湯あり。そっちの方が施設も大きく綺麗だが、泥の多さではやっぱり「チセハウス」がおすすめ。だいぶくたびれた印象なので人によってはどうかとも思うが、最近内装をリフォームして綺麗になった。話の種にぜひ立ち寄ってみてください。







蘭越町営国民宿舎 雪秩父
住 所 北海道磯谷郡蘭越町字湯里680  0136-58-2328
アクセス 札樽自動車道 小樽IC〜国道5号線を倶知安方向へ。札幌市街から約40km、約45分。
日帰り時間 9:30〜20:00
定休日 無休
料 金 大人500円  小人300円
泉 質 【源泉名:湯元温泉大湯沼】
泉質名:単純硫黄温泉(硫化水素型)  源泉温度:56.5度  ph4.9
成分総計:0.313g/kg  湧出量:不明(自然湧出)

【源泉名:湯元温泉雪秩父】
泉質名:単純硫黄温泉(硫化水素型)  源泉温度:52.2度  ph5.8
成分総計:1.216g/kg  湧出量:150リットル/分(動力揚湯)
効 能 慢性関節炎、筋肉リウマチ、神経痛、神経炎、疾癬糖尿病、陣久性梅毒、関節等の運動機能障害等
設 備 男女別内湯各2、露天多数1、無料休憩所あり

一人で湯めぐりした後、家族と合流してやってきた国民宿舎。ここは露天風呂がいろいろあって楽しそう。
温泉分析表を見ると、源泉は2種類ある。近くの大湯沼から引いているものと、「雪秩父」独自のもの。
内湯には濁りが薄めの湯と、濃い湯の2つの浴槽があった。「チセハウス」とは違って、やや黄緑がかっているのが特徴。こちらが「雪秩父」という名のついた独自源泉だろうか。硫黄の匂いに混じって、喜連川温泉のようなアブラ臭がする。

老朽化した印象の内湯と比べ、露天風呂はリニューアルされてまださほど年月が経っていない様子がまざまざと見てとれた。
メインの浴槽はニセコ特有の灰色がかったお湯だ。「チセハウス」と同じ大湯沼源泉のお湯だろう。
段差が見えないので、入るときちょっと怖い。露天の他の浴槽は浅めなのであまり温まらないが、ここは湯温はそれほど高くないが、よく温まる。


これが女湯にしかない、泥湯。いかにも泥っぽい印象のお湯だ。量は「チセハウス」より大幅に少なめながら、隅の方にどろっとしたキメの細かい泥が沈積していた。
左側の浴槽は体についた泥を洗い流すためのもの。
他にも内湯と同じ泉質と思われる黄緑色っぽいお湯のジャグジーと、灰色のお湯が入ったヒノキ風呂などがある。
種類はいろいろあるが、2種類の温泉を違った浴槽に交互に注いだだけだ。それでもイワオヌプリなどの山々が望める景観は開放的で、なかなかゆっくりと楽しめた。










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