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 平成16年5月15日訪問


吉井温泉 牛伏の湯
住 所 群馬県多野郡吉井町多比良2483-1  027-387-1092
アクセス 上信越道 吉井IC〜R254号に向かい藤岡方面へ
営業時間 9:00〜22:00
定休日 無休
料 金 大人600円 小人400円 4歳以下幼児は無料
※午後6時以降割引
泉 質 ナトリウム−塩化物強塩温泉(弱アルカリ性高張性低温泉)
源泉温度:不明  ph値:7.97  密度:1.0135
蒸発残留物:21.04g/s
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、冷え性、切り傷、やけど、痔症、運動麻痺、健康増進、虚弱児童、疲労回復、慢性皮膚炎、慢性婦人病、慢性消化器病、関節のこわばり、病後回復期
設 備 男女別内湯1、露天各1、休憩所あり、備品あり

アカシアでのカート&ラジコンオフ中、キャンプ仲間の浅川ママ、ブラママの二人と一緒に大人だけの気楽な温泉めぐりを楽しんだ。
最初は民間温泉施設の「牛伏の湯」。
建物の横には5匹ものワンちゃんが飼われており、中にはかなり強面の大型犬も。湯上がり後に近づいていくと、思いのほかフレンドリー、大喜びで歓迎してくれた。ごしごし撫でてやったらよほど嬉しかったのか、その場でおしっこをしちゃったよ。
内湯は重厚な雰囲気で、わりと広い浴槽から少しだけお湯がオーバーフローしていた。
浸かると肌触りがヌルスベで、かすかに硫化水素の匂いがする。色は黄色がかった薄い緑色だ。味は塩辛い。
どこかに吸水口があるようで、おそらく半循環だろうと 思われる。
洗い場は10基あり、余裕のキャパ。ちょっと山の上の方にあり、周辺になにもないのが幸いしてか、空いているのが大変よい。
露天風呂はあまり広くはないが、木々に囲まれ、清々しい雰囲気。川のせせらぎとウグイスのさえずりが聞かれ、いつまでも身を置いていたいような環境だ。
お湯はややオーバーフローしているが、やはり半循環の様子。加熱湯が浴槽内に直接投入されている。内湯よりもやや腐敗臭が強く、温泉独自の匂いなのかは不明。ただ、ヌルヌルした肌触りは好みなので、かなり気に入ったほうだ。ただし、ボイラーと思われる機械の動作音が大きいのが気になる。まるで低空飛行している自衛隊機のような爆音をたてている。それがなかったら静寂な雰囲気がより引き立てられて、素晴らしのだが・・・。休憩室も広く、ここ独自の地ビールもある。けっこう穴場の温泉だと思った。





 平成16年5月16日訪問


八塩温泉 神水館
住 所 群馬県多野郡鬼石町大字浄法寺6  0274-52-2641  地図
アクセス 関越道 本庄児玉IC〜R462を13キロ、約20分
営業時間 11:00〜16:00
定休日 不明
料 金 大人800円 小人500円
泉 質 含二酸化炭素-ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
源泉名:八塩温泉神水館の湯  源泉温度:17.3度  ph値:6.3
成分総計:18.64g/s
効 能 高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病等
設 備 男女別内湯各2、混浴露天1、ドライヤー・備品あり、休憩所(ロビー)あり
アカシア・オフの最中の湯めぐり第二弾は、「アカシアの湯」から車でわずか10分、川向こうの八塩温泉である。あまり下調べに時間をかけず住所だけ控えて行ったので、門から敷地内に入ったとき、想像していたのとはかけ離れた空間に腰が引けていた。意外と言ってはなんだが、この一帯にこうした風格と趣きのある宿があるとはまったく思っていなかったのだ。
小雨が降りしきるなか訪れた宿は、門構えからして立派で、庭も立派で、建物も立派。
本当に日帰り入浴できるのかな? と不安になってしまう。一人だったら引き返していたかもしれないが、浅川ママとブラママの二人を連れてきている手前、今さら後へは引けなかった。
玄関には「日本秘湯を守る会」のちょうちんが下がっている。

中に入るが、玄関の前に小さな机が一つあるきりで、どこがフロントなのかよくわからない。
とりあえず、そこに立っていた年配の女性に入浴を頼んでみると、愛想よくOKしてくださった。丁寧な接客態度で、好感が持てる。
昭和初期を思わせる、決してゴージャスではないが上品な印象の館内を奥に進むと、浴室。さらに階段を下に降りると露天風呂がある。混浴で、女性専用タイムでもないため、3人でどうするか相談。
誰もいなかったら入ろうということになって、まずわたしが降りていって偵察。あんばいよく誰もいない。上に向かって「おっけ〜よ〜」と呼び、狭い脱衣所で脱ぐ。
なるほど「岩窟風呂」と呼ばれるだけあって、岩を掘り抜いて造られたような雰囲気になっている。
よしずで目隠しされた柵の向こうは、神流川の穏やかな流れが広がっている。笠を被った釣り人が一人、川に浸かって釣り糸を垂れている。
お湯はどうも、井戸水か水道水の沸かしのように感じられる。塩素臭もしないが、温泉らしい匂い・質感が全くない。

湯温が高いためすぐに暖まったわたしたちは露天を出て、内湯に移動することにした。
が、ここで一度服を着てまたすぐ脱ぐのはめんどくさい。と考えた横着者のわたしは、バスタオル巻きで階段を上がり、誰もいないのをいいことにそのまま内湯に駆け込んだ。宿泊客も入浴客も少ないこの時間帯だからできた芸当かもしれない。お行儀がよいとは言えないので、あまり真似しないでね。
内湯は結構広く、黄色みがかった透明のお湯。一部がジャグジーになっている。窓は広くとられ明るい印象。ただ下部分に目隠しのシールが貼られているため、あまり景観が広がっているとは言えない。
お湯に浸かると、すぐに肌がヌルっとしてきた。舐めるとしょっぱい、塩味。昨日行った「吉井温泉 牛伏の湯」と似た感じだ。
が、水位がちっとも増えずオーバーフローしないことから、循環しているように見える。
ただし塩素臭くはないので、新湯を多めに投入していると思われる。
これが八塩鉱泉の源泉浴槽。加熱しないまま注がれており、かなり冷たい。表面にジャリジャリする結晶のようなものがびっしりと浮いている。
時間をかけてかろうじて太ももまで浸かれたが、それ以上(お腹より上)は冷たくて入れなかった。
ずっと浸けている足が、次第にぽかぽかと温かくなってくる。加熱湯のようなヌルヌル感はない。上がると、結晶のようなものが体にまとわりついて、撫でるとジャリジャリする。
加熱湯がヌルヌルするのは、加熱したことによりヌメリの特性が引き出されたのか、循環のしすぎでヌルヌルになったからなのか。前者だったらよいのだが・・・。
ともあれ湯量が少なく循環なのは惜しい点だが、宿の趣と緑濃いロケーションがそれを補ってあまりあるように思われる。
昭和初期建築のような宿泊棟の外観や、フロントの方の接客態度など、こちらが姿勢を正したくなるような品がある。

湯上がり後、ラウンジの雰囲気がよいのでお茶をしていくことにして、3人で腰を下ろした。
窓の外には新緑が美しい庭があり、木立の向こうには神流川が垣間見える。
窓のところに双眼鏡が下げられ、バードウォッチングができるように配慮されている。
もう少し枝を整理して川がよく見えるようにしたらよいと思った。
ちなみにこの神流川の最上流には、あの日航機の墜落した御巣鷹山があるのだそうだ。





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