まだ下の子が1歳児だった頃、取引先のご招待で訪れたことのあるハワイアンズ。食事とプール、大露天風呂「江戸情話与一」を慌ただしくこなしただけで、どんな温泉だったか、掛け流しだったのかが記憶にない。そこで昨年から、もう一度行きたいとパパに働きかけてきた結果、ようやく東北巡りの最後を飾る温泉地として訪れることになった。つまり、GWの東北めぐりは福島県の無料野営場で始まって、宮城県、秋田県へ移動し、太平洋沿いに南下して再び福島県に戻ってきたというわけである。
ここの源泉・いわき湯本温泉は「三函の湯」と称され、平安時代から記録に残り、有馬温泉、道後温泉と並ぶ日本三大名湯である。かつての炭鉱会社が作った、東京ドーム6個分の壮大な「温泉のテーマパーク」で、ホテルも併設されている。
源泉では毎分5トンの温泉が地下50メートルから湧き出ており(箱根では毎分300リットル)、そのうち3トンがここハワイアンズに配給されている。 |
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わたしたちが到着したのは夜8時半。予定としては夕方くらいに到着したかったのだが、常磐自動車道の渋滞が間欠的にあって、遊べる時間がだいぶ少なくなってしまった。プールで遊べたのはわずか1時間半。渋る子どもたちをせかして、露天風呂「与一」へ行ったのが9時40分。ハワイアンズ終了時間は10時半である。「与一」は日本一の浴槽面積を誇る大露天風呂で、江戸時代の湯屋をモチーフにしている。近代的なハワイアンズの館内から一歩足を踏み入れると、和風な雰囲気に一転するところがよい。浸かったまま影芝居を見学でき、そうした演出も凝っている。脱衣所は棚のみのシンプルなもので、床ともに、すべてが板張り。すべてにおいて趣があっておもしろい。 |
ハワイアンズの館内から見た「与一」の入り口。非常に混雑し
ている様子が伺える。 |
掛け湯の桶槽は2つあるが、硫黄泉の源泉を使用しているのはそのうちの1つだけ。硫黄の匂いもかぐわしく、源泉をそのまま使用していると思われる。
じゅうぶんに掛け湯をして、露天風呂に入る。雨が降っていたので、屋根があるのはまことにありがたい。
小舟が繋がれていて、船着き場の雰囲気。これはちょっと演出過剰?という気もする。川じゃないんだからさ。
お湯の方だが、はっきりと塩素臭が匂い、循環している模様。かつてここを訪れたとき、バスガイドさんが「温泉から上がるときは、肌についた有効成分を洗い流さないこと」と話しており、当時のわたしは、そうなのか。と単純に納得していた。まだ循環、掛け流しなどということも知らなかった頃ゆえ、そのまま上がった記憶が |
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| ※写真撮影禁止との注意書きがあったので、撮影できず。パンフレットより転載しました。 |
ある。が、しかし、循環だったとは。毎分3トンという驚異的な湧出量を誇ってはいるものの、やはりプールの規模が規模だけに「与一」を掛け流しにすることは不可能なのだろうか。あの江戸情緒を大切にするためにも、お湯使いにももっとこだわってもらいたいものだ。
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パンフレットより転載。 |
「与一」に体を洗う設備がないので、娘を連れて今度は「スプリングパーク」の温泉浴場パレスへ。掛け湯に使用されていた硫黄泉の源泉そのままに浸かりたいと期待して行ったが、大きな内湯、露天ともに塩素臭かった。
仕方なく、頭と体を洗うことに専念。自分と娘を洗い終わり、さあ出ようという段になって、片隅にある小さな源泉浴槽を発見。白濁したお湯で、掛け流し使用だと思われる。やや緑がかって見え、硫黄臭が強い。 |
早く出ないと、ハワイアンズの終了時間までに受付を通れない。気は焦るものの、せっかく入れた源泉風呂から出るのももったいない。5分ほど浸かって、心残りのまま上がった。
ここは日帰り利用でも一日いて飽きないが、宿泊してプールや温泉で遊んでも楽しそう。近くにある「いわき市石炭・化石館」も一度行ってみたいし、夏休みに宿泊で来てみたいと思っている。
※プールの画像は、近日中に「子どもと一日遊べる場所」で紹介予定。 |