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滞在したキャンプ場の近くにカラー写真入りのとても目立つ看板があり、温泉の本にも載っていたので、鳥羽で遊んだ帰りに寄ってみることにした。
しかし、そのアクセス方法には少し驚かされた。この温泉旅館、的矢湾に浮かぶ小さな渡鹿野島にあり、渡し船に乗るしか交通手段がないのだ。
入浴できるか確認の電話を入れてみると、新年早々にもかかわらず、夜の8時までOKだという。
夕方の5時頃、本土にある専用駐車場に到着。乗用車から管理人さんが降りてきたので入浴に来たことと人数を伝え、車を置いて渡し場へ向かう。 |
| 渡し場の地図はこちら(地図)。宿泊するらしい数人の客らと共に、小さな屋根付きの船「さくらじま丸」に乗りこむ。泳いで行けそうなほど近い対岸が、目的地の渡鹿野(わたか)島である。3分ほどで到着すると、すでに和服の女性が宿泊客を出迎えに出ていた。 |
誘導されて「福寿荘」へと歩く。外観もロビーもとにかく立派な和風ホテルだ。入浴料金を支払い、タオルを受け取って浴室へ。
右は浴室のエントランス。ちょっと腰が引けてしまうような、高級感溢れる内装だった。 |
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内湯は六角形の浴槽がひとつあるだけ。加熱循環していると思われ、お湯がボイラー臭い。説明が難しいけど、温泉の湯の香とはまったく違う、沸かし湯独特の臭さが鼻につくのである。
舐めるとしょっぱい味がし、温泉らしさが残っているのは嬉しい。湯温はやや高め。 |
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露天風呂に出てみる。丸い檜風呂と、岩風呂がひとつずつ。岩風呂には歩行浴コーナーが設けられており、傘も立っている。なかなか雰囲気はよいが、ここのお湯もボイラー臭かった。
これで海が眺められたらよいのだけど、男湯の方も展望はないそうだ。海の際にでも造って眺めを良くしたら、お湯の質はさておき、もう最高なんだけどなぁ。 |
湯上がり後、先ほどのエントランスでジャスミン茶と一口サイズの杏仁豆腐がふるまわれた。こういうサービスはとっても嬉しい。
一度は泊まってゆっくりしてみたいと思わせる、優雅で格調高い雰囲気がじゅうぶんにある。 |
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