富津海岸から24.5キロあるが、新たな温泉を求めはるばる車を飛ばして訪れた。事前に調べてはいたが情報が少なく、ちょっと不安だった。
約40〜50分ほどで金谷に到着。フェリー港が近くにある。127号線沿いに建つ金泉館がすぐに目に入り、「日帰り歓迎」の看板もあったので入浴を求める。小さくてひなびた旅館だが、丁寧に応対してくれた。
入るとシャワー4基、大人が5〜6人で一杯になりそうな湯船のお風呂場。おばちゃん2人が先客で、湯船の注ぎ口を止めて入っていたので、最初は循環湯かと思ってしまった。おばちゃんたちが出たあと蛇口をひねると、茶褐色の源泉が湯船に注がれ、掛け流しに。浴槽内に吸水口もないので、正真正銘の掛け流しだ。しかも肌触りがぬるぬるする。本来の泉温は23.3度なので沸かし湯だが、これはなかなか素晴らしい泉質だ。
ちょっと飲んでみたら、喉がひりつくような塩辛い味と、ヒノキのような木の味がした。香りも木の匂いで、富津海岸近くの青堀温泉のようなメタン臭とはまったく違う。とても気持ちがよくて、楽しく長湯できた。ちなみに、こがね色の温泉が出るので金泉館というのだそうだ。
難を言えば、非常に高温の沸かしなので、ずっと注いでいると熱くて入れなくなる。ぜひ適温に沸かしてもらいたいものだ。湯上り直後は肌がべたつくが、お肌はしっとりモチモチ。翌朝、肌が一段白くなっていたほど。今まで入った中で、一番の美肌の湯だと思う。 |