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 杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記
                〜31フィートのキャンピングトレーラーと温泉情報

 
 

 ■平成14年10月訪問
 
700円で販売されている「湯めぐり手形」。無人の施設では使用できないが、500円〜1,000円のホテル・旅館の外来入浴を、50%引きで利用ができる。しかも、入浴1回無料券もついてる。スタンプを20個ためると塩原温泉オリジナル湯桶がもらえ、すべてクリアすると1年間有効の印籠型入湯フリーパスをゲットできる。杉江家では、1年以内にすべて踏破するつもり。しばらくは、塩原通いが続きそうです。
※その後、景品の内容などに変更が生じたようです。


新湯むじなの湯
住 所 栃木県那須郡塩原町大字湯本塩原42 0287-32-2512(観光協会)
アクセス 東北道〜那須塩原IC〜約30キロ
公式サイト http://www.siobara.or.jp/(塩原温泉旅館協同組合)
営業時間 6:00〜18:00
定休日 年中無休
料 金 300円(無人なので箱に入れる)
泉 質 酸性含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩温泉(硫化水素型)/59.2℃/pH2.4
効 能 特に神経痛に薬効あり
施 設 男女別内湯1、シャワーなし、備品なし
平安時代に発見され、1200年以上もの歴史がある塩原温泉郷。[塩原11湯」と呼ばれる11箇所の温泉地が点在し、それぞれ異なる泉質を楽しめる。
新湯(あらゆ)温泉は箱の森から約6キロほどの、もみじラインの先にある。ホテル・旅館の立ち並ぶ道路から石段を降りた下にあるが、「中島旅館」側から車を乗り入れるとアクセスが楽(でも駐車場はありません)。
「むじなの湯」は混浴と聞いていたが、訪れて驚き! ちゃんと男女別に分けられていた。地元の方に伺ったら、今年の7月に仕切りができたらしい。浴槽自体は男女共有でひとつ、色も新しい木の仕切りで区切られている。女湯の方が狭いが、安心して楽しめるようになったことは嬉しい限り。
浴槽の下に自然湧出している湯が男湯の方から流れてくるので、男湯は格段に熱いらしい。女湯の方も子どもにはちょっと無理な熱さで、大人も観光客は悲鳴を上げていた。ここは地元の方や宿泊の湯治客が静かに入るところ。大人数で押しかけての大声は慎みましょう。
それにしても驚いたのは、その匂いだ。硫黄の香りもたちこめているが、すくって嗅いでみると重油の匂いがする。思わず群馬県・渋川温泉を連想した。でも湯上り後は、手に硫黄の香りが染みついて思わずうっとり。
残念だったのは、先客が湯を汲みあげてしまって湯量が少なかったこと。体を洗うための設備がないのと、湧出量自体、あまり多くないせいもあるが、もっとなみなみと溢れた湯に浸かりたいと思った。
 
真ん中から右側が、新しくできた仕切り。
湯の中では男湯とつながっており、あちらから熱い湯が流れてくる。汲みだしたあと、お湯かさがなかなか増えない点が残念。

 

  

新湯 中の湯
住 所 栃木県那須郡塩原町大字湯本塩原27 0287-32-2512(観光協会)
アクセス 東北道〜那須塩原IC〜約30キロ
公式サイト http://www.siobara.or.jp/(塩原温泉旅館協同組合)
営業時間 6:00〜18:00
定休日 年中無休
料 金 300円(無人なので箱に入れる)
泉 質 酸性含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩温泉(硫化水素型)/79.2℃/pH2.6
効 能 特に神経痛、リウマチに薬効あり
施 設 男女別内湯1、シャワーなし、備品なし
「むじなの湯」より少し上の、側道を登った場所にある(左側に標識あり)無人の施設。浴室が男女別に分かれており、「むじなの湯」とほぼ同様の泉質。重油臭がしないのは源泉が違うためだろう。
やはり湯が大量に汲みだされていて、しかも加水してあるらしく、ちょっとぬるかった。

ドアに近づくと自動的に照明がつくようになっている。




 
   
塩原グリーンビレッジ 福の湯
住 所 栃木県那須郡塩原町下塩原1230 0287-32-2751
アクセス 東北道〜那須塩原IC〜約15キロ
公式サイト http://www.shiobara-gv.net/
営業時間 7:00〜21:00(土日祝日は22:00まで)
定休日 年中無休
料 金 平日700円、土日祝祭日・特定日900円
泉 質 ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉/49.3度/pH6.6/蒸発残留物1,128r/s
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、くじき、慢性消化器病、やけど等
施 設 男女別内湯1、露天1、シャワー、シャンプー等の備品あり
オートキャンプ場に併設された温泉施設。当初、ここでキャンプする予定で訪れたが、トレーラでのキャンプ代金が9,000円と聞いてとりやめに。箱の森に設営後、夜の入浴のために再訪した。ようやく「湯めぐり手形」のスタンプを一個、押してもらうことができた。
平成11年キャンプ日記」にも載っているが、杉江家初のキャンプをした場所なので、感慨深かった。
温泉は無色透明、鉄臭の強い湯。新湯の硫黄泉の後ではややインパクトに欠けるものの、加水、循環、追い炊きを一切しない源泉掛け流しは◎。





 
 
遊湯センター
住 所 栃木県那須郡塩原町大字中塩原字箱の森内 0287-32-3071
アクセス 東北道〜那須塩原IC〜約20キロ
公式サイト http://www.kamayaryokan.com/
営業時間 10:00〜15:00
定休日 年中無休
料 金 500円(スタンプラリーには参加していないが、湯めぐり手形を持参すると200円引きになる)
泉 質 ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉/65.6度/pH7.6/蒸発残留物1,418r/s
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり等
施 設 男女別内湯1、シャワー、シャンプー等の備品あり
箱の森内にある温泉施設。キャンプ場から車で2、3分の、離れた場所にある。
この日はおじさんたちがロビーでテレビを見ているくらいで、女湯は無人だった。無色透明、無味無臭の湯で、温泉の成分はあまり感じられないものの、ややツルツルする。おそらく、循環させていない掛け流しのようだ。
サイクリング乗り場の裏手、目立たない場所にある。



  
  
元湯温泉ゑびすや
住 所 栃木県那須郡塩原町湯元塩原153 0287-32-3221
アクセス 東北道〜那須塩原IC〜約30キロ
営業時間 10:00〜17:00
定休日 年中無休
料 金 500円(湯めぐり手形で半額、もしくは無料)
泉 質 含硫黄ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(含ラドン)/pH6.4/蒸発残留物2,483r/s
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり等
施 設 男女別内湯1、シャワー、シャンプー等の備品あり
ここ塩原・元湯は歴史が古く、1100年あまり前に如葛仙という人が温泉を発見したのが始まりと伝えられている。かつて「元湯千軒」と言われるほどの賑わいだった(実際には85軒ほど)が、江戸時代初期、1659年の大地震が引き起こした山津波により埋没し、温泉街の中心が箒川沿岸に移ったそうだ。現在はそれぞれ異なる源泉を有した、三軒の宿が残っている。山奥の秘湯という雰囲気が色濃く残っており、素晴らしいたたずまいだ。
「ゑびすや」は、「梶原の湯」「弘法の湯」と二つの源泉を持つ古い旅館。女湯には「弘法の湯」が注がれる内湯がひとつあるのみだ。黒く変色した木の壁といい、硫黄がこびりついた浴槽といい、すべてわたし好み。
注ぎ口は間欠泉になっており、6〜7分おきにジョジョジョ〜と湯が出てくる。諏訪湖の間欠泉のように壮大なものではないが、非常に珍しいものらしい。この「弘法の湯」は混浴の方にもあり、硫黄泉で熱め。
「梶原の湯」は炭酸泉で、飲むと胃腸に効能があるという、別名「ラムネの湯」。注ぎ口にコップがある。わたしもバスタオルを巻いて混浴の浴室に行ってみたが、男性が多数いたので足だけつけてみた。子どもでも楽に入れる、心地よい温度だった。
車から降りると、硫化水素の匂いがあたりにたちこめている。 階段を下った廊下の先にある浴室入り口。通路も脱衣所も狭いが、浴室の雰囲気はマル。
混浴の「梶原の湯」に入る子どもたち。 女湯にある「弘法の湯」。左奥が間欠泉による注ぎ口。





元湯温泉 大出館
住 所 栃木県那須郡塩原町湯元塩原102 0287-32-2438
アクセス 東北道〜那須塩原IC〜約30キロ
営業時間 10:00〜15:00
定休日 年中無休
料 金 600円(湯めぐり手形で半額、もしくは無料)
泉 質 炭酸泉他
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり等
施 設 男女別内湯1、シャワー、シャンプー等の備品あり
元湯にある三軒の宿のうち、ここだけ少し離れた場所に建っている。お風呂の数が豊富で、真っ黒な「墨の湯」」が名物。混浴だが、混雑時期を避ければ誰もいないことがある。墨という名から文字通り墨のような黒湯を想像していたが、灰色に近い色だった。手ですくうと、炭のカケラのような黒い湯の花がチラホラ。日によって黒さが違うらしい。本当に真っ黒なときには、洗い落とさないと下着も真っ黒になってしまうこともあるとか。注ぎ口には飲泉用のコップが置かれている。
隣りには「五色の湯」という湯船もあり、これも日によって色が変わることからきている。この日は乳緑色で、硫黄の匂いがする湯だった。
他に混浴の内湯と露天風呂、女湯の内湯と露天風呂が入り口を並べている。露天風呂も「五色の湯」源泉らしく、美しい乳緑色。露天に浸かりながら、景観を楽しむにはもってこいの環境。いつまでも秘湯ムードを守り続けていってもらいたい温泉でした。
                墨の湯↑




←腕につく炭のような湯の花に興味津々の長男。
混浴の浴室にある「五色の湯」 先ほどの墨の湯がある浴室とは別の、混浴の内湯。
混浴の内湯から続く露天風呂 女性専用浴室の露天風呂。混浴の露天と左右対称の造りになっており、ほとんど同じ。
   
   
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 ■平成21年7月12日

おおるり山荘 高雄の湯
住 所 栃木県那須郡那須町大字湯本212-486 пF0287-76-6321
アクセス 東北道 那須ICから約17km
公式サイト http://www.ohruri.com/nasu_ohrurisansou.html
日帰り入浴時間 10:00〜21:00
定休日 年中無休
料 金 500円
泉 質 ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉)/48.1度/PH8.55/湧出量500リットル/分
施 設 男女別内湯1、露天風呂1
廊下突きあたりを出た所にも露天風呂あり
シャンプー・リンス、ボディソープあり
 かつては無料の野天風呂のみがあった箇所に、おおるりグループの大型ホテルが誕生したのだという。ホテルには珍しく日帰り入浴を受け入れる時間帯が長く料金も安いので、大変ありがたい。
 源泉は透明だが、湯船にたまると美しい乳白色となる。苦みのある匂いがし、硫黄泉にありがちな酢っぱい味はしない。意外とクセのないお湯である。
 内湯にも小さな露天風呂が併設されているが、やはり一度着替えて屋外の露天風呂に出かけてほしい。
 ここは廊下の突きあたりを出たところにある大きな露天で、男女別。脱衣所はスノコに棚のみの簡素な造りで、たいそう絶景である。
 ただし、お湯がとてもぬるいので寒い時期は厳しいものがある。ぬる湯好きのわたしにはちょうどよいが、それでも出るときはちょっと寒かった。
 内湯・露天ともに掛け流し。硫黄臭が強く大変好きな温泉である。
  
  

  
  
 
 ■平成21年7月、8月、9月訪問
 
老松温泉 喜楽旅館
住 所 栃木県那須郡那須町湯本181 пF0287-76-2235
アクセス 東北道 那須ICからR17(那須街道)を約15キロ
公式サイト なし
日帰り入浴時間 8:00〜20:00
定休日 たぶん無休
料 金 大人500円 小人300円
泉 質 温泉分析表未掲示のため詳細不明。弱アルカリ性硫黄泉という噂です。
施 設 男女別内湯2
備品なし、有料休憩所あり
 まさに鄙び系の極地、老松温泉 喜楽旅館。ここを教えてくれた人によると「まるでお化け屋敷。床が抜けそう」という評価だったが、そこまでひどそうな外観ではないようだ。
 おじいさんが向かい母屋でテレビを観ており、入浴をお願いすると出てきて「はい、お一人500円ね」。
 玄関を開けると、いい感じに渋い階段になっていた。
 「床が抜けそう」という前評判に反して、階下は改修されたらしく新しい印象だった。そうとうボロっちいのを想像していたので、ちょっと拍子抜けである。
 しかし、脱衣所に一歩足を踏み入れると、お世辞にも綺麗とは言えない状態。というか上の方なんか数年間掃除してないんじゃっ!?
 まっ、いいかぁ。ここで寝るわけじゃなし。
 さささっと服を脱ぎ、浴室へ。先客がいたので挨拶し、掛け湯してから浸かると、先客は入れかわるようにして出て行かれた。
 浴室は期待を裏切らない、木がふんだんに使われた鄙びた風情。これぞ究極のワビさび、これぞ温泉といった趣である。鹿の湯源泉からほど近いロケーションにありながら、喜楽旅館は弱アルカリ性の独自源泉を所有している。鹿の湯源泉は酸性なので、これはちょっと不思議な現象だ。
 ちなみに右の画像は男湯の浴槽。2つに分かれた手前側が40度以下のぬるめの湯で、窓側の方はやや熱めの湯になっている。光の加減か、窓側の方が緑色がかって見える。
 こちらは女湯。浴槽の縁に2つのコップが置かれていて、源泉のパイプも熱いのと冷泉とに分かれたものが4本ある。コックをひねると源泉が出てきて、自分好みの湯温に掛け流せる。
 飲んでみると、やや苦みのあるタマゴ味。湯ざわりはキシキシした感じはなく、とても柔らかで肌がすべすべするようだ。硫黄泉というと酸性をイメージしがちだが、こういうアルカリ性のも稀に存在するんだなあと思った。
 窓を開けると目の前に緑が茂っており、川の音も耳に心地よい。
 しかし、その先には閉鎖されたホテルの建物が立ち塞がっており、昼間はいいが夜はやや不気味なのではないだろうか。
 窓側のお湯は熱めと書いたが、慣れるとさほどでもない。それもそのはず、老松温泉の源泉は30度と低温なのだ。湧かしているが加水・循環はしていない。
 熱すぎるとリラックスできないが、この湯温はわたしの体にちょうど合っており、しかも大好きな乳白色の硫黄泉なので妙にのんびりしてしまった。
 なかなか出る気になれず、窓越しに夫と「もうちょっと入ってていい〜?」と訊いてみる。やはり貸切状態の向こうから、「いいよ〜」という答えが返ってきた。
 もうちょっとと言ったものの、あと30分くらいは浸かっていたいような和み系の湯だった。次に那須を訪れたときは絶対来るつもり。大変気に入りました。

 右が店番のおじさんがいた建物、左が温泉のある建物。左手前の屋根は道路と同じ高さでたいへん広く、その下が浴室となっているようだ。
 で、この道をずっと進み、玄関の前を通り過ぎていくと・・・
 温泉のある建物の先端が、思わずぎゃーっと言いたくなるほど崩れ落ちていた。まるで爆撃にでもあったかのようである。部屋の中にはガラスケースに入ったままの日本人形が見える。
 建て直す資金がないのだろうか。なんとももったいない有様である。
 「喜楽旅館」という名の通り、ここは現在も旅館業を営み、湯治客もそこそこあるということである。今流行のネオジャパネスク様式にでも建て直してインターネットで宣伝したら、きっと人気の宿になるんじゃないかしらと思った。
 が、なまじ小綺麗になって観光客で一杯になるのも考えもの。こう言っては申し訳ないが、このまま寂れたお化け屋敷でいてくれた方が、わたしたち「鄙び湯マニア」にだけお湯を提供し続けてくれるに違いない。
 
     
杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記

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