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また今年もホタルを見に東村へ行った。一番盛んな時期を狙ったのでたくさん見られた。とても幻想的で美しかった。毎年の初夏の楽しみの一つだ。ところが・・・。
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ブヨに刺されて大変な目に遭ってしまった。
ブヨというのは実は方言で、正しくはブユというらしい。刺されるまでそういう虫の名は聞いたことはあったけど、どんな大きさでどんな形をしているのか、そしてどんなに痒いか! なんてまったく知らなかった。
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箱島に到着したとき、まだ日没前で明るかったので、しばらく周囲を散策した。そのときからわたしの足(スカートで靴下履き)にピトッとひっつく虫が現れだした。
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体長3mm〜5mm程度の黒い小さな虫で、コバエより細長い形状をしていた。
最初は手で払ったのだが、止まっていた皮膚から小さな血が球状に滲んできた。次にそいつが止まったときは手で叩いたが、やはり血がプチッと滲んでくる。
払っても叩いても、次から次へと執拗に寄ってくる。次第に日が暮れてホタルが出現しだすと、さほど気にならなくなった。現に、刺されても大して痛くなかったからだ。最終的に数十箇所は刺されたように思う。
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悲劇は翌日。刺されたところが猛烈に痒い。さっそくインターネットで調べた。皮膚科の先生のHPで、「高原や山地の牧場などのアウトドアで刺されます」とある。ちなみにブヨによる虫刺されを「ブヨ刺症」というそうだ。別のサイトでは、「蚊のように皮膚に刺して血を吸うのではなく、皮膚を噛み切って(傷つけて)血を吸います」ともある。なんて荒っぽいヤツなんだろう。
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不思議なことに、噛まれていたのはわたしだけだった。娘もわたし同様、足を出していたのに・・・。
翌日、さっそく近所の皮膚科へ。噛まれた個所が赤くパンパンに腫れあがり、足全体が丸太のように膨れてしまっている。歩くと、皮膚がピキッと張って痛い。お医者さんに、掻くと患部が硬くなってあとあとまで残ると言われ、ドキッ。
「もう散々掻いてるってばー」
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ステロイド系の軟膏と抗ヒスタミン剤をもらって帰宅。一週間は痒みが続くらしいので、当分は痒みとの戦いが続く。
なるべく掻かないようにはしたいのだが、やはりたまりかねて掻いてしまう。また掻くと痛がゆくて気持ちがいい。丸太のような腫れが引くまでフィットネスクラブもお休み。あの足ではかなり恥ずかしいものがある。
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ここで教訓。 |
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真冬を除いた時期、田舎などに行ったら特に朝夕用心。肌をむき出しにしないこと。足、とくに膝より下が良く刺されるが、靴下を履いていてもその上から噛まれることがある。蚊用の虫よけスプレーは効果がない。 |
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アウトドア、沼や湖などのほとりは特に注意。きれいな水を好むらしい。一般に、4〜6月が要注意と言われているが、わたしは10月下旬もやられた。アウトドア派はオールシーズン注意が必要。 |
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水がなくても、やはり田舎は要注意。実は、やはり群馬のキャンプ場で周囲に川もなにもないので、「ここは大丈夫だよね〜」と油断していたら、またまた噛まれてしまった。高速道路のサービスエリアで噛まれたこともある。しかもわたし一人だ。
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3年目のホタル見学のときは、うっかり8分丈くらいのジーンズを履いていた。でも靴下を履いてるから大丈夫だろうと思っていたら、その上から一カ所噛まれた。一緒にいた子どもたちはぜんぜん噛まれていない。他の家族の子どもたちも同様、まったく平気。
どうやらブヨは大人を狙うらしい。厳重に厳重を期すなら、長靴を履いてズボンを中に入れこんでしまうといい。そして、注射器タイプの吸い出し器とステロイド系の軟膏(VG軟膏)などを持参するとさらに万全だ。
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ブヨにたびたび噛まれていると免疫ができて、そのうち腫れなくなると聞く。わたしは毎年噛まれ続け、5年間くらいはいつまでも長引く痒みとの闘いだった。
が、5年以上も噛まれ続けると、次第にひどく腫れることはなくなってきた。ジーンズに靴下履きで用心していても、中の方まで入り込まれて噛まれることがある。それでも、ムヒαEXでも塗っておけば翌日には痒みが引くようになった。 |
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上記の通り、娘は足を出していても噛まれることはまったくなかった。
ところが平成19年、10歳になった夏に初めて2カ所、噛まれた。すると患部がぼっこりと腫れ、スパッツの上から噛まれた太ももの足の付け根部分はリンパに近いせいか、さらにひどく腫れていた。
その周辺は広範囲に赤くなり熱を帯びているので、アイスノンをタオルでくるんで冷やした。
翌日、皮膚科のある医院に行き、ステロイド系の軟膏と抗ヒスタミン剤をもらってきた。それでひどい状況は脱したが、それまで噛まれなかったのが噛まれるようになったことはとても不思議である。
10歳になって、ブヨに大人と判断されるようになったのだろうか。 |