杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記
                〜31フィートのキャンピングトレーラーと温泉情報

 

平成22年7月31日〜8月18日 Vol.297
 
角田浜海岸キャンプと長岡花火
 
角田浜海岸
 7月の小野上キャンプから毎週のように川、川、海と暑いところでのキャンプが続いたが、今回も性懲りもなくまたまた暑い海でのキャンプとなった。
 場所は新潟県の角田浜海岸。「越後七浦シーサイド」の一つで、小高い岬には白い灯台が建つ。この灯台の下には小さなトンネルと「判官の舟かくし」と呼ばれる洞穴があるそうだ。
 「判官」とは言うまでもなく源義経のこと。文治3年3月(1187年)、謀反のかどで兄・源頼朝に追われた九郎判官義経(1159年〜1189年)主従は、山伏に身をやつして北陸道から奥州平泉を目指したと言われている。
 そのため北陸路には雨晴海岸の「義経岩」など数々の伝承が残されており、この「判官の舟かくし」もその一つというわけ。追手を避けるために舟ごと身を隠した洞穴なのだそうだ。
 が、それを知ったのは帰ってきてからのこと。わたしはそんなことも知らず朝から飲んだり食べたり。知ってれば、散歩がてら洞穴を見にいっていたのに。
 ところでこの海水浴場は平成17年、18年もりゅう@新潟さんたちと一緒にキャンプをした場所である。
 今回もそのとき楽しい時間を過ごした越後地ビールレストランに行くはずだった。
 が、当日は貸切とのことで予約が取れず。後日聞いた話では、客足が落ちたため閉鎖となったらしい。
 日本で最初の地ビールレストランという歴史あるブルワリーがなくなるのは非常に残念。ぜひまた再会してほしいと願っている。
 平成17年夏の「越後地ビールキャンプ」はこちら
 平成18年夏の模様はこちら
 砂浜で寝そべるおじさん2人。せっかく遠い日本海の海に来たんだから、もっと活発に泳いでほしいですね。と言って、わたしも泳がなかったけど(笑)
 
四ツ郷屋浜海水浴場
 夕方はりゅうさんの車に相乗りして四ツ郷屋浜海水浴場へと向かった。ここも「越後七浦シーサイド」の一つで、民宿のみが建つ素朴な海水浴場だ。
 ここでCTAメンバーである若杉さんが研修合宿しているというので会いに来たのである。
 沈む夕日の中、地引き網を引く若杉さんのお仲間たち。
 歯科医師、技工士、歯科衛生士さんたちの集まりだとか。
 皆さんが引き揚げた網の中身は、たったこれだけだった。名前のわからない銀色の魚と、イカ数匹のみ。
 若杉さんが発泡スチロールの箱に集めたものを全部わたしたちにくださったので、キャンプベースにお持ち帰り。フライにして食べたが、けっこう美味しかった。
 ちょっと顔出しに行ったのに、合宿のメインイベントの成果を全部頂いちゃってよかったのかな? ということで、翌日フライの残りとかき氷を差し入れに、再度訪問することになった。
 
福寿温泉 じょんのび館
 日も落ちたので、角田浜から山側に登ったところにある「じょんのび館」で入浴&夕食となった。
 やや一昔前の造りといった雰囲気で、ロッカールームは特に古い健康ランドっぽい。
 以前の入館料は1,000円だったが、850円に値下げされていた。それでも高いので、館内着やタオルはいらないからもっと下げて欲しいと思う。
 ちなみに「福寿温泉」という名前の前には「ホタルの里」と付いており、その名の通り6月にはすぐ近くで蛍鑑賞会が開かれるそうだ。
 浴室は洋風の「平家の湯」、和風の「源氏の湯」とあり、男女が日替わりで入れ替わる。なぜ平家・源氏の名が付いているかというと、そう、もうおわかりですね。やはり義経が逃れてきたという伝承から来ているのではないでしょうか。
 こちら、今回女湯となった「源氏の湯」。丸太風呂になっている。
 →こちらは露天風呂。外に出てから、いわゆる便所スリッパを履いて長い階段を降りた先にある。ちょっと遠いところにあるためかなり空いているので、ものすごくリラックスできた。内湯は小さな子どもで一杯なのにこちらでは子どもの姿はチラホラ見かける程度。
 ゆっくりしたいなら、こちらがお薦めだ。
 お湯の方は内湯・露天ともに一部循環の掛け捨てらしい。ナトリウム泉なのでやや塩味がするが、さっぱりとした泉質であまり特徴は感じられない。

 湯上がり後は、大広間で夕食をいただいた。
 もの凄く多いメニューの中からわたしが選んだのは、お刺身定食。
 飲みそこねた越後ビールもあったので、生を注文して飲んだ。
 久々に飲んだ越後ビールはやっぱり美味しく、久々に「じょんのび(のんびり)」したひとときを過ごした。
 
再び四ツ郷屋浜海水浴場
 翌朝、角田浜を引き払って移動してきたわたしたち。
 角田浜に比べるとここは少々狭いが、ほどほどの広さがかえって安心感を与えてくれるから不思議だ。
 
カーブドッチとヴィネスパ
 りゅうさんのクルマに乗って、レストラン「薪小屋」へとやってきた。ここも一昨年やってきてランチをいただいたところで、「カーブドッチ」というワイナリーが運営する施設の一つだ。ところが、前回やっていたパン食べ放題というのはなくなっていた。どうりで空いてると思った。前回は1時間くらい並んだんだよねー。
 地ビールレストランといい、ここといい、やはり不景気のせいなかしら。と、ちょっとガッカリしながらいくつかのコースの中からランチを注文して席に着く。
 ランチ自体、前回のようなボリュームやゴージャス感がなくなっており、少し寂しい感じは否めない。
 一方、こちらは同じ敷地内に新設された「ヴィネスパ」というホテル兼日帰り温泉施設。
 ここは小学生以下は入館お断り、料金も1,000円、館内着別料金という、かなり強気な施設だ。小さな子どもがいないという意味では静かなのだが、その分おばさんたちのおしゃべりがうるさい。と言っても子どもが泳いだり、走り回っていたり、泣き叫んでいたりするよりは落ち着くことは確かだ。
 ただ、広い広いと聞いていたものの、洗い場と内湯が大変狭く、かなり拍子抜けした。コジャレた外観とやたらに広いエントランスはコケ脅しか。高級感で期待に胸を膨らませていられたのは脱衣所までだった。
 お湯は塩素臭い浴槽と源泉かけ流しの浴槽とあるので注意深く選ぶ必要がある。
 内湯には第二源泉が掛け流し利用されており、一番よい。奥のジャグジーは塩素臭い。露天風呂はすべて加熱循環のため塩素が投入されており、やはり強く匂う。せめて奥にある四角い浴槽は掛け流しにしてもらいたかった。
 お湯の感触はヌルヌルするので、大変心地よい。しかし、指がにゅるにゅるするほどのヌルヌルではなく、ヌルヌル湯マニアにとっては「ヌルヌル度数60」といったところか。
 内湯の湯はなんとなく濁った感じで、石油系の匂いが強い。露天では湯口のところで同様に匂うが、濁りはない。
 湯のヌルヌル感と石油臭でお湯のみの評価は85点。しかし、施設・価格など総合評価となると残念ながら60点ぐらいになってしまう。
 洗い場と内湯の狭さは料金に見合っていないと思うし、いくら露天風呂の広さでカバーしているからといって、脱衣所から浴槽に出たときのガッカリ感は痛い。玄関をむやみやたらと広くとるくらいなら、内湯をもっと広々と設計すればいいのにと思う。
 →お洒落な中庭に面した廊下にある喫茶コーナー。飲み物はミキサーでその場で作るものもあり、料金設定は高め。
 総じて、高級感をふんだんに押し出したセレブ向けのスパという印象だった。お財布に余裕があるなら、エステなど受けながら一日ゆっくりするのもいいだろう。
 ちなみに駐車場への入口や途中のダートは狭いのだが、入ってしまえば大型用の広い駐車スペースがある。
 夜間のP泊ができると確認したわけではないが、スパ、レストラン、ワイナリーなど朝から夜までゆっくり過ごしてみたい場所である。
 
弥彦 桜の郷温泉 さくらの湯
 四ツ郷屋浜海水浴場を発ち、いよいよ今回のメインイベント「長岡花火」の会場へ向かう。
 りゅうさんと「寺宝温泉」に立ち寄る約束をして一緒に走るが、途中いくつかの温泉施設を通り過ぎて、ふと気が変わってしまった。 
 寺宝温泉は何度も入ってるし、ここは初めての温泉に入りたいという欲求が頭をもたげたのだ。
 りゅうさんに電話し、「いま通り過ぎた『さくらの湯』に入りたい』と伝えると、りゅうさんからは「じゃあウチは次の『てまりの湯』に入るよ」ということになり、それぞれ別の温泉に入ることになった。
 で、ここが「さくらの湯」。
 平地なのに珍しく硫黄泉で露天風呂の一部は掛け流しということで、期待に胸が膨らむ。
 一歩館内に足を踏み入れると非常に混んでいたので戸惑ったが、浴室の方は意外と空いていてホッと一息。
 内湯に浸かってすぐの印象は、香ばしい硫黄臭。
 しかし、二度目に浸かって嗅ぐとまた印象が変わって、ゴムの匂いを伴なった石油臭という感想となった。
 石油自体は嗅いだことがないのでよくわからないが、学校で配られるプリントのインクの匂いに近いと言えば、わかりやすいだろうか。先ほど入った「ヴィネスパ」とほとんど同じ匂いだ。
 ただしこちらはヌルヌルしないのが物足りないと言えば物足りないが、しかし特に内湯は色も濁っていて匂いが強く、もっとも濃く感じる。そのためかなりの浴感があってとても満足できるレベルだった。
 露天風呂では長方形の浴槽で同じ石油臭がするが、濁っておらず透明。そのすぐ前にある浴槽は半循環で、塩素の匂いが強い。
 しかし、淡く白濁しており、一見するとこちらのほうが泉質がよいのではと誤解してしまいそうだ。硫黄泉なので、循環の過程で空気に触れて白濁するのだろうと思われる。
 他に壷湯が三つ置かれているが、こちらも塩素消毒された匂いが強い。泉質を重視するなら、内湯を強くお勧めする。
 
長岡花火
 数時間後、長岡のジャスコに到着した。ここは昨年もP泊させてもらった場所で、もはや定宿と化している。
 他にも数台のキャンピングカーが泊まりに来ており、翌日の花火当日には明らかに花火狙いの乗用車が長時間駐車していた。店側もあえて排除しようとしないところが好感度大である。 
 今回は有料自由席の券を買ってあるので、昨年みたいに長時間の行列や壮絶な場所取りをしなくて済む。
 そこで夕方までの空き時間を利用し、バスに乗って長岡駅前のお祭りに繰りだすことになった。
 交差点の真ん中で小学生によるブラスバンド演奏が行われ、拝聴してとても感動した。こういうのを一生懸命やってる子どもたちってステキだな〜。
 フリーマーケットを見て歩いていたら、ポニーのいるブースがあった。子ども達を乗せて歩いて、今は休憩の時間らしい。
 暑い中、ポニーも大変だろうな。
 ひととおり見てまわったあと、とある喫茶店にやってきた。ここの名物は冷やしラーメンで、手作りマヨネーズがとても美味しい逸品である。

 ご飯を食べ終え、再びバスに乗ってジャスコの駐車場に帰ったわたしたちは、少し休憩してから花火会場へと向かった。
 昨年の長岡花火の模様はこちら。前回の長く苦難に満ちた場所取り合戦とはうって変わり、今回は有料自由席なので場所に余裕もあり、気分も余裕たっぷりといったところだ。
 こちらがわたしたちの陣地。りゅうさんと、お母さん・伯母さん・従姉妹の親戚グループが大半を占める。
 正面が花火会場。まずまずの距離である。
 7時15分、いよいよ花火開始。
 大手大橋を丸ごと仕掛け花火にしてしまう見事な「ナイアガラ」に歓声を挙げ、池端信宏さん(加山雄三氏の長男)プロデュースによる「天地人花火」(音楽がまたカッコイイ!)に見惚れ、クライマックスの復興祈願花火「ニュー・フェニックス」(今年も音楽は平原綾香のジュピターだ)に感嘆の声を挙げた、あっという間の2時間だった。
 花火って、いつ見てもいいな。
 昨年は大雨と雷により大慌てで引き揚げたけど、今年は雲は多いものの雨にならず本当によかったと思う。
 さて、今年でとうとう7年目となった長岡花火観覧。来年も平日開催ということなので、参加できるだろうかという思いを抱きつつ、明日の仕事に備えて東京目指して帰途に着いたのだった。
 
 

 今回入った温泉
 
  福寿温泉じょんのび館
  ヴィネスパ
  弥彦 桜の郷温泉 さくらの湯  
 

 
杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記

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