杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記
                〜31フィートのキャンピングトレーラーと温泉情報

 
 

平成21年9月25日(金)〜27日(日) Vol.273
猿ヶ京、四万、万座温泉めぐり
 
   猿ヶ京温泉
 テレビ東京さんの温泉番組の撮影のため、金曜日の夜、我が家を出発。
 前回の撮影はいわゆる「下撮り」というものだったのでスタッフは二人、カメラもハンディだった。今回は本格的なテレビカメラがやってきて、総勢6人もの取材スタッフが同行するという賑々しさである。
 ちゃんと音声さんも随行していて、わたしたちの服の下に隠しマイク?を仕込む作業もあった。なんだか潜入捜査官になった気分である。
 ↑キャンピングカーに乗りこむ長男。今回は息子と娘の同行が必須条件だったので、パパは張りきって娘のために二段ベッドを造って臨みました。
 関越道をひた走り、月夜のICを降りてやってきたのは猿ヶ京温泉郷の一つで、猿ヶ京の少し手前にある湯宿温泉「太陽館」。
 インターチェンジを降りたのが土曜日の零時をまわってからなので、1時半過ぎの訪問となった。
 もちろん事前にディレクターさんが話を通してあったので、快く迎えてくださった女将さんにご挨拶してお風呂を使わせていただく。
 湯宿温泉は歴史が古く、昔から湯治場として知られている。
 今から1,300年程前に弘須法師が岩穴にこもって大乗妙典を読経すると、温泉が湧き出たという伝説があるそうだ。
 上杉謙信が軍勢を通すのに整備したという三国峠(国道17号線)の玄関口に位置しており、源泉は自然湧出である。「窪湯」、「竹の湯」、「小滝の湯」という3箇所の共同湯が観光客に開放されている。
(→猿ヶ京温泉郷の入湯記はこちらこちらです)
 翌朝の「太陽館」。
 湯宿温泉の入口。
 駐車は太陽館から20メートルほど進んだ先にあるところを利用させていただいた。朝まで一泊する許可をいただいているので、のんびり起きて朝ご飯を食べて、出発。
 スタッフの方々は猿ヶ京温泉に泊まったそうだが、数時間4〜5時間しか寝てないはずだし、温泉も入ってないんじゃないだろうか。せっかく温泉地に来てるのに・・・。
 つくづく体力勝負のお仕事である。

 長生館の混浴露天風呂にやってきた。
 ここは20年くらい前、苗場スキー場のヴィラに泊まりがてら湯を求めてよく来た場所。「杉江家の原点」とも呼べるこの温泉を、今回は回顧も兼ねて訪れたという次第である。
 当時は温泉に興味を持ち始めた頃のごく初期で、掛け流しなんて言葉も知らなかった頃だ。
 それでも、ここの湯に使った後はお肌がスベスベすることに驚き、ペットボトルでお湯を持ち帰ったことがあった。(→以前の「長生館」の入湯レポはこちら
 降りた所の手前側にある混浴風呂。
 混浴というのも初めてだったので、もっぱら奥にある女性専用の方に入り、本当に誰もいないときだけこちらの混浴に入ったことが2度ほどあったくらいである。
 ここの源泉は湯温55.5度と、かなり熱い。過去の入浴はたいてい真冬の氷点下での入浴だったので、入るときがまた辛かった。外は激寒で体が冷えており、すぐには湯に浸かれない。でも寒いので、一刻も早く入りたい。でも入れない、という葛藤との戦いが非常に印象的であった。
 
←奥側にある女性専用のお風呂。従業員のおじさんがわざわざ降りてきて、40度位に調整してくださった。 
 猿ヶ京では秋の半ばをやや過ぎたくらいの気候で、気温は低め。やはり掛け湯を浴びてもすぐ湯に浸かなかったが、真冬ほどは厳しくない。
 以前は茶色い湯の花があったと記憶しているが、この日はほとんど見られなかった。
 匂いもかすかな硫化水素臭があるかないかで、あまり強烈なインパクトは感じられない。昔は強い鉄臭を感じたものだが。時の流れとともにパワーダウンしてしまったのか、それともわたしたちが個性の強い湯にばかり入ってきたので、物足りなく覚えるのだろうか。
 しかし、湯温が高いのは昔と変わらなず、少し浸かると額を汗が伝ってきて長くは入っていられない。娘と2人で岩の上に座って涼みながら山の方を眺めると、ところどころ葉が赤くなっているのが見える。
 「もう少し遅ければ、紅葉がきれいだったのにねぇ」と話しながら、また湯に浸かることを繰り返した。

 以前来たときにはなかった女湯への通路に設えられた仕切り。女湯を隠そうとしているというより、通路から混浴風呂を見下ろせないようにしたものという印象だ。
 お風呂から上がった後、露天風呂のカメラ撮りがあるので、しばし待機。ひとつひとつ時間をかけて丁寧に撮影するスタッフを見守る。
 そして、長い階段を登って露天風呂を後にした。
 この階段、「行きはよいよい、帰りは心臓バクバク♪」という心臓破りの超ハードな階段。特に真冬は体調に気をつけて。
 ↓階段を登り切った所にある飲泉所で水分補給。

そしてペットボトルに温泉を汲んでお持ち帰り♪
ペットボトルは「長生館」さんの備え付けです。
     
   四万温泉〜山口露天風呂と「鹿覗きの湯 鶴屋」
 猿ヶ京から四万温泉へと移動する道沿いで見た田園風景。
 黄金色に染まった田んぼと、すでに刈り取られた稲穂の対比が美しい。

 四万温泉に到着。ここに来るのは何年ぶりだろう。初めて来たときはトレーラーのポルト7を牽き、無謀にもこの細い道を入っていった。
 後で知ったが、この道は「四万街道」というのだそうだ。最初は宿も少なくて温泉街という雰囲気も感じられずに戸惑うかもしれない。
 以前は、入ってすぐの所にある交番で温泉街マップをいただき、街道沿いにある「外湯」2箇所と、ダム近くにある「こしきの湯」に入った。
 その時の外湯「上之湯」。お湯が激熱だった記憶が鮮明に甦る。
 ルートとしては、353号線を上がってきて最初の温泉街入口(交番があるところ)から「四万街道」に入ってもよし、素通りして次の入口から239号線に入ってもよい。
 ただし、どちらも狭い道だ。特に239号線は路線バスや大型観光バスが通るので、車幅のある我が家のキャンピングカー(幅2.5)ではすれ違いが厳しかった。
 「四万街道」はバスが通らないので安心だが、駐車場はない。だから橋を渡って川の向こう側、つまり239号線に結局行くことになる。
 地図だとわかりづらいが、無料の公共駐車場は239号線と四万川の間にある細長いスペース。四万街道からは入れない。
 わたしたちの今回の目的地は町営の「山口露天風呂」だ。駐車場側に位置しながら入口は四万街道側と、ややわかりづらい場所にある。
 
 (→四万温泉入湯レポはこちら。「こしきの湯」のレポはありません)
 えっ、ここを入っていくの?と驚くほど狭い駐車場入口。目立つ看板がないので、初めてだとここが公共の駐車場とわからないかもしれない。
 左の写真では軽自動車だけで一杯って感じの道だが、大丈夫。一応、我が家のクルマでも通れました。
 うっかりこの入口を通り過ぎてしまっても次にまだ入口があるが、そちらは鋭角に曲がっているので、最初の入口を逃さないように。
 緑色の清流が美しい四万川を背に、珍しい兄妹ツーショット。
 妖しいまでに美しく緑色な川の流れだ。
 さて、わたしたち家族は取材班をゾロゾロと引き連れながら、川に添って下っていった。この時点からすでにカメラが構えられ、道行く人が何事かと振り返るのが気恥ずかしい。
 知らない人から見れば、映画かドラマの撮影だろうか、有名な俳優かしら。と思うのが人情だろう。ぜんぜん違うってところがまた恥ずかしい(笑)

 町営露天風呂は239号線と川に挟まれた場所にあり、入口も徒歩オンリーと狭い。四万街道をダムに向かって左側にあるが、クルマでさっと通り抜けたら気づかないかも。
 わたしたちは最初四万街道から川を渡って239号線に行き、駐車場から徒歩で再び四万街道に戻り、また川を渡って239号線側にある露天風呂に入る、という実にややこしいルートを辿ってしまった。
 四万街道側に駐車場がないため、こういう面倒くさいことになるのだ。
 
 →対岸、つまり四万街道側から見た山口露天風呂。ここから橋を渡って下っていく。
 ちなみに無料で混浴である。
 到着。画像の左側に見えているのが、「四万やまぐち館」というホテル。
 山口露天風呂はかつてホテルの露天風呂だったものが町営になったそうで、その名残で「やまぐち館」が管理をしていると聞いたことがある。
 完全な混浴だが、男女別で扉が閉まる脱衣所があってありがたい。しかし、バスタオル巻き禁止だし対岸のホテルから丸見えなので、女性は尻込みしてしまうことだろう。
 わたしたちは撮影用ということでバスタオルを巻いて浸からせていただいた。
 3箇所の岩風呂があり、ぬるい湯温から熱湯まで段階的になっている点も嬉しい。のぼせやすい杉江家は迷わず一番ぬるい岩風呂に浸かった。それでも浸かって話などしていると、額に汗がうっすらと浮かんでくる。
 湯の特徴は、これと言って書くべきものが見あたらない。匂いの点でも味の点でも、本当に特徴がないのだ。さらっとしていて肌に優しいとか、書こうと思えば書けるのだろうが、個性的な湯を好むわたしとしては「こんなの温泉って言えるかい!」と呟きたいところである。
 が、そうも言えないので、撮影では「ちょっと物足りない」と控えめ発言。本当はちょっとどころじゃないのだが。
 外気温はかなり低く、周囲にはちらほら紅葉も見られるほどの涼しい気候だった。ぬる湯に浸かったまま上がったのでは寒いので、最後は一番熱い湯に体を浸けて暖まった。
 このぬるさでは、真冬は厳しいに違いない。

 来た道を引き返す途中にある「銀泉茶店」さんに立ち寄り、「焼きまんじゅう」をゲット。あんまんの生地と同じふかふかしたのに甘い味噌だれがたっぷりと塗られた、香ばしい逸品である。
 まんじゅうを焼く香ばしい香りと、味噌の甘い香りが空きっ腹に染みる。香りだけでなく、お味の方もとってもグー!(もう古い?)
 焼きまんじゅうを食べるシーンも撮影されたが、残念ながら放送されなかった。
 ↑外の飲泉所で温泉を飲むところを撮影中のテレビ東京スタッフさんたち。
 ナルホド、「銀泉」という源泉があるから「銀泉茶屋」というわけなのね。
 
 「銀泉茶屋」URL

 続いてキャンピングカーごと「鹿覗きの湯 鶴屋」さんに移動。「鶴屋」さんは日向見地区の最も奥に位置し、少し小高い所に建つ一軒宿だ。
 緑に囲まれた建物はいかにも「ここに泊まりたい!」と思わせる、高級感溢れるしっとりとした佇まい。
 内部も新しく綺麗で、廊下は畳敷きである。焼きまんじゅうを食べながら歩くなんて絶対に許されないような、清潔度100パーセントの宿だ。
 廊下を進むとエステサロンがあって、アロマの香りが漂う。
 いいな、エステ。温泉入るだけじゃなくてエステも受ける取材だったらよかったのにぃ。( ̄Σ ̄;)

 さっそく内湯へ。撮影のため貸切にしていただいたので、他には誰もいない静寂の中、シャワーで掛け湯をする。
 こちら女性大浴場は「山女魚の湯」と名が付いており、男性大浴場の方は「岩魚の湯」という。
 まずは内湯に浸かって体を暖める。窓の外には小さな露天風呂が。
 泉質はいかにも四万温泉らしい、無色透明のアルカリ単純泉。匂いも特になく、やはりわたしには少し物足りないかなと思う。
 ウッドデッキに設えられた露天風呂。小さいが、女性専用なので気ままに浸かれるだろう。
 取材スタッフから声が掛かったので、娘と二人で階段を下り、混浴露天風呂に降りていく。
 こちらが「鹿覗きの湯」。温泉分析表によると、加水なし、加温ありの循環装置併用らしい。
 完全循環ではなく、加熱のための循環のようだ。そのため、やや消毒臭が匂った。
 残念ながら鹿は覗きにやってこなかったが、赤く色づいた もみじの木が美しかった。
 泉質はやや地味だし混浴なのでリラックスってわけにはいかなかったが、ひたすらロケーションを楽しみながら一人でのんびり浸かっていられたら最高だろうなと思う。

 ホテルの建物と浴室の間は渡り廊下のようになっている。途中、備え付けのサンダル履きのまま、敷地内に建つ「薬王寺」に立ち寄ってお詣り。
 薬王寺は昭和11年、東京のお寺の住職・日昭上人が胸の病を患い、四万の病に効くと言われる四万温泉の日向見に当時に訪れ治癒したことから建立された寺院である。
 道路から一般の人も入れるようになっており、厳かな山門と石階段を持つ。
 また「鶴屋」を挟んで反対側には重要文化財の「日向見薬師堂」もある。
 「鶴屋」はもともと「薬王寺」と「日向見薬師堂」のための宿坊として始まった旅館だそうだ。
 「日向見薬師堂」は989年(永延3年)頃、源頼光の家来・碓氷貞光が越後からの旅の途中、日向見で夜を明かすことになったので一晩中お経を読んでいた。
 すると夢の中に一人の童子が現れ、「あなたの読経の真心に感心したので、四万の病気を治す温泉を与えよう。我はこの山神である」と告げた。貞光が目を覚ますと、枕元に温泉が湧き出ていたという。
 これが薬師如来を祀る「日向見薬師堂」と日向見温泉の由来である。
 薬師堂の近くには「御夢想の湯」という無料の温泉施設が建っていて、これがまた温泉とは思われぬ壮麗な外観。四万温泉に来たら、薬師堂見学とセットでどうぞ。
    
   草津温泉「テルメテルメ」
 四万温泉に来ちゃったら、もう草津に行くっきゃないでしょ〜!ってことで、やってきたきた草津温泉。
 大胆にもキャンピングカーで湯畑の周りをぐるっと一周して、温泉気分を満喫した(つもり)。
 娘がプールで遊びたいというので、ご要望にお応えして「テルメテルメ」に行くことになった。朝イチの開店とともにチェックイン。

 消毒槽を通過して、いざプールへ!
 ここは2003年の夏休みに訪れて以来、実に7年ぶりだ。同じ敷地内にある中沢ビレッジホテル内の温泉にならスキーシーズンに何度か来ているが、子どもがキャンプに着いてこなくなったのでプールはととんとご無沙汰していたのである。
 わたしは冷えるのでプールには浸からず、暖かいジャグジー専門。
 娘のマリナ、1年ぶりくらいの温水プールに超ご機嫌♪
 前回このテルメテルメに来たときのレポはこちら。幼くあどけない顔立ちからすっきり、ちょっぴり大人の顔と体つきになりました。

 頃合いを見計らって、「じゃあウォータースライダーに行きましょう」と仕切るYディレクター。
 はい、ウォータースライダーに来ました。
 受け狙いなのだろうか、やたらと大きなアクションで落ちてきた夫。
 パパったら〜と、子どもたち大受け。


お兄ちゃんをひっくり返して大笑い。楽しそうです。
 プールにいたのはわりと短時間だった。以前は「帰ろう」と言うと、「え〜、まだ!」と抵抗した娘も、今日はあっさり承諾してくれた。
 「満足できた?」と訊くと、「うん!」とうなずいていた。
 そして、寒い寒いと温泉に移動。プールと温泉がもうちょっと近いとありがたいと、ここを利用するたびいつも思う。
 ともあれ、よく暖まってからロビーへ。
 ロビーにある「森のケーキ工房」のガラスケースにおいしそうなケーキが並んでいたので、娘と「いいねー、おいしそうだねー」と話してたら、アシスタントW氏が買ってくれた。わーいラッキー♪
 4人分のケーキを購入し、車中でおいしくいただきました。
    
   万座温泉ホテル
 草津を発って白根ルートを登っていくと、視界が20メートルほどしかない濃霧に包まれた。
 白根山の駐車場はトレッキング客の車で賑わっていたが、この濃霧では湯釜も見えず楽しくないだろう。
 草津から17キロほどのくねくね道を登って下って、万座温泉に到着した。
 
 →最初に訪れた平成14年の入湯レポはこちら
 →前回訪れた平成18年の入湯レポはこちら
 前回来たときにはなかったハメコミ記念撮影パネル。渋る子どもたちの尻を叩き、パネルの後ろに立たせる。
 ホテル側のご好意で、レストランでお昼をいただくことになった。長年このホテルの日帰り入浴を利用してきたが、ご飯を食べるのは今回が初めて。
 バイキングと聞いてゴージャスなビュッフェランチを想像していたが、実はカレーライスの食べ放題というシンプルなものだった。
 それでもお腹が空いていたし、ご馳走いただけるというので実においしくいただきました。
 カレーライスとキャベツのサラダ、お肉の煮たの、天津丼のあんかけが食べ放題。つまりカレーと天津丼が代わりばんこに食べられるというわけだ。

 お昼を済ませると、露天風呂「極楽湯」に向かう。
 万座温泉は標高1,800メートルの高所に位置し、車で通年行ける温泉としてはもっとも標高の高い温泉地である。
 硫黄の含有量は日本一で、まさに硫黄泉の王様と呼ぶにふさわしい。濁りの強い湯が湛えられた湯船からは、強い硫黄臭がプンプン漂っていた。
 万座の湯で濡れたタオルは何回洗濯しても硫黄臭が残るほど。その後何ヶ月も万座気分が味わえるのである。
 わたしと娘が浸かっているところをカメラが撮影して、これは実際の放送に使われた。

 放し飼いになっていたウサギたちの中に1匹混じっていた、可愛い子ウサギ。娘が抱っこしていると、駐車場の整理にあたっていた職員さんが「もってっていいよ」と軽く言う。
 可愛いけど、うちは犬、猫、海水魚でもう手一杯。娘は欲しそうだったが、お別れして万座を後にした。
  
   尻焼温泉
 万座から一度草津に戻り、次に向かったのは同じ群馬県にある六合村という所。
 「ろくごうむら」と書いて、なぜか「くにむら」と読む人口1,600人ほどの村だ。
 かつては草津村の一部だったが、分かれて六合村となった。「日本書紀」(奈良時代成立)にも名が記されているほど歴史は古い。
 村には川の露天風呂として有名な尻焼温泉の他、源頼朝が発見したとされる花敷温泉がある。
 尻焼温泉は花敷温泉から徒歩10分のところ、山が間近に迫るひっそりとした谷間に位置する。公共の駐車場はあることはあるが、河原の温泉よりかなり手前なので、温泉に来た人は橋の近くに路上駐車するのが常だ。
 ここは路駐禁止ではなく、六合村の役場に問い合わせたところ路駐してくださいとの指示があったという。
 公共駐車場の方は主に釣り客が利用するらしい。大型車は不可。
 橋を渡り、対岸へ。右側には鄙びた風情の宿が数軒建ち並んでいる。
 左側の風景。こちらには民家らしき家屋が3軒ほど建っている。ここの駐車場は宿のものなので、入浴客は利用できない。
 川の上流、湯気が上がっている場所が露天風呂となっている範囲だ。ここからも人の姿が見てとれる。

 川を堰き止めて露天風呂にした、これが尻焼温泉の「川の湯」である。関東あたりの温泉ファンでここを知らない人はまずいないだろう。
 ただし脱衣所なしの混浴なので、女性で裸で入ったというツワモノはわりと少ない。
 水着は認められているので、服の下に着用していくといいだろう。
 川底にコンクリートを打ってある場所はいいのだが、石がごろごろしている場所では足の裏が痛くて歩きにくい。しかも緑藻でヌルつく箇所もあり、湯の中を移動するのは結構大変だった。
 湯温は結構熱めで、ずっと肩まで浸かっていると汗ばんでくる。下からボコッと自然湧出してくるので、お尻がアチッ!となることがある。
 そうか、それで「尻焼」というんだ。と、妙に納得させられた。実際、熱くなった石に座って痔を治したという話もあり、それが名前の由来になっているという。 
 こちらは湯小屋の中の湯船。入っていたおじさんに許可をいただいて撮影した。
 続けて浸かろうとしたら、オシッコ臭かったのでやめた。直前に低学年の男の子が入っていたので、その子がしたではと思う。
 小さな子どもをお風呂に入れる前にトイレに行かせるというのは最低限のマナーである。日帰り温泉を利用する回数が多いと結構頻繁に子どものオシッコ事件に遭遇するが、本当に困ったものだ。
 マナーと言えば、もう一つ。湯小屋の横にタバコの吸い殻が無数に落ちていて、強烈なニコチン臭を放っていた。他に場所がなかったのでやむなくそこで着替えたが、空き缶や吸い殻を始末するのも大人としてのマナーだ。湯に浸かりながらタバコをくゆらせている男性もいたが、こういうことは止めていただきたいと思う。
 
  
今回入った温泉 猿ヶ京温泉郷 湯宿温泉 太陽館
猿ヶ京温泉 長生館
四万温泉 山口露天風呂
鹿覗きの湯 鶴屋
草津温泉 テルメテルメ
万座温泉 万座温泉ホテル
尻焼温泉 川の湯

 
 
杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記

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