■■■フィッシュアイ■■■ |
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デビッドのピックアップトラックの鍵がようやく開いて、わたしたちはフィッシュアイへと移動した。
ここにやってくるのも3回目。
水の透明度はガンビーチ沖の方が優れているが、こちらは魚が多くてフレンドリー。非常に楽しいポイントだ。
わたしたちが駐車場でダイビングの準備をしていると、年配の女性の集団がぞろぞろとフィッシュアイから出てきた。
アジア人であるが、一目で日本人ではないとわかる大昔のパーマヘア、派手な色合いの服にサングラス。 |
さらに、みんなしてガムを噛んでいるところが日本人とは違う。おそらく中国か台湾からの観光客だろう。
おばさまたちは物珍しそうにわたしたちダイバーを眺め、バスに乗りこんで去っていった。 |
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準備が完了し、いざ海へ。
このポイントの唯一の難点が、桟橋に沿って歩く距離が少々長いことだ。石ころにつまずき、急な段差でコケル。
次第に歩くのが面倒になって、泳いじゃえ〜と、レギュをくわえて無理矢理にエントリーした。
←「行ってきまーす」と、桟橋に向かってピース。 |
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デビッドとやまちゃん。 |
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今回は参加した娘に、ジャックがBCジャケットを着せてくれているところ。 |
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いよいよ潜航。娘もデビッドとしっかり手を繋いで。
この頃になると耳抜きもうまくできるようになって、なかなか上達してきたようだ。
しかし、まるでカエルの水死体が引っ張られているようなダイビング姿勢は相変わらずである。 |
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透明度が悪いのでわかりづらいが、以前紹介したシーウォーカーを体験する人たちの姿が見えてきた。
みな水着姿で空気が送られてくるヘルメットを被り、海底に膝をついて餌づけをしている。
「ビキニのお姉さんだぁ♪」と、やまちゃん大喜び。 |
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このあたりは餌づけがあるため、チョウチョウウオやハタタテダイなどの姿がたくさん見られる。 |
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初めて見た、「オジサン」という名前のヒメジ科の魚。英語の名前は「ゴートフィッシュ」、つまりヤギ魚だ。
顎に長い髭があるためオジサンにされたりヤギにされたりするわけだが、白っぽくなったり紫色になったり色彩を変えることもある魚だ。 |
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カンモンハタ。いつもサンゴの上でじっとしていることが多い。 |
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海のトランペット、ヘラヤガラ。 |
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ポケットからパンを出して餌づけを始めるや、集まる集まる、チョウチョウウオが大集合。
綺麗で可愛いチョウチョウウオは海のアイドルと言っても過言ではないだろう。 |
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もちろんクマノミもわたしにとっては最大のアイドルだ。クマノミを見ているだけで1時間は優に過ごせるだろう。
しかし、それでエア切れを起こして亡くなるという死亡事例もあるそうなので、要注意だ。
(mic21のブックコーナーで「海で死なないための安全マニュアル100」を立ち読みしていたら、クマノミに見とれていて死亡した女性ダイバーの事例が載っていた。やっぱり女性はクマノミが大好きなのねっ) |
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ところで潜っているとき、いつもとは違う「ちーっ」という音が耳に伝わってきていた。
浮上してみて初めて、わたしは音の発生源と理由を知った。
雨が降っていたのである。
「ちーっ」というのは海面が雨で叩かれ発生した音が水を伝って、そう聞こえているのだった。
日差しが届かなくなり、外はちょっと寒くなっていた。むしろ海の中の方が暖かいくらいだ。
温水シャワーがあればいいのだが、あいにくここには水のシャワーしか設備がない。いやしかし、常夏の島グアムでこんなに寒い思いをするとは。 |
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伊豆のエントリーポイントにはお湯の入ったバスタブが置かれてあって、暖をとることができる。非常にありがたいし、きわめて日本でもある。
装備を置いたあと寒くてたまらなくなり、わたしは海に入って暖をとった。 |