 |
|
 |
|
 |
|
| アレクサンドル3世橋 |
 |
セーヌ川左岸にあるナポレオンが眠るアンヴァリッドからずっと歩いていくと、グラン・パレとプティ・パレの間の[チャーチル通り]に向かって架けられた、ひときわ壮麗な橋がある。パリで一番美しいといわれる「アレクサンドル3世橋」である。
現存する鉄の橋としては2番目に古く、1900年のパリ万博を記念して、ロシア皇帝ニコライ二世が贈った。皇帝の父の名が「アレクサンドル三世」というわけである。
エッフェル塔の鉄骨の技術を用いて、たった1つのアーチで橋を支えている。
ちなみに、橋の向こうに見えるグランパレも同じ万博のために造られた。
パリの素晴らしいところは、グラン・パレとプティ・パレ、そして反対側のアンヴァリッド方面の眺めとの調和がきちんと取れていることである。けっして景観を壊すことなく、ゴージャスながらも控えめな所もいい。
橋の四隅の石柱には、金色の女神とペガサスの彫刻がまばゆく輝いている。 |
 |
 |
 |
 |
 |
セーヌ川ナイトクルーズで撮影した欄干部分。下から見ても見ごたえのある橋だ。
それにしても、欧米人というのは個人名を橋や広場、空港などに付けるのが好きな人種である。橋に贈呈主のお父さんの名前をつける感覚なぞ、日本人にはちと理解しづらいものがある。帝王の名前をそう安々とそこら辺に付ければ人々に敬称なしで呼ばれることになるのだから、名前に対する感覚が欧米と日本とでは違いのだとつくづく感じたのだった。 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|