塩化物泉
行ったことのある
温泉−塩原(栃木)
該当する温泉−塩之沢(山梨)、芦原(福井)、城崎(兵庫) |
ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)
- 別名 「熱の湯」「温まりの湯」などと言われる。
- 温泉水1kg中に含有成分が1g以上あり、陰イオンの塩素イオン、陽イオンのナトリウムイオンが主成分のもの。
- 含有する塩分の量により弱食塩泉(100〜500mg)、強食塩泉(1000mg以上)に分類される。
- 日本に多い泉質。
入浴後、皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐため保温効果がよいので、「熱の湯」などと呼ばれる。体が良く暖まるので、「子宝の湯」と呼ばれている温泉もある。
《効能》飲用すると胃液の分泌や胃腸の運動が盛んになるので、「胃腸の湯」として知られるものも多い(但し、高血圧、心臓病、腎臓病、むくみのある体調のときは、大量の飲泉は避ける方がよい)。口に含むと塩っ辛い。 |
| ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(重曹泉) |
炭酸水素塩泉
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ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)
- 別名「冷えの湯」「美人の湯」(ヨーロッパでは「肝臓の湯」)と言われる。
- 温泉水1kg中に含有成分が1g以上あり、陰イオンの炭酸水素イオン、陽イオンのナトリウムイオンが主成分のもの(結合すると重炭酸ナトリウム(重曹)を構成する)。
- 含食塩重曹泉や含芒硝重曹泉などのように、いろいろな種類の塩類を含むものが多い。
- 皮膚表面から水分の発散が盛んとなり、体温が放散し清涼感があるので、「冷えの湯」ともいわれる。
《効能》重曹は皮膚の表面を柔らかくし、皮膚の脂肪や分泌物を乳化して石鹸で洗ったようにツルツルするので、古くから「美人の湯」とい
われ、皮膚病によい。また胆汁の分泌を促し、肝臓、すい臓の働きが活発になるので、胆石、胆のう炎、糖尿病、痛風、尿酸結石などにもよい。吸入やうがいをすると、たんの切れがよくなり、気管支炎や喉の炎
症を和らげる。飲用すると胃酸を中和し、慢性胃炎によい。胃酸分泌の少ない場合は、食後に少量冷たくして飲み、過酸症の場合は、食前に温かい重曹泉を飲むと効果がある。 |
| ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉) |
| 硫酸塩泉 |
ナトリウム−硫酸塩泉(芒硝泉)
別名 「脳卒中の湯」「中風の湯」「傷の湯」などと言われる。
- 温泉水1kg中に含有成分が1g以上あり、陰イオンの硫酸イオンを含むもの。
- 陽イオンがマグネシウムだと「正苦味泉」、ナトリウムだと「芒硝泉」、カルシウムだと「石膏泉」。
- 「正苦味泉」は、世界でも数少なく、日本でも、芒硝や石膏など他の成分と一緒に少量の硫酸マグネシウムを含むものがほとんど。
《効能》硫酸塩泉の3つの泉質は、基本的には硫酸イオンの影響が大きいため、いずれも血管を拡張して血液の流れをよくするので、高血圧症、動脈硬化症によい。
芒硝泉と呼ばれるものは慢性便秘や肥満症に利用され、外傷にも効く。また胆汁分泌を促して腸の運動を盛んにするので、便秘、糖尿病、痛風、胆道疾患などに有効。 |
カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)行ったことのある温泉−法師(群馬)
《効能》カルシウムに鎮静効果があるので、リウマチや打ち身、皮膚病、火傷、痔、捻挫、じんましんなどにも有効。また、硫酸カルシウムが腸や胃などから吸収されると脂肪の酸化が高められ、新陳代謝がよくなるので、便秘や肥満によい。また、芒硝泉と同じ作用もある。ただし、皮膚の弱い人や光線過敏症の人は避けるようにしたい。 |
マグネシウム−硫酸塩泉(正苦味泉)行ったことのある温泉−万座(群馬)
《効能》高血圧を下げる効果が大きいため、脳卒中などの予防や後遺症のリハビリ、動脈硬化などに利用され、「脳卒中の湯」と呼ばれる。 |