<鉄輪温泉編>
ロビーで「お昼寝マンボウ」さんにお会いした。思っていたより若くてステキな方だ。名人を達成したときの「別府八湯 表泉家」のスパポートを見せてもらい、感心することしきり。現在、4巡目だとか。筋金入りの名人ですね。さっそく車に乗せていただき、鉄輪温泉へ向かう。

鉄輪温泉(かんなわおんせん)

別府でも鉄輪温泉はもっとも温泉数が多くて密集して立ち並んでいるところのように思う。これは元湯。入っていないが、こういう渋い公共湯があちこちにある。
しかも、至るところで白煙がもくもく、まるで海岸線の工場地帯みたいに上がっているのだ。

谷の湯
とってもわかりにくい裏手にひっそりと建つ「谷の湯」。利用料70円。究極の渋さ、まさに共同湯の王道をいっていると言えよう。 男湯。奥に不動様が祭られている。夜、一人で入っていたらちょっと怖いかも。ありがたいと言えばありがたいのだけど。昔はこの台座に源泉があったが、今は枯れてしまったそうだ。
当然ながらきれいとは言えない浴室です。共同湯めぐりに慣れない人を連れてきたら、拒絶されるかもしれません。でもわたしはボロければボロいほど興味深い。ホテル白菊の超豪華な大浴場から一転、ゲロ渋の共同浴場へ・・・この落差がもうたまりませ〜ん。
お湯は無色透明、なめると薄い塩分とゆで卵の味がした。       

鬼石の湯
次は新しくできたばかりという、「鬼石の湯」へ。鬼石坊主地獄源泉。 男湯の内湯。薄いブルーのお湯で、「いちのいで館」のお湯とよく似ている。
露天風呂。写っていないが、大きなザボンが三つ、ぷかぷかと浮いていた。 2階のデッキにある展望風呂。やはりここにもザボンがあるが、なぜか出されてしまっている。ここは下のお湯ほど青くない。

おにやまホテル
ツアーに付属の湯めぐりパスポートを利用し無料で入った「おにやまホテル」。広い露天風呂が売り。かつては混浴だったが、木の壁で区切って女湯の方は規模がこれより小さい。視界がない閉鎖的な印象だが、広いので気持ちがよかった。階段を降りたところに滝湯があるので行ってみたが、後から混浴だと聞いて驚いた。誰もいなかったからよかったけど、「この先は混浴です」の注意書きくらい欲しいところだ。
 
次に向かったのは、別府駅周辺の別府温泉。商店街や住宅街の一角になにげに出現する朽ちかけたような公共湯。そこで湯を使う人たちの暖かさに思わず心が和む。


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