<明礬温泉編>

明礬(みょうばん)温泉に到着。なんかあちこちの土地から白い煙が上がっている。最初の温泉は紺野地獄源泉の別府保養ランド。古くは「豊後風土記」にも記載され、湯池の前面が紺色に沸き返っていたところから「紺屋地獄」と呼ばれたそうだ。ここの泥湯を楽しみに訪れたのだが、適度な噴気と腐食粘土層、地下水とが恵まれた条件のもとでのみ「鉱泥」となって産出される、全国的にも珍しいものらしい。


別府温泉保養ランド
まず最初に「別府温泉保養ランド」へ。すごく古びた建物だ。入ってすぐのところで料金を支払い、階下の浴室入り口で入浴券を渡す。1050円は高いと思うが、受付では26年前からこの値段だと言っていた。 脱衣所のすぐ前にはコロイドの湯。コロイド硫黄を多量に含んでいるため、「美肌・美白」に効果があるとのこと。乳白色の湯に硫黄の香り。
ここが珍しい泥湯。熱伝導が悪いため、上の方はぬるく、下の方が熱くなっておいる。右の壁側に熱い湯が注がれるため、そちらに行くと足が伸ばせないほど下の方が熱い。そのため皆、通路側に偏っているのだ。ここの泥は灰色で砂利まじり。成分が強いので小学生以下は入らないようにという注意書きがある。 水虫治療のための治療室。足をじかにつけるので はなく、タオルにひたして患部にあてるのだそうだ。

            
内湯から露天へ出るドアがあるのでタオルを前に垂らしただけで出てみたら、おっと〜男性にニアミス! 慌てて引き返すと、内湯に浸かるおばちゃんたちが「大事なところだけ隠して知らん顔で行っちゃえばいいんだよ」と豪快に笑う。まだその境地に達していない未熟者ゆえ、そんな恐ろしい真似はとてもできない。でも露天の泥湯は行ってみたい。内湯で仲良くなった女性を誘ってみると、行きたそうにしている。そこで一緒にバスタオルを取りに脱衣所に戻り、体に巻いて二人で外に出た。女はやっぱり基本的につるむと大胆になれるものなんだな。一人じゃちょっと行けなかったかも。
ものすごく広い鉱泥大浴場が二つあり、奥側の方は入り口が男女別に分かれている。中では一緒になるのだが、入り口に仕切りがあるのでその影でバスタオルを外して浸かれば大丈夫。内湯の泥に比べて白く、キメが細かい。砂利の混入も少なく、滑らかな泥なので体にこすり付けるのが楽しい。ねっとりとした泥にお尻がムニュッとはまり、なんとも言えない気分。思わず泥遊びをしてしまった。


保養ランドを出て車に乗り、坂道を登って山側へ。すると明礬地獄が現れた。有料で地獄見物ができるようになっている。


明礬地獄
もうもうと煙を上げる明礬地獄。 道路を挟んで反対側、湯の花採取小屋。
明礬地獄内の有料見学コースに採取小屋の再現がある。草津温泉の湯の花と違い、大きくてざらざらした結晶体だ。
明礬地獄のすぐ前にある岡本屋売店。湯の花制作もこちらでやっているらしい。
ここの名物は「地獄蒸しプリン」。ここで一個食べたが、あまり甘くないプリンに苦味のあるカラメルソースが絡んで、とても美味。さらに二個買って、ホテルで食べた。そして翌日、6個入りを買い飛行機に乗せて持ち帰るほど気に入った一品でした。

鶴寿泉
車で帰る途中、前を通りかかって発見した地元住民向けの公共湯・鶴寿泉。草津温泉や渋温泉の外湯に似た造り。 浴室も今までまわってきた公共湯と非常にそっくり。薄く白濁した熱いお湯。                              

地蔵泉
11日の湯めぐりで訪れた「地蔵泉」。お賽銭で入浴できる。 白濁した硫黄泉があふれた浴槽がでーんとあるだけの浴室。注意書きには「ここは湯治場で銭湯ではないので洗髪しないでください」とある。

            
 
さて、もう時刻は3時をまわってしまったので、ホテルにチェックインしなくては、ということでホテル白菊に向かいます。ここは別府駅から徒歩10分、別府公園そばの閑静な立地が魅力の高級ホテルです。


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