<羽田〜観海寺温泉編>

毎週のようにキャンプに明け暮れたこの3年半だったが、いつかゆっくり宿に泊まって子抜きで温泉を楽しみたい、という想いが強くなってきた。そこで夫婦二人だけでツアーを予約し、別府温泉へ。たった一泊だけの贅沢、たまには許されるよね・・・。
今回湯めぐりするのは、大分県別府市の「別府八湯」と呼ばれる世界有数の温泉地帯。
別府八湯とは別府、鉄輪、明礬、観海寺、亀川、柴石、堀田、浜脇の各温泉郷から構成される。日本全国の約1割に相当する約2,850箇所の源泉数を誇り、世界中に存在する11種のうち10種の泉種を有している。
11種とはなんぞや?

羽田空港〜大分空港

9時15分発予定のJAL便。飛行機に乗るのは実に7年ぶり。ちょっとドキドキ。 無事離陸。しばらくすると美しい山脈が見えてきた。
ドリンクサービスを受けたり、それをパパがこぼしたりしているうちに、あっという間に大分空港に到着。飛行機が飛んでいる時間はたったの1時間ちょっと。えーもう九州なの? と驚く。 飛行機から出ると、とても暖かいことに気づく。気象的にも暖かい空気が流れてきているとのことだが、地中海気候なので冬でもそんなに厳しい寒さにはならないと聞いた。

空港前にあるレンタカー屋さんで、予約しておいたカーナビ付ヴィッツを借りる。すぐさま観海寺温泉
「いちのいで館」を検索、途中電話で確認しながらたどり着いた。

観海寺温泉(かんかいじおんせん)



えっと驚くような急な坂道を登り、「いちのいで会館」へ。1階が食事を作る厨房、上が食事処になっている。ここで食事をすれば温泉は無料なんだって。もとは仕出屋さんらしい。 これは自家源泉の証? もうもうと白煙を上げるやぐら、その足元からは温泉が漏れだしていた。
お姉さんにここのシステムについて説明を受け、「お風呂にしますか、お食事にしますか」と聞かれる。わたしたちは迷わずお風呂を選択。別府到着後初の温泉に心がはやり、いそいそと露天風呂へ。今日は偶数日なので、男「景観の湯」、女「金鉱の湯」になっていた。 こちらはプールのように広い「景観の湯」。別府の街から別府湾まで見渡せ、はるか四国まで眺められるという絶景の湯だ。薄いブルーの湯が神秘的。気温が低いと、もっと濃い青になるという。
こちらは「金鉱の湯」。「景観の湯」に比べると規模も小さく、眺めもイマイチだが、泉質は同じで淡いブルー。おおーこんなの初めて、美しい。肌触りはわずかにスベスベする感じ。 右にある茶色の建物は蒸し湯。別府ではこれでもかというくらいお目にかかる蒸し湯だが、ここが初体験。温泉の蒸気を利用したサウナだ。

さてお食事タイム。だんご汁定食(¥1000)。
お姉さんは、「お風呂に水の設備がないのでお食事をしてもらってご入浴いただくようになっています」と説明していた。いまひとつ意味不明だが、食事つきのお風呂が1000円と思えば、安いもんだ。
ところで、「だんご汁」というのでてっきりダンゴが入っているものと思っていたが、山梨の「ほうとう」のような平たいうどんが入っていた。もっちりと硬めで美味しかった。のちに帰りの大分空港で食べたものとは格段に歯ざわりが違う。

別府湾を眺めながらの食事に思わずくつろいでしまったが、のんびりもしていられない。次は明礬温泉に行かねば。すっかり重くなってしまったパパの尻を叩いて、レンタカーに飛び乗る。

脚注世界に存在する温泉11種とは、1「単純温泉」、2「二酸化炭素泉」 、3「炭酸水素泉」 、 4「塩化物泉」、5「硫酸塩泉」、6「含鉄泉」 、7「含アルミニウム泉」 、8「含銅―鉄線」、
 9「硫黄泉」、10「酸性泉」 、11「放射能泉」 である。このうち別府八湯にないのは放射能泉のみ。


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