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 ■平成17年6月17日訪問、宿泊

戸倉温泉 みやこ屋
住 所 長野県千曲市戸倉温泉3055  пF026-275-0039
アクセス 上信越自動車道 坂城ICより7キロ。
長野自動車道・更埴ICより7キロ。
公式サイト http://www.3858.jp/
日帰り入浴 外来不可。
泉 質 単純硫黄泉(低張性アルカリ性温泉)
源泉名:戸倉温泉源泉開発協同組合  源泉温度 41.6度  pH 9.2
総成分:284.5mg/kg
効 能 腰痛、神経性リウマチ、気管支炎、やけど、疲労回復、慢性中毒症、糖尿病、皮膚病、精神麻痺、成人病、婦人病等
設 備 男女別内湯各1、リンスインシャンプー、ボディソープあり
明治36年開業の由緒正しい和風温泉旅館である。日帰り入浴は受け入れていない。
玄関やロビーは風格あるたたずまいだが、奥へ入っていくと、いい意味でボロくて、なかなか味がある。
高校のハンドボール部の女子たちが合宿のため、たくさん泊まっていた。
こちらは女湯の「湖衣姫の湯」。湖衣姫(こいひめ)というのは諏訪頼重の娘で、武田氏の人質となり、のち信玄の側室となって勝頼を生んだ諏訪御料人の小説での呼び名である。
見た目、無色透明でなんの変哲もなさそうな印象だが、なかなかどうして戸倉温泉の底力を感じさせてくれる湯だ。浸かっていると肌がツルッツルになってきて、もうウットリするほどだ。ぬるぬるした感触はなくて、とにかくツルツルする。さすがに美肌の湯と言われているだけのことはある。
注ぎ口のところでは硫黄の香りが漂い、浴槽の端からはお湯が掛け捨てられている。
加熱循環しているらしく、浴槽の底からお湯が注入されている。長野県が公表している温泉の利用状況一覧を見ても、「一部循環、塩素投入あり」と書かれている。しかし、加熱のための循環のようだし、塩素の匂いはしない。しかも、シャワーからは源泉が出ており、浴槽のお湯より塩素の匂いが強い。そのため髪を洗っていてもツルツル、ツルツル。気持ちがいいったらありゃしない。一部循環のためかHPでは「掛け流し」を謳っていないが、ほぼ掛け流しに等しいと思っていいだろう。
わたしが入ったのは土曜日の午前3時頃。誰も入っておらず、ちょっと恐いくらいだった。でも、貸切状態で伸び伸び。何度も出たり入ったり繰り返し、とてもよく温まった。
こちらは男性用の庭園大浴場。女湯より大きめで温室風。
夜間だけでも男女入れ替わり性にしてくれたら嬉しいと思う。






   ■平成17年6月18日訪問
 

戸倉国民温泉
住 所 長野県千曲市大字戸倉字芝宮2228-2  пF026-275-0457
アクセス 上信越自動車道 坂城IC〜戸倉温泉
公式サイト http://kokumin-spa.cool.ne.jp/index.html
日帰り時間 8:45〜22:00
定休日 毎月1回2日(2日が祝日の場合、翌日が定休日。土日にあたる場合は、翌週火曜日)
料 金 大人(中学生以上) 280円
小学生 120円
幼児 70円
泉 質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)  源泉温度 38.5度
源泉名:新戸倉温泉 戸倉国民温泉二号泉  PH 8.97  成分総計 332.6mg/kg
湧出量 250リットル/分
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の こわばり、うちみ、 くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進等
設 備 男女別内湯各1、備品なし
看板がなければ普通の家屋と思ってしまいそうな、庶民的日帰り温泉。正式には「戸倉国民温泉」というのだが、それにしても大層なネーミングである。日本国民なら入れと言わんばかりだ。よし、わたしも日本国民だ、入ってやろうじゃないの。
青い瓦の下をくぐると、中は奥まった造りになっている。下駄箱と番台さんのいる入り口がある。券売機はなくて、番台さんに直接お金を払うようになっている。
営業が始まる8時45分ちょっと過ぎに到着したのだが、浴室にはがしがし体を洗うおばちゃんたちが数名先着していた。
みな知り合いらしく、なんやかやと世間話をしながら背中を洗ってあげたり、まるで自分ちのお風呂場のようなリラックス空間だ。
お湯は無色透明で、強烈な硫黄臭などはしない。湯口のところで、なんとも言えない奥ゆかしい硫化水素臭が香ってくる。お湯を飲むと、ほんのり卵味。ここから北西90mの所に自家源泉があり、毎分100リットルを湯口から掛け流しにし、シャワー、カランにも供給しているそうだ。
お湯に浸かっていると細かな気泡がうぶ毛に付着してきて、肌がツルツルしてくる。
洗い場のシャワーは温泉銭湯によくある据え付けタイプで、頭が非常に洗いにくい。それでも悪戦苦闘して洗っていると、背後で不意に騒ぎが起った。「あらやだぁー!」という声が上がったので何事かと振り返ると、「う○ちが浮いていた」とか。げげっ。その「うん」と一緒にわたし、浸かっちゃったよ。おばちゃん、すぐに洗面器ですくって捨てたそうだが、しばらくはどうしてよいのかわからず呆然としてしまった。発見者のおばちゃんは「○△さんの奥さんが一番最初に来て、さっき出て行ったわ」と、犯人を推測していた。
犯人なんか、どうでもいい。問題は浴槽のお湯だ。頭と体を洗って、また浸かろうと思っていたのに。さっきまで「うん」がプカプカ浮いていたお湯に、わたしは入るべきか、それともやめるべきか? 
結論は、ちょっと待って入る。これしかない。
掛け流しで、加熱のための循環もなし。となれば、少し待っていれば浴槽内は入れ替わるだろう。とは思ったものの、なんだか気持ちが悪い。上がる際、シャワーで丁寧に体を洗って出てきたのは言うまでもない。
「う○ち騒動」で思わずお湯の印象が薄れてしまったし、「瑞祥」のようなインパクトはないが、なかなかいいお湯だと思った。



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